唐沢俊一検証blog

唐沢俊一氏の検証をしてきたブログ(更新は終了しました)

2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

『唐沢俊一のトンデモ事件簿』パクリ疑惑・その3。

『唐沢俊一のトンデモ事件簿』(三才ブックス)CASE10「なぜ死刑は必要か」より。 この時代、京の処刑場として有名になったのが“六条河原”(現在の京都市下京区)である。六条河原は、六条大路末の鴨川河原一帯を指し、当時京都の死体葬送地であった鳥辺野(…

ダメなブレインはガセとパクリを乱射する。

nofrillsさんが唐沢俊一の「イギリス人とテロの深い関係」(詳しくは10月27日の記事を参照)について徹底的に検証しています。面白くてためになるのでおすすめです。 で、今回も唐沢俊一によるイギリスに関係した文章の話である。これも実にヒドい。なにしろ…

1968への片想い。

「フィギュア王」№129掲載『唐沢俊一のトンデモクロペディア』第42回「68年のパンドラの箱」は実にヘンな文章である。以下説明する。 私は現在のカタチの日本社会の基礎となるものが出そろったのは、1968年だと認識している。いや、出そろった、という言葉で…

唐沢俊一は『宇宙戦艦ヤマト』のファンではなかった。

唐沢俊一が『トンデモ美少年の世界』(光文社文庫)で、「自分は『宇宙戦艦ヤマト』のファンではない」という文章を書いていたという衝撃的な情報が唐沢俊一スレッド@2ちゃんねる一般書籍板に書き込まれ、その話は「トンデモない一行知識の世界」でも紹介…

「イギリス人とテロの深い関係」のまとめ&パクリ発見。

『唐沢俊一のトンデモ事件簿』(三才ブックス)収録の「イギリス人とテロの深い関係」は、既に何回か記事にしたように間違いだらけである。というかイギリスをかなりナメた文章である。そこで今回はコラム全文を紹介しつつ、今までのおさらいもしていきたい…

外貨を稼いで凱歌をあげよう。

「ラジオライフ」12月号掲載『唐沢俊一の古今東西トンデモ事件簿』第39回「呪われた船」の冒頭の文章。 不景気に悩む日本の産業で、唯一気を吐いているのがアニメ産業である。今や世界を相手の輸出品として、日本のアニメは外貨を稼ぐ筆頭商品なのだ。 どう…

「ラジオライフ」12月号に『唐沢俊一の古今東西トンデモ事件簿』は何事も無く掲載されていた。

今日発売の「ラジオライフ」12月号に『唐沢俊一の古今東西トンデモ事件簿』は掲載されていた。先月号での盗用(詳しくは10月6日の記事を参照)について特に意見が発表されているわけでもない。やっぱり、自分が「ラジオライフ」編集部に電話した時に、豊田拓…

オーソン・ウェルズとシドニー・シェルダンの心境やいかに。

「裏モノ日記」10月23日のタイトルは「イエティのドリッパー」。受けの文章は「雪男と雨男。」…もしかして『家出のドリッピー』のことかな?雪男もコーヒーを飲むのかも知れないけど。こういうポカは嫌いじゃないなあ。一応念のためにページは保存しておこう…

バラバラな頭じゃ事件の解説もできない。

唐沢俊一スレッド@2ちゃんねる一般書籍板の荒らしの人は、昨日は当ブログにコメントを寄せた後も唐沢スレを荒らしていて元気そうだった。やっぱりAAで荒らされている間は書き込みで荒らす人が出てこなかったのだが。それにこんな書き込みもあった。 208 名…

東大で唐沢俊一に声をかけたのだが。

ことの発端は日曜日の夜である。仕事から帰ってきて唐沢俊一スレッド@2ちゃんねる一般書籍板をのぞいたら、唐沢俊一が月曜に東大で講義をすることが話題になっていた。で、岡田斗司夫が「東大非常勤講師」の肩書きを利用していたことや、岡田斗司夫にゲス…

イギリスの知識は問題ガイ?

『唐沢俊一のトンデモ事件簿』(三才ブックス) CASE17「イギリス人とテロの深い関係」P.163より 思えばイギリスというのは妙な国で、爆弾テロを、お祭りの日にしてしまうのである。 イギリスの毎年11月5日はガイ・フォークス・デイといって、花火を盛大に打…

唐沢俊一何回目かのガセネタ。

「フィギュア王」№115『唐沢俊一のトンデモクロペディア』第28回「シンドバッド、死す」より。 上記のジェリー伊藤のセリフ、“奇跡は今でもアリマス”を体感したのが、映画『シンドバッド7回目の航海』を見たときであった。マシューズはその映画の主人公、“シ…

瞑眩・ベッケナーはラーディッシュの艦長。

「トンデモない一行知識の世界」で唐沢俊一が『カルト王』(幻冬舎文庫)で漢方の「瞑眩」(めんけん・めんげん)が「副作用にあたる」とガセを書いてあることが取り上げられている(それにしても『カルト王』のカバーは今見るとキツいな)。実は同じことが…

『日本霊異記』は唐沢俊一の領域ではなかった?

田中秀臣さんにトラックバックしていただきました。「と学会=利権集団」の話について「裏モノ日記」2008年7月31日に関連する記述があったことを思い出したので紹介しておく。 知人のブログに、誰だかがと学会のことを利権集団とののしっていた、 とあって大…

Wボケに対応するのは大変だろうな。

唐沢俊一『猟奇の社怪史』(ミリオン出版)には、月刊「ラジオライフ」に連載されているコラム『唐沢俊一の古今東西トンデモ事件簿』からも4本収録されている。そして、『猟奇の社怪史』に収録されたコラム4本はすべて『唐沢俊一のトンデモ事件簿』(三才ブ…

『オタク論!』を読むのにひとくろんする。

「創」11月号に掲載された唐沢俊一と岡田斗司夫の対談『オタク論!』第11回「日本貴族奴隷党に二票(後)」は、前篇と同じくよくわからない内容であった(前篇については8月10日の記事を参照)。まずはこの発言から。 岡田 収入のある人のところには厳選され…

ようやく要約を覚えたと思ったら。

唐沢俊一スレッド@2ちゃんねる一般書籍板になにやらこんな人がいた。 117 名前:無名草子さん[] 投稿日:2008/10/13(月) 00:06:36 検証blogの中の人、行動力あるなぁ例の唐沢蔵書頒布会に行ってきたとの事。 それ以外にもパクラれた大学教授に問い合わせし…

『唐沢俊一のトンデモ事件簿』パクリ疑惑・その2。

『唐沢俊一のトンデモ事件簿』(三才ブックス)CASE19「憤懣と鬱憤、怨念のコトバ」には、『無限回廊』の「ピアノ騒音殺人事件」と似た文章が随所に見受けられる。ただし、今回は丸写しというわけでもなく、唐沢が自分で書いた部分も数多くあるからパクリか…

題名を覚えない盗作家。

『社会派くんがゆく!』vol.81で、唐沢俊一と村崎百郎が間瀬元朗『イキガミ』(小学館)の盗作疑惑について触れている。まずこの2人が盗作について触れている時点で噴飯物である。唐沢の『新・UFO入門』盗用事件について『社会派くん』ではまったく触れられ…

「世界の三面記事・オモロイド」さんが唐沢俊一のパクリについてコメントを発表した。

唐沢俊一が月刊「ラジオライフ」2008年11月号に掲載された『唐沢俊一のトンデモ事件簿』で「世界の三面記事・オモロイド」さんから盗用をしていたことは10月6日の記事で書いたとおりだが、被害者である「オモロイド」さんがこの件についてコメントを発表され…

大頒布 殴りこみ。

前にも書いたことがあるのだが「唐沢俊一検証blog」の中の人は割りとオタクである。連休の真ん中である今日は東京ビッグサイトまで行って「DreamParty」を見に行った。コスプレイヤーやら痛車やらを見た後で、フィギュアが欲しくなったので秋葉原まで足を伸…

「作家と食人」パクリ対応表。

唐沢俊一が「ラジオライフ」11月号掲載の『唐沢俊一の古今東西トンデモ事件簿』第38回「作家と食人」で「世界の三面記事・オモロイド」から盗用していたことは、10月6日の記事で取り上げたが、これについても対応表を作ることにした。パクリ元の「世界の三面…

ガセビアが多すぎてほんとうに怖い。

「笛育市更新日記」さんにまたしても『シグルイ』ネタが。元ハガキ職人の血が騒いで思わずまたやってしまった。 「身内の学会員である唐沢俊一が時折このような盗用にふけるのを見て見ぬふりをする情がと学会員たちにも存在した」(第十八景「蝉しぐれ」より…

唐沢俊一は反省なんかしない。

「唐沢俊一さん盗作問題ウォッチャー」のネタに笑ってしまった。 黒い帽子のライター ラジオライフに原稿書いたら J−CASTにのった むーだん むーだん 「シグルイ」 山口貴由 南條範夫・山口貴由『シグルイ』(秋田書店)は自分も好きなので、ひとつやっ…

マクラのせいでお先マックラ。

「裏モノ日記」2008年10月7日より。 昼は弁当。 何か体調不良、仕事も進まず、食欲もあまりない。 気圧のせいだろう。 Tくんから電話、ちょっと話す。 4時に家を出て、仕事場。 届いた荷物とかの開封、整理。 ゲラ赤入れ。 この「Tくん」というのは「ラジ…

「ゴールドラッシュとカニバル(人肉食い)」パクリ対応表。

唐沢俊一が『唐沢俊一のトンデモ事件簿』(三才ブックス)掲載の「ゴールドラッシュとカニバル(人肉食い)」で藤永茂先生のブログ「私の闇の奥」の記事からパクっていたのは10月7日の記事で取り上げたが、わかりやすく紹介して欲しいというコメントがあった…

『唐沢俊一の古今東西トンデモ事件簿』のパクリについて唐沢俊一がコメントを発表した。

月刊「ラジオライフ」11月号に掲載された『唐沢俊一の古今東西トンデモ事件簿』第38回「作家と食人」の中にパクリがあったことは10月6日の記事で書いた通りだが、このことがJ−CASTニュースで取り上げられた。しかし、「唐沢俊一、2度目の無断引用 コピーして…

『唐沢俊一のトンデモ事件簿』パクリ疑惑・その1。

『唐沢俊一のトンデモ事件簿』(三才ブックス)P155〜156 CASE16「ゴールドラッシュとカニバル(人肉食い)」より アメリカ開拓史中に何度か現れる人肉食事件の嚆矢として知られるのが、このシエラネバダ山脈での“ドナー峠事件”である。イリノイ州に住むジョ…

『唐沢俊一の古今東西トンデモ事件簿』連載最新回でパクリ発覚。

nofrillsさんにトラックバックしていただきました。10月4日の記事と10月5日の記事を受けて、より詳しい解説を書いています。いやあ、専門家ってすごいなあ。この「唐沢俊一検証blog」では、ヒマと根気さえあれば誰でもできる作業しかしていないし、唐…

適当すぎてIRAIRAしてくる。

町山智浩さんにトラックバックしていただきました。町山さんは昨日の記事を受けてより深いツッコミをしているのでぜひ読んでみてください。IRA関連は自分ももっと突っ込んでおくべきだったと反省したので、今日はIRAに関連したガセビアを取り上げてみる。『…