大頒布 殴りこみ。
前にも書いたことがあるのだが「唐沢俊一検証blog」の中の人は割りとオタクである。連休の真ん中である今日は東京ビッグサイトまで行って「DreamParty」を見に行った。コスプレイヤーやら痛車やらを見た後で、フィギュアが欲しくなったので秋葉原まで足を伸ばした。萌え系や燃え系のフィギュアを見た後で(目当てのフィギュアは値段が高くて手が出なかった)、ついでに東京都中小企業振興公社秋葉原庁舎で行われている「TokyoBookManiax」ものぞいてみる事にした。「唐沢俊一の本棚」という当日企画をやっているというのだ。唐沢のサイトによれば次のような企画らしい。
★TokyoBookManiax当日企画 「唐沢俊一の本棚」
10月12日に行います、評論系オンリー同人誌即売会「TokyoBookManiax」の当日企画として、「雑学の先生」でおなじみの作家・唐沢俊一さんの蔵書の一部を公開・頒布いたします!
古本マニアとして知られる氏の蔵書はまさに「知のごった煮」。
新しい本から古い本まで、ありとあらゆる種類の本を放出いたします(いわゆる「稀覯本」はありません。むしろ「普通の人には値打ちが感じられないへんてこりんな本」のほうが多いです)。
注目は「トンデモ洋書」。「よくまあ××という人種は、こんなヘンな本を考えるもんだなあ」と感心・呆れることしきりのビックリ本を大量放出!
売れ残りを持って帰るのはイヤなので、終了間際には激安タイムセール実施予定! もってけドロボー!!
会場は静かな雰囲気で(それまで「DreamParty」にいたせいでそう思ったのかもしれない)、「唐沢俊一の本棚」のコーナーも数人が見ているだけだった。予想通り唐沢俊一はいなかった。自分は遅めに来たから早い時間ならいたかもしれないが、もし見かけたら「J-CASTニュースを見ましたが大変そうですね」くらいは言おうと思ってたので残念(そういえば今日更新された「裏モノ日記」も盗用について触れていない。バックレる気ですかそうですか)。あとバーバラこと大内明日香女史らしき女性の姿もあった。で、「唐沢俊一の本棚」の中身だが…、別に普通かな?という印象。「普通の人には値打ちが感じられないへんてこりんな本」はそんなになかったような気がする。新書が多かったし。まあ、『もえたん』とか『ふたりエッチ』とかあったけど。本の数は相当なもので、これだけの本をしっかり読みこなせていればかなりの知識を身につけることが出来るはずだと思った。あくまで「しっかり読みこなせていれば」の話だが。それから芦辺拓氏の本が何冊かあったのと岡田斗司夫『The otaku diary 』があったのは少し気になった。「今までの人生で10万冊を読破した!」というアオリをやらかした『ビジネスマンの強化書』もなぜかあった。
さて、これらの本はサイトでのお知らせ通り頒布されていた。「マンガ・文庫100円 新書200円 その他300円」という値段つきで。…まあ、「頒布」という言葉は「無料で配る」という意味に限定されているわけではないから別にいいんだけど(サイトにも「激安タイムセール実施予定!」とある)。特に検証に役立ちそうなものは無かったので、唐沢の蔵書は買わなかったけど、唐沢俊一にこれからの人生をサヴァイヴしてほしいという願いを込めて(文筆業でサヴァイヴしてほしいわけではないが)『文筆業サバイバル塾』の本を買ってみた。検証の対象になるし、この本を今の状況で読んだら楽しそうだしね。
というわけで、残念ながら唐沢俊一に声をかけることは出来なかったが、どのみち冬コミでお目にかかれるのだから気にしていない。それに冬コミ以外でもイベントに行くことがあるかも知れないしね。
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