2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧
「問題が幾たびも大ありー」で「裏モノ日記」での言葉の間違いを指摘して「分かりもしないのに難しい言葉を使うな」と書いておいたら、藤岡真さんに『血で描く』の中の古城賢次郎の日記にもおかしな文章がいくつかあるというコメントを頂いた。 実は『血で描…
昨日に引き続き「裏モノ日記」からのネタをいくつかピックアップしてみる。 まずは小ネタから。「裏モノ日記」2008年8月21日付けより。 往時茫々にして全て夢の如し。 「往時茫々」というのは、過ぎ去った昔のことがぼんやりとしてよくわからないことを言う…
みなさんお気づきのこととは思うが、当ブログの記事のタイトルはダジャレやおふざけが多い。正直「つまらない」とお思いの方もいらっしゃるかも知れない。なぜこんなことをするのかというと、第一には、当ブログの検証対象である唐沢俊一の「裏モノ日記」が…
昨日、mixiで唐沢俊一のDAICON会場からの逃走劇について言及した上戸ともひこさんのところへ降臨した「裏亭」さんこと唐沢俊一の見苦しい行状についてツッコミを入れたら、またもや様々な反響があった(唐沢俊一スレッド@2ちゃんねる一般書籍板も大賑わい…
この話題いつまで続くんだろう?wと思いながらも、またしても唐沢俊一のDAICON会場からの逃走劇について。 「どうして必要も無いのにタクシーを使ったのか?そしてタクシーで直接新大阪に行かなかったのはなぜか?」という疑問について、藤岡真さんが「なん…
もう正直いつも通り雑学本の検証に戻りたいのだが(ネタがたまってきてますw)、唐沢俊一の逃走劇の話題が終わらない。なぜ終わらないかというと、藤岡真さんから逃げただけならまだしも、その後「裏モノ日記」で最悪の言い訳をしたせいである。つまり、そ…
コメント欄が不調なので昨日の記事に頂いたコメントへのレスを記事にしてみることにした(いったん書き込んだ自分のコメントが消えてしまった。今は大丈夫のはずなのでご心配なく)。古賀さんのコメントから。 過去の裏モノ日記には「私は人の顔が覚えられな…
「一連の唐沢逃走劇におけるタクシー疑惑」の略なので誤字ではない。 さて、本日2本目の記事も唐沢俊一のDAICON会場からの逃走劇についてである。「唐沢逃走劇に数多くの反響」のコメント欄が盛り上がっているので、自分としても考えを書いておこうと思った…
8月23日、大阪・岸和田で行われた「DAICON7」でのイベント「大阪国際児童文学館の収蔵物を語る」に唐沢俊一が登場した。唐沢はイベントが終了する15分前に(ここは重要なので記憶しておいて貰いたい)会場を後にしようとしたのだが、そこで同じく「DAICON7…
『薬局通』P.191 薬師如来という仏様がいる。須彌山の東方、浄瑠璃国の教主であり、衆生の病患を救うというありがたい仏様だが、この像は左手に薬の壺を持っているのが特徴である。この様式が定着したのは平安時代以降で、この時代から薬物というのは医療の…
『薬局通』P.181 西洋では惚れ薬の代表はスパニッシュフライというハエの一種で、これをワインにまぜて飲ませるとどんな高貴な女性でもたちどころに恋のトリコになった、とある。こういうハエが本当にいるのかどうかは知らないが、いちおう服用させる形式で…
『薬局通』P.180〜181 まあいまではダレも信じないだろうが、昔の日本ではイモリの黒焼が絶対の惚れ薬として人気があった。明治時代になってなお、 『うそと思ひて使用してききめが有て今更に願ひ叶ひし嬉しさに恥ずかしながら御禮申上候と徳川家某氏より其…
注意!!この記事は、唐沢俊一『血で描く』の内容についてネタバレを含んでいます。 唐沢俊一の初の長編小説である『血で描く』(メディアファクトリー)を読んでみた。以前、唐沢の書いた短編小説『幽霊のいるぼくの部屋』(『怪奇トリビア』収録)を読んで…
『薬局通』P.177〜178 しかし、なかにはこういうものはすべてウサン臭いと思っている方もいらっしゃるだろうが、たとえばマムシの皮は反鼻といって、レッキとして漢方薬の一種なのである。 反鼻(ハンビ)は、マムシから皮と内臓を取り除いたもの。まったく…
『薬局通』P.158 それから、ミドリ十字という医療用薬品の大手のひとつが、これもサンシーなる避妊錠を出していた。 「一姫二太郎三サンシー」 なるコマーシャルでだいぶ売りまくったと聞いている。 サンシーを発売していたのは、山之内製薬である。現在は第…
『薬局通』P.137 なにしろ、哺乳類の総数の十分の六はコウモリなのだから。 哺乳類に含まれる動物についてのデータはいろいろあるが、哺乳類の総数は4000〜5000種類とされている。そのうち、コウモリ目に属する動物は1000種類前後。つまり、正しくは「哺乳類…
安岡孝一先生がまたまた唐沢俊一のガセビアに突っ込みを入れているけど、モトネタはこれかな?と思ったり。「3000社」というのが同じだし。『特命リサーチ200XⅡ』とはちょっとなつかしい。 では、本題。 『薬局通』P.135 ところで、先の「甘茶でかっぽれ」だ…
個人的な話で恐縮だが、「唐沢俊一検証blog」の中の人はわりとオタクである。そういうわけで今日は「オタクの祭典」と呼ばれているコミックマーケットへと朝も早くから出かけてきた。目当ての本を買い、良さそうな本を物色して一段落したところで、ふと気が…
『薬局通』P.131 ところで、銭湯といえば思い出すのが、内外薬品の頭痛薬、ケロリンの広告の入ったプラスチックの桶である。不思議に他の薬でなく、ケロリンオンリーだった。なぜだろうと思っていたら、あれは陸和商事という会社が、PRのために、銭湯に安く…
唐沢俊一『薬局通』(ハヤカワ文庫)P.79 あの男の中の男、レット・バトラーを演じたクラーク・ゲーブルも、なにかの映画の撮影中に共演中の女優に口が臭いと言われてから、一時間おきに歯をみがかなくてはいられない病的強迫観念につきまとわれていたらしい…
またしても『唐沢先生の雑学授業』(二見書房)→『史上最強のムダ知識』(廣済堂ペーパーバックス)のパターンである。 まずは『雑学授業』P.156〜158(おぐりゆかのセリフは省略)。 (前略)ドイツの化学者のシェーンバインという人は、ある日、硝酸と硫酸…
『史上最強のムダ知識』P.18 「英国王女イリザベス傳」というタイトルの古典落語が存在する。 正しくは『英国女王イリザベス傳』。「英国」「エリザベス」ときたら「女王」と当然なりそうなものだが。ちなみに、この落語のモトネタは、サー・ウォルター・ス…
唐沢俊一が2008年8月7日の「裏モノ日記」で赤塚不二夫の葬式でタモリが弔辞を読んだことについてこんなことを書いている。 彼らのつきあいのバカぶりのエピソードはわれわれのようなタモリ直撃世代なら山のように聞いて、読んで知っている。「お笑いの人間な…
昨日の記事に若干補足。 小学校で習う童謡『クラリネットをこわしちゃった』はもともとフランスの歌で、歌詞にある謎の合い言葉「オーパッキャラマード」とは、フランス語で「さあ、みんなで一緒に行こう」という意味の掛け声。(『知泉PART2』P.98) 童謡…
『創』9・10月号掲載の唐沢俊一と岡田斗司夫の対談『オタク論!』第10回「日本貴族奴隷党に一票!(前)」は、いつにも増してよくわからない内容になっている。簡単に要約すると、今の社会のあり方では勝ち組と負け組が必然的に発生してしまうから、「農奴とい…
雑学庫知泉の主宰者である杉村喜光氏の著書『知泉元祖「ヘェ〜」716連発』(二見書房)と唐沢俊一の著書の間に重複したネタが多いということは、8月2日の記事と、8月6日の記事で紹介したが、今回は続編である『知泉PART2元祖「ヘェ〜」939連発』(二見書房…
『anan』№1622は、「最新版血液型スーパーBOOK」という特集を組んでいるが、その中の「血液文化人類学/古今東西・血の文化講座<入門編>」を唐沢俊一が担当している。だが、例によっておかしな箇所がいくつかある。まず最初に。 日本には多くの妖怪やものの…
『史上最強のムダ知識』P.70〜71 しゃっくりの治療は健康保険が使えない。 理由は「プリンペランなどの吐き気止めの静脈注射」、「クロールプロマジンなどの抗精神病薬の点滴」、「キシロカイン2%を、生理食塩水500ミリリットルに溶解しての点滴」などの代…
8月2日の記事で、杉村喜光氏の著書『知泉元祖「ヘェ〜」716連発』(二見書房)と唐沢俊一の著書に重複しているネタが多いことを指摘したうえでネタを紹介したが、その後新たに重複したネタを発見したので、ここで報告しておく。文中『知泉』の文章は青字で、…
『史上最強のムダ知識』P.79 後年、アインシュタインは相対性原理を簡単に説明して欲しい、との記者の質問に、以下の例え話で答えた。 「かわいい女の子を膝の上に載せている時は、1時間が1秒のように感じられる。が、熱いストーブの上に座っている時は、1秒…