唐沢俊一検証blog

唐沢俊一氏の検証をしてきたブログ(更新は終了しました)

コミケで唐沢俊一のブースに行ってきた。

 個人的な話で恐縮だが、「唐沢俊一検証blog」の中の人はわりとオタクである。そういうわけで今日は「オタクの祭典」と呼ばれているコミックマーケットへと朝も早くから出かけてきた。目当ての本を買い、良さそうな本を物色して一段落したところで、ふと気がついた。

あ。唐沢俊一コミケに参加しているんだった

 いや、まったく素で忘れていた。もっとも思い出したところで、始発の電車でやってきて疲れているのに、何が悲しゅうて唐沢の顔を拝みに行かねばならんのか、早く戦果を確認したいのに…とあまり乗り気にはなれなかったものの、一応検証ブログをやっているのだから一度くらいは生で唐沢を見ておいたほうがいいかと思い直して行くことにした。
 唐沢のブースはビッグサイト西館「つ―01」であった(これもわからなかったのでなんとか調べた)。いざ来てみると、唐沢はブースの中にちょこんと収まって自ら売り子をやっていた。テレビや雑誌にも出ている有名人がこういうことをやっているとは、なんともわびしい気がする。ブース自体は客が途切れずに来ていたのにわびしいと感じたのは、売り子である唐沢がとてもおとなしかったせいである。テレビに出ているときや文章からは考えられない雰囲気で、「こっちが素なのかな」と思ってしまった。要するに、おなじみの偽悪的な文章も、やたら早口でまくしたてるスタイルも、若干(だいぶ?)演技が入ってるような気がしたのだ。しかし、ロマン優光の目撃談によると、唐沢は飲み会ではだいぶはっちゃけるようだから、時と場合によって態度が大きく変わるだけなのかも知れないが(自分はその話を聞いて「そんな人と酒を飲むのはイヤだなあ」と思ってしまったが)。藤岡真さんは、SF大会で唐沢と会ってしまった場合に、

もし、唐沢俊一がいたら「どうもどうも」「お手柔らかに願いますよ」「あはははは」なんて会話するはずもなく、胸倉を掴んで「貴様は何を考えているんだ!」くらいのことは言うだろうな。

と仰ってるが、今日のコミケのようなおとなしい唐沢だとそういう気も起きないんじゃないかと思う。明らかにいじめになってしまうもの。とは言うものの、実は個人的にはわびしいオーラをかもしだしている唐沢はそんなに嫌いではなくて、「これでガセを書かず、パクリをせず、大言壮語せず、他人とトラブルを起こさず、被害者を貶めるような真似をせず、盗作について素直に謝れば、ファンになってもいいかもしれない」と思った。…条件多すぎるかな?どうせなら70、80になっても毎年コミケに出ればいいとも思った。顔を見るだけでスルーするのもなんなので、新刊の同人誌を買ってみた(唐沢本人から手渡しされた)。ガセが無ければいいんだけど。ちなみに、唐沢の隣のブースにいるはずのバーバラこと大内明日香女史の姿は見かけなかった。おかげで『ホームレス中学生』缶バッジは見れなかった(ちゃんと許可を取って作ったものなのか気になるが)。