唐沢俊一検証blog

唐沢俊一氏の検証をしてきたブログ(更新は終了しました)

誤植だとしてもオッケーとは言えない。

『薬局通』P.131

ところで、銭湯といえば思い出すのが、内外薬品の頭痛薬、ケロリンの広告の入ったプラスチックの桶である。不思議に他の薬でなく、ケロリンオンリーだった。なぜだろうと思っていたら、あれは陸和商事という会社が、PRのために、銭湯に安く桶を納入していたのだそうだ。

 「陸和商事」ではなく「睦和商事」。唐沢はこのことを町田忍『銭湯へ行こう』(TOTO出版)で知ったというから、『銭湯へ行こう』でミスがあったのかも知れない。
 ケロリンの桶にまつわる小ネタとして他には、「桶の色は最初は白だったが汚れが目立つため黄色になった」「ケロリンの桶は関東と関西では大きさが違う。関西の方がやや小さい」というのがある。