天使のいない12月。 - 唐沢俊一検証blog

村様の画集が出るそうなので。

　更新をサボっていた間に、いろいろニュースがあったので年内に紹介しておこう。

●本日開催されるコミックマーケットに唐沢俊一もサークル参加するようだが、自分は既に帰省していて会場には行かないので、唐沢の周囲の人が神経を病むこともないので一安心。ただ、今回の唐沢の新刊には非常に気になる点があったりするのだが、詳しくは実際に入手してから確かめてみたい。なお、どういうわけだか、唐沢は今回コミケについて公式サイトで告知をしていない。

●12月17日11時からTBS系列で放映された『ひるおび！』内のコーナー「常識クイズ　どっちがホント？」に唐沢俊一が出演していたが、髪がかなり短くなっていたのがすごく気になった。一体何が…。
　あと、この日は年越しそばの起源について出題されていたのだが、解説の前に唐沢が例によって「諸説あります」と断りを入れていた。

●『幽』最新号に掲載された唐沢俊一『漫画についての怪談（アヤシイハナシ）』では、赤瀬川原平『虚構の神々』を取り上げていた。

●唐沢なをき『まんが家総進撃』1巻（エンターブレイン）が発売されたが、あらためて読んでみると、モズ馬が既に登場していたのに気付いたりして面白かった。「ララァ故郷に帰る」も収録。「死ぬ」は『地獄の子守唄』へのオマージュかなあ（『漫画家超残酷物語』でも『地獄の子守唄』のパロディをやっているけれど）。「持ち込み」の女性編集者はやっぱりかわいい。

●『電脳マヴォ』で連載中の『知泉之刻其之拾四やじきた雑学問答』で登場人物のヤジさんがこんなセリフを言っていた。

キタさんは何ンにも判ってないな
雑学好きな連中のケツの穴の小ささを

ヤツらは時代考証のまちがいとか見つけると
鬼の首でも取ったかのように大騒ぎしてだな

検証サイトとか作っちゃってさ
過去雑学までも徹底的にまちがいを指摘し続けるんだぜ！

しかも何年にも渡ってだな

　で、この後ヤジさんはある変装をするのだが、それを見て腹を抱えて笑った。俺も昔知泉さんをネタにしたことがあるので何も言えない（2009年8月13日の記事を参照）。

●岡田斗司夫が以前「ニコニコ生放送」で『黒子のバスケ』脅迫事件の犯人は女性だと推理していた（「くまニュース」に動画と発言を起こしたものがある）。推理が外れていたことよりも、発言の中身に女性への偏見が含まれているように感じられる方が問題なのかも。
　それと同時に、岡田さんはワイドショーに出てスーパー推理を披露する人になったらいいかもしれない、とも思ったり。田宮榮一と真逆の芸風で。

●吉田豪さんが「日刊ナックルズ」の連載の中で、唐沢俊一にインタビューしたときの話を書いているが、別の場所では少し違った話もしているので、詳しくは2012年3月10日の記事を参照。

●石川雅之のマンガが作者に無断で映画化された、として作者が映画製作者を訴えていた件が原告勝訴で確定したとのこと（『モーニング』公式サイト）。
　…いやー、作者に無断でマンガを映画化するなんて話が他にあるわけが…、あれ？　もしかするとこれも？（2011年11月25日および2011年12月2日の記事を参照）。ちなみに、『あっ！　お皿に首が乗っている！』で美容師を演じているのは今をときめく斎藤工。

●結局、今年も終わらせることができなかったが、ある日突然終わる可能性もあるうえに、来年は余計なことをやってみようかとも思っているので、たまにのぞきに来ていただければ嬉しい限り。

　今年も「唐沢俊一検証blog」を応援してくださって、本当にありがとうございました。

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