唐沢俊一検証blog

唐沢俊一氏の検証をしてきたブログ(更新は終了しました)

小ネタいろいろ。

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伊藤剛さんが呉智英さんに唐沢俊一の現状を伝えたとのこと。加藤周一が「脆弱」を「キジャク」と読んだ話を持ちネタにしている呉さんなら唐沢のガセビアも好みなのでは、と思う。


唐沢俊一の公式サイトのトップから発売間もない最新刊『スコ怖スポット・東京日帰り旅行ガイド』(ごま書房新社VM)のお知らせが消えた。「やる気ゼロかよ!!!」と思わずゆっこみたいに突っ込んでしまった(『日常』、新しいOPもEDも良いなあ)。一方、ごま書房の公式サイトではいまだに『スコ怖』の情報が一切出ていない。どうでもいい話だが、「ごま書房新社VM」と見ると「ごま書房新社ブードゥー・マーダーズ」とついつい読んでしまう。あっちも大変なことになっているけれど…。最新刊よりルナティック演劇祭の方に力を入れている唐沢さんは、もはや演劇の人になったのだろうか。


●地元の一番大きな本屋には『スコ怖』と『トンデモ本の世界X』(楽工社)は入ってなかったが、2番目に大きな本屋にそれぞれ1冊ずつ入荷していた。『トンデモ本の世界X』の方で唐沢は、佐野眞一『東電OL殺人事件』(新潮文庫)と辻真先『小説!? Drスランプ』(コバルト文庫)を取り上げていたが、『東電OL殺人事件』の強引さは前から突っ込まれているので(Amazonのレビューを参照)、何故今頃取り上げたのか少し気になる。原発事故があったからかなあ。しかし、唐沢も『スコ怖』でさんざん強引な文章を書いているから佐野を突っ込めるのかどうか。それに佐野にも盗用疑惑がある(2008年7月15日の記事を参照)。


唐沢俊一『薬の秘密』翔泳社)P.51〜P.52に「酒を飲まずに肝臓をイタブる方法」というタイトルで、潮健児若山富三郎の思い出話を語っている。甘党という共通点があったおかげで若山富三郎に可愛がられた話は『星を喰った男』(ハヤカワ文庫)にも載っているが、P.52には以下のようにある。

本当に甘いものの好きな人だったなあ。早死になさったのも、甘味に殉じた、って気がします。酒で体をこわした人というのはよく聞きますが、甘いもので体をこわすこともあるんですね。
 親分にならうわけじゃないけれど、僕も現在肝臓を患って定期的に病院へ通っている身です。でも、医者によく言われますよ、酒を飲んでいたらもうとっくに命はなかったろう、って。そうなると、甘党だったことが命を救ってくれたことになりますねえ。

 『薬の秘密』が発行された1995年6月10日の時点で、潮健児は既に亡くなっている(1993年9月19日死去)。『薬の秘密』は『UTAN』1992年11月号から1994年1月号まで連載されたものが元になっているから、初出時のまま直っていない、ということが可能性としては考えられるが、もしそうだったとしてもいかにも杜撰な話である。「酒を飲まずに肝臓をイタブる方法」というタイトルも趣味がいいとは言えないが、まさか潮健児の許可を得ずにこのようなタイトルをつけたのではないと信じたいところだ。




薬の秘密―薬局のクスリ大研究

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スコ怖スポット―東京日帰り旅行ガイド

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トンデモ本の世界X

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日常 1 (角川コミックス・エース 181-1)

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東電OL殺人事件 (新潮文庫)

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星を喰った男

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全日本プロレス コンプリートファイル2009 DVD-BOX

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