ポスターブンゲイザー。 - 唐沢俊一検証blog

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　『ガロ』1992年5月号に『脳天気教養図鑑拾遺』と題した唐沢俊一自身による『脳天気教養図鑑』の解説が載っているのだが、検証以前に「人としてどうなのか」と思われる箇所があったので紹介してみる。

手塚治虫という作家を語る際に落としてならない要素に奥さんが美人だ、ということがある。葬式に参列したときからそう思っていた。息子は父親に似てしまったようで気の毒である。『漫画新聞』にこの手塚夫人の手記が連載されはじめたが、新婚初夜の話とかが出てきてちょっとドキドキする。未亡人趣味というものをこのトシになって初めて知った。

　唐沢さん、ぶっちゃけキモいです！　葬式に何しに行ってるんですか。

　その後、『昭和ニッポン怪人伝』（大和書房）ではソルボンヌK子が手塚治虫は母が美人だったせいで面食いになったというマンガを描いていたから、唐沢の考えは変わっていないと見える。…もしかすると、執拗な手塚治虫批判には「綺麗な奥さんをもらいやがって」というやっかみがあるのかも。
　個人的には手塚治虫は「漫画の神様」にふさわしい立派な顔をしていると思うけどなあ。「息子は父親に似てしまったようで気の毒である」ってあまりにも失礼すぎる。とりあえず鏡を見てからモノを言って欲しい。唐沢のここ1年での老け込みようは本当にヒドいよ。とても52歳には見えない。

今だから言うが池袋文芸座（原文ママ）の係をやっているメガネの小男はイヤなヤツである。学生のころ、監督特集の、宮崎祐治がイラストを描いているポスターをくれませんかと頼んだとき、横をプイと向いて「そんなことしてたらいくら印刷したって足りねえよ」とボソッと言った。あんまりその言い草に腹が立ったからそのポスターを盗んで来た。今でも仕事場に張ってある（原文ママ）。

　犯罪告白キタ。…まあ、ここでは昔の「やんちゃ」として話しているつもりなんだろうけど、その後、盗用の常習犯だとバレちゃって、シャレでは済ませられなくなってしまったわけだ。あーあ。
　映画館に貼ってあるポスターが欲しいという気持ちはよくわかるけど、だからといって盗んじゃいけない…って、こういう当たり前のことを書かなきゃいけないのが情けなくて涙が出てくらぁ！
　あと、盗品を仕事場に飾る（しかもそれを雑誌で書く）心境がよくわからない。自らへの戒めのつもりでもなさそうだし。唐沢俊一は新文芸坐でトークショーをやったことがあるんだけどなあ…（その時に起こった事件）。

　いっそのこと、過去の窃盗行為をあらいざらいぶちまけちゃったらどうだろう。「今だから言うが漫棚通信の管理人はイヤなヤツである」という風に。唐沢が全てを告白した後で「ひょうきん懺悔室」的なオチをつけたら上手くおさま…らないかな、やっぱり。

ソーメンにダイブ！　6、6、6、6、6階触らせて！

こっちもいい。