インセプションされた男がレセプションに登場。
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かつて唐沢俊一は木元俊宏(植木不等式)の推薦で手塚治虫文化賞の選考委員を務めていたのだが、「オタクアミーゴス会議室」1997年2月11日付けで同じく手塚治虫文化賞の選考委員だった岡田斗司夫がこのようなことを書いていた。
○先日、朝日新聞社内で「手塚治虫文化賞」のレセプションがあった。肝心の斉藤由貴が来なかったので、もうどうでもイイような気がしている。
さてその席で手塚未亡人が「手塚のヒューマニズムの精神を継いだ賞を・・」とか語っておられて厳粛な雰囲気になったところに審査員の挨拶、というイベントが降りかかった。
そこで我らが唐沢師匠はイキナリ「手塚さんの思いで(原文ママ)、といえば私はある映画雑誌で手塚さんに名指しで批判されたことがあります。私が手塚アニメを批評したことに対して手塚さんは『表現者が一生懸命に作った物に対して、批評するとはなにごとか!』と喰ってかかられました」と発言。もうオレは声を上げて大爆笑してしまった。手塚さんらしい、イイ話じゃないか。
手塚未亡人はビミョーな表情で聞いていたけど、いやぁ唐沢師匠って勇気があるなぁ。
第1回手塚治虫文化賞の授賞式は1997年6月11日に行われているから、岡田が語っているレセプションは賞を設立するに当たっての会合だったものと思われる。
…しかし、唐沢俊一は何をやっているんだか。岡田斗司夫が若干引き気味なのが可笑しいけど。
当ブログで過去に書いているように、手塚治虫が唐沢俊一に「喰ってかかった」事実は無い(2008年11月23日の記事を参照)。唐沢がそう思い込んでいただけ、というのが真相である。ちなみに、この翌年(1998年)に唐沢は『あえて「ガンダム嫌い」の汚名を着て』を書くために『ぴあ』のバックナンバーを調べて、手塚に名指しで批判された事実が存在しなかったことに気付いて大いに慌てることとなる。どうしてそんな思い込みをしたのか本当に謎。…やっぱりディカプリオの仕業か。唐沢俊一の夢の中に入るなんて勇気がありすぎる。
今からでも遅くないから、唐沢は手塚先生のお墓参りに行って謝った方がいいと思う。友人というだけで唐沢を推薦した木元氏も同行するとよかろう。
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