唐沢俊一検証blog

唐沢俊一氏の検証をしてきたブログ(更新は終了しました)

鬱のトンネル。

タコシェで既刊『唐沢俊一検証本VOL.1』『唐沢俊一検証本VOL.2』『トンデモない「昭和ニッポン怪人伝」の世界』『唐沢俊一検証本VOL.3』『唐沢俊一検証本VOL.0』「唐沢俊一検証本VOL.4」の通販を受け付けています。タコシェの店頭でも販売しています。
・初めての方は「唐沢俊一まとめwiki」「唐沢俊一P&G博覧会」をごらんになることをおすすめします。
・当ブログにコメントされる場合には誹謗中傷および個人を特定しうる情報の掲載はおやめください。守られない場合には厳正に対処する可能性があります。
・1970年代後半に札幌でアニメ関係のサークルに入って活動されていた方、唐沢俊一に関する情報をご存知の方は下のメールアドレスまでご連絡をお願いします。
karasawagasepakuri@yahoo.co.jp



栃尾ジョー、デュードの両氏に対して今後当ブログへのコメントを自粛してくださるよう要請します。詳しい理由については10月30日の記事のコメント欄にて説明しておきました。なお、今回の措置に関連して10月30日の記事に寄せられた栃尾氏の2つのコメントが誹謗中傷に該当すると判断したので承認待ちの状態にしてみなさんには見えないようにしてあります。


吉田豪サブカル・スーパースター鬱伝が徳間文庫カレッジから文庫化された。もちろん、唐沢俊一のインタビューも収録されている(2011年2月10日および2012年3月10日の記事を参照)。文庫化にあたって、ユースケ・サンタマリアのインタビューが新たに収録されているのに加え、菊地成孔唐沢俊一がそれぞれ本人による注釈を追加しているので、雑誌連載版または単行本を既に読まれた人も要チェックである。…で、唐沢が注釈を追加している以上、当ブログとしても見逃すことはできないのであった。以下紹介しておく。文庫版P.258より。

 すでにこの対談もまた往事茫々。注釈の煩雑を避けるため原稿に手は加えていないが、ソルボンヌK子はその後、簿記一級を五〇半ば過ぎて獲得。籍は抜いているがまだ付き合いは以前通りやっている。
 と学会は山本弘会長が二〇一四年に引退表明。会長は空席のまま、活動継続中。単行本『日・韓・中トンデモ本の世界』(サイゾー)もその後、刊行。会長がいなくても会ってのは続くものなんだとちょっと笑ったが、また虚しさも感じないわけではない。劇団(ユニット)の方は年数回の公演を行う他、地方イベントなどの仕事もやっている。
 執筆業は別名の社会評論連載の他、複数の企画が進行中。ただし、どこの出版社でもまず、「カラサワさんらしいサブカル本を……」と要望を出される。こっちは勝手に終わったと勝手に思っていたが、まだサブカルというジャンルは焼け木杭的に火がくすぶっているらしい。

 注目ポイントがいくつかあるのでひとつひとつ見ていこう。「対談」じゃなくて「インタビュー」なんじゃ? というのはおいといて。
 ひとつめは、奥さんが籍を抜いたと明言していること。このインタビューでも別居しているとは発言していたけれども、籍について公表したのは初めてなのでは。ともあれ、簿記一級取得おめでとうございます。
 ふたつめは、「と学会」は山本弘氏の後継を置くつもりがないのか? ということ。まあ、他の会員を見ても後継者になれそうな人がいないのは確かで、一番知名度があるはずの唐沢さんも諸問題があって難しい、ということか。皆神さんでいいじゃん、と個人的には思うものの。ちなみに、『日・韓・中トンデモ本の世界』は既にチェックしてあるので後日紹介します。「また虚しさも感じないわけでもない」の元気のなさが心配。
 みっつめ。「地方イベント」ってこんなの? 「今、大切なセルフプロモーション」ってどんな話だったんだろ。唐沢さんのセルフプロモーションが上手くいっているかは正直疑問なのだけど。
 よっつめは、「別名の社会評論連載」。…これってやっぱ『東京情報』なんだろうか(2013年5月30日および2013年6月1日の記事を参照)。『東京情報』は一応毎回チェックしているけれど、最近は右寄りの新鮮味のない文章が続いている。前回と今回(11月13日号)は安倍内閣の女性登用戦略を批判していたが、書き手の女性蔑視が透けて見えるので困ってしまった。
 いつつめ。「複数の企画が進行中」ということはついに出版ラッシュが来るのか? でも、「カラサワさんらしいサブカル本を……」と言われるということは、一体どんな企画を出しているんだろう。個人的には私小説を書いてほしいんだけどなあ。『トリビアの泉』の後で雑学系以外の企画が通らなくなった話を思い出した(2012年1月16日の記事を参照)。


 次もなるべく早く更新します。


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