唐沢俊一氏からの返答。 - 唐沢俊一検証blog

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　昨日、唐沢俊一に今度のコミケで献本をお願いするメールを送ったところ、「去年の夏コミで検証班が献本した際に他のお客様（唐沢の表記に従った）が迷惑させられた」のを理由に断ってきた。で、その迷惑行為とは具体的に言うと、

・許可の無い写真撮影
・ブース前の占拠

ということらしい。写真撮影といえば、おそらく自分が唐沢に献本する模様を昼間たかしさんが写真を撮影していたことなのだろうが（その時の写真は2009年8月18日の記事の中にあります）、自分の記憶している限りでは昼間さんは一般参加者に迷惑をかけるような撮影をしてはいなかったと思う（この件に関してはコメント欄を参照）。
　それから「ブース前の占拠」だが、自分は唐沢に本を手渡しした後「他の方の迷惑になるから」と注意されて慌てて移動したので、別に「占拠」してはいない。唐沢のブースには3分もいなかったと思う。
　ちなみに、去年の夏コミではドラゴン山崎氏が自分のブースにやってきたのだが（詳しくは2009年8月19日の記事を参照）、その前に山崎氏は唐沢とこのような会話をかわしていたという（唐沢俊一P&G博覧会より）。

黄色「検証ブログってもう来た？」
唐沢「あぁさっき来て本を置いていったけど、別に何んともなかったな」
黄色「ちっそこに立ち会えたら面白かったのにな」
唐沢「しょせんその程度だよ」
黄色「じゃ、今度は俺が殴り込みにいきましょうか？」
唐沢「ぐははは、それおもしろいな」
黄色「マジ行っちゃいますけどぉ」
唐沢「あんましムチャすんなよ、ぐははは」

　このような会話があったことを山崎氏本人が認めているのだが、「しょせんその程度」と言われても。

　とはいえ、唐沢俊一の言っていることはもっともで、一般参加者に迷惑をかけるようなことはあってはならない（特に自分は夏コミで周囲に迷惑をかけてしまっているのだ）。そこで「一般参加者が入場する前に献本させてもらえないでしょうか？」とあらためてお願いしてみた。それならば一般参加者に迷惑がかからないはずだ。さらに写真を撮られるのが嫌なようだから「自分ひとりで行く」ことも約束しておいた。

　そうしたら、ついさっき、明け方に返事が来ていた。早起きなのか徹夜したのか少し気になったが、やはり断られてしまった。その理由は以下の通り。

・自分の知人が検証ブログの書き込みのせいで神経を病んだ
・そのような事情があって周囲の人間は検証ブログを憎んでいる

　というわけで、検証ブログの管理人と関わってスタッフを不快にさせたくないとのことである。…そこまで言われてしまってはしょうがない。今回も献本を断念することにした。残念だ。
　しかし、もし献本を許してくれるのなら、その「知人」の方（どうも女性らしい）から苦情を直接聞いてもよかったんですけどね。「知人」の方の一日も早い回復をお祈りします。
　それにしても、「一般参加者の迷惑になる」「自分の知人が病んでいる」「周囲の人間が検証ブログを憎んでいる」などと、ことごとく他人を理由にしているところは興味深い。

　ところで、唐沢俊一は今回の冬コミで、『風狼太郎がゆく！』というかつて『週刊ファイト』で連載されていたマンガを復刻した同人誌を出すようなのだが、実はこのマンガは『とても変なまんが』（早川書房）で既に取り上げられている。…これも使いまわしかあ。
　その作品の正しいタイトルは『無頼シリーズ　霧氷の剣・殺し控え』（後に『風が斬る』と改題）で、スタッフは「原作・南郷清　作画・尾妻たかし　製作・クレア企画」とある。そして、『とても変なまんが』には実際の作品も引用されているのだが、「 © 週刊ファイト」と表記されている。今回の復刻にあたっても、『週刊ファイト』側の許可を取っているのか気になるところだが、『週刊ファイト』は2006年に休刊しているのでちゃんと許可をもらえたのかどうか。もちろん、そこはちゃんと処理しているものと信じたい。
　…それにしても、コミケ当日に「ブースに来るな」と言われてしまったから、唐沢の新刊をどうやって買えばいいのか。