「コミックマーケット80」レポートなど。
・タコシェで冬コミの新刊「唐沢俊一検証本VOL.4」の通販を受け付けています。また、既刊『唐沢俊一検証本VOL.1』、『唐沢俊一検証本VOL.2』、『トンデモない「昭和ニッポン怪人伝」の世界』、『唐沢俊一検証本VOL.3』、『唐沢俊一検証本VOL.0』も通販受付中です。タコシェの店頭でも販売しています。
・初めての方は「唐沢俊一まとめwiki」、「唐沢俊一P&G博覧会」をごらんになることをおすすめします。
・当ブログにコメントされる場合には誹謗中傷および個人を特定しうる情報の掲載はおやめください。守られない場合には厳正に対処する可能性があります。
・1970年代後半に札幌でアニメ関係のサークルに入って活動されていた方、唐沢俊一に関する情報をご存知の方は下のメールアドレスまでご連絡をお願いします。
karasawagasepakuri@yahoo.co.jp
●唐沢俊一の札幌講演とサイン会をめぐる一件については藤岡真さんのブログを参照してもらいたいが、川口友万氏のブログにある
コーディネイトの芝ちゃん
なる人物のことが気になる。まさかこの人のこと? 「唐沢俊一トンデモ本大賞」の中で、芝崎淳氏が「唐沢俊一検証blog」に抗議した際に「唐沢俊一とは無関係で自らの判断で抗議した」と主張していたことを話したところ、参加者の中から驚きの声があがったのを思い出したり。まあ、芝崎氏の抗議と唐沢俊一から以前もらったメールの内容にはきわめて似通った部分があるから、この2人が近しい関係にあることは確かなんだけど、抗議については芝崎氏の言い分を信じたいところ。…しかし、こうなると今年の「トンデモ本大賞」でも唐沢俊一のブースに人がいなかったという話もいよいよ信憑性が出てくるな。「トンデモ本大賞」に来るような人が行かないのなら一般の人は余計に行かないだろう。
話を戻すと、川口氏の
ほとんど告知らしい告知がない状態
というのはヘンな話で、唐沢俊一は公式サイトで8月9日の時点でサイン会の告知を行っている。当ブログのような零細ブログでも「唐沢俊一トンデモ本大賞」の告知をしたところ、15人の方から予約を頂いたくらいなので、唐沢ほどのプロならもっと効果があると見るのが自然だろう。まして札幌は唐沢の故郷なんだし。…っていうか、札幌のジュンク堂も整理券が出ない時点でどうにかしたらよかったのに。
なお、高須克弥院長は『トンデモ本の大世界』(アスペクト)の中で「と学会」についてかなり冷静かつ辛辣に分析しているので、「トンデモない一行知識の世界2」を参照してほしい。本当にどっちが「鳥」なんだろう。あと、高須院長は「劇団あぁルナティックシアター」のスポンサーでもあったが、唐沢俊一は今年も「博覧狂喜博覧会」に参加する模様。今年は中止になりませんように。
●ここ最近唐沢俊一を検証する気持ちをすっかり失くしてしまっていたのだが(理由は次回説明する)、唐沢俊一の夏コミの新刊『裏亭mixi雑文集』をパラパラめくっているうちに「うわ! ツッコまなきゃ!」と簡単に復活できたので、延ばし延ばしにしていた夏コミのレポートをようやく書くことにする。もしかすると、ちよちゃんが「やる気でろ〜」と念じてくれたせいなのかもしれない。ありがとう!(妄想)
…と言っても、今回はあまり書くことがない。逆に言えば平穏無事に終わったということでもあるから結構な話ではあるけど。
今回の自分のいでたちは「黒のスーツ、黒のシャツ、唐沢帽、白衣」という『唐沢先生の雑学授業』仕様のコスプレ(参考画像)。PSP版の『Steins;Gate』を買ったらおまけで白衣がついていたから「こういう機会でもないとまず着ないだろう」とやってみたのだが…、あ、しまった! ネクタイも黒にしてしまった。我ながら詰めが甘いや。
今回の新刊『唐沢俊一トンデモ本の世界』は不備が多かったため、部数を少なめにして唐沢俊一への献本も自粛したのだが(改訂版は早めに出しますので…)、それにもかかわらず多くの方に来ていただいて、なんとか完売することができた。モザえもんさん(カッコいい)、SY1698さん、倉知淳さん、S.Kさん、村崎百郎のコスプレをした人、eg_2さん、ロン・ジェレミーさん、そのほか大勢の方に来ていただいて本当に感謝しています(「自分も来たよ!」という方はコメントでお伝えください。度忘れしていたら申し訳ありません)。ただ、コミケのブースで古賀さんと「唐沢俊一トンデモ本大賞」の顔を合わせての打ち合わせを初めてやったのは我ながらどうかと思ったが(それまでもっぱらネットでの打ち合わせだった)。
さて、コミケではサークル参加とは別に唐沢俊一の新刊をゲットするという大仕事もしなければならないのだが、あいにく自分は唐沢に顔バレしているうえに、自分が唐沢のブースに行くと唐沢本人は平気でもスタッフが神経を病むというのだから押し掛けることはできない。仕方がないので、売り子を手伝ってもらっていた妹に買ってきてもらうことにしたのだが、妹が唐沢のブース「NO&TENKI商会」に行くと、そこでは以下のようなやりとりがあったらしい。
妹「今回の新刊をください」
売り子の女性「あらー。唐沢先生、こんな美人な読者さんがいたなんて知りませんでしたよ」
(唐沢俊一は何故か曖昧な反応をしたのみ)
…誰が悪いわけでもないのだが、何故か非常に申し訳ない気持ちでいっぱいだ。なお、妹に前もって「この話をブログで書いても大丈夫かな?」と尋いてみたところ、「(唐沢俊一と)二度と会わないから別にいいよ」という答えが返ってきた。…本当に申し訳ない。
ついでに書いておくと、「西理研」のブースにいらっしゃった方からは、「いつもブログを読んでいます」とか「頑張ってください」というありがたいお言葉をいただいているのだが、その中に「いつもブログを読んでいます。がんばってください」と何故か自分を見ずに妹だけを見ながら話していた人がいたのには、ありがたいと思いながらもさすがに「それはどうか?」と思ってしまった。…いや、珍妙なコスプレをしている男よりも女の子の方を見たいという気持ちはよくわかるんだけど…。やっぱり誰が悪いわけでもないのだけど。
さて、そのようないきさつを経て入手した新刊『裏亭mixi雑文集』なのだが、まず装丁が簡素なことに驚いてしまった。全部で30ページほどなのだが、どうも「修学旅行のしおり」を思わせる出来上がりなのだ。唐沢俊一も公式サイトで
今年は書き下ろし作業と重なったので、凝った新刊を
作れませんでしたが、それでも数多くのお客様にお買い上げ
いただきました。
と書いているが、唐沢俊一の置かれている現状を考えると少し複雑な気持ちになってしまったことは否定できない。失礼な話だが、妹から手渡された時に「え?」と驚いてしまったもの。奥付を見たところ、今回の新刊の印刷・製本はぶんがく社が行っていて、ある意味唐沢俊一は「8月にぶんがく社から新刊を出した」と言えるのかもしれない。『21世紀訃報録』と『立川流騒動記』も待ってます。
もうひとつ驚いたのは、新刊の中に「秀吉怪談」が収録されていたことで、「盗用したネタをそのまま入れるのか?」とビックリ。同じく新刊を購入していた古賀さんと「秀吉入ってますよ!」「入ってた入ってた」と一緒にビックリ。もちろん、
“君臣豊楽 国家安康”の四文字だった
のミスもそのままだ! 唐沢さーん、8文字、8文字。「今回の新刊は無断復刻じゃないな」と安心していたらこれだよ! まだまだやる気を失っている場合じゃないね。
部数が少なかったせいもあって、昼過ぎには新刊は完売した。例年通り水分不足で頭が痛くなってしまったのだが、これも今回が最後だと思うと感慨深く…はない。冬からは一般参加者に戻りたいが、唐沢俊一の新刊はどうやって買ったらいいのか、少し悩む。
次回は「唐沢俊一トンデモ本大賞」のレポートを書きます。大賞の行方はいかに?
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