唐沢俊一検証blog

唐沢俊一氏の検証をしてきたブログ(更新は終了しました)

最近のシュンイチ(2015年6月中旬篇)

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唐沢俊一6月13日のツイート

出演予定の某番組から「お仕事場にカメラお邪魔させていいですか」と電話。断る。キャラは売ってもプライベートは売らない、つか個人情報だし。蔵書も無駄なものほとんど処分したから絵としてもつまんないし。


 これには思わず首を傾げてしまった。かつて唐沢がテレビに出演したときに自宅の蔵書を紹介したことが何度もあるし(たとえば『給与明細』)、仕事場の写真を公開したことも何度もある。…っていうか、『ひるおび』のクイズコーナー(6月9日分にも出演していた)の冒頭でも毎回唐沢の仕事場が紹介されていたような。あれだってプライベートを売っているのでは。
 …まあ、「蔵書も無駄なものほとんど処分したから絵としてもつまんないし」というのが一番の理由なのだろう。1万冊だか2万冊だかの蔵書で圧倒する得意の戦法が使えなくなったのを気にしているだけの話。なのに「キャラは売ってもプライベートは売らない」などと余計なことを言っちゃうあたりは微苦笑させられる。



週刊新潮』6月11日号の特集記事「不倫専門「弁護士事務所」の助言と警告」唐沢俊一がコメントを寄せていた。なお、この記事は「矢来町ぐるり」で閲覧できる。『週刊新潮』P.52より。

評論家の唐沢俊一は、選良が不倫に走って、街中で唇がふやけるほどキスした昨今の例に触れて、
「“メディアにバレたら大変だ”という罪悪感が、キスの快感を何倍にもする」
 と分析する。

先の唐沢氏が、こう総括する。
「不倫問題に精通した弁護士事務所の盛況ぶりは、不倫がこれまで以上に手近なものへ、一般化していることの証左。おまけに、“お金さえ出せば解決法がありますよ”となれば、不倫をためらう理由がなくなることでしょう」

 吊り橋理論好きだなあ、この人(「トンデモない一行知識の世界」参照)。「メディアにバレたら大変だ」と思うのは有名人だけじゃん、とも思った。岡田斗司夫に聞けよ、と一瞬思ったものの、この記事自体が不倫に憧れつつも実行できない人を対象としたわびしさを感じさせる内容になっているので、そう考えると唐沢を起用して正解だったという気もする。



6月15日9時から文化放送で放送された『くにまるジャパン』内のコーナー「本屋さんへ行こう!」に唐沢俊一が出演していた(番組公式ブログ)。野村邦丸アナが唐沢を気に入ったようで、「またコメンテーターとして来てください」と言っていたのは何よりだった。
 唐沢のトークから気になった箇所をいくつかピックアップすると、
「雑学はウソかホントかわからないあやしさが魅力だったのに、ネットが発達してすぐに検証されるようになってやりにくくなった」
「“『トリビアの泉』の先生”だけで人生が終わっちゃうのは嫌だったので演劇の世界に行った」
小栗虫太郎黒死館殺人事件』みたいなトリビアが詰まった小説が書きたい」
といったところ。
 『黒死館―』については初めて聞く話だったが、今まで数多くのトンデモ本を書いてきた人が日本三大奇書にチャレンジするのかと思うと胸が熱くならないでもない。ただ、トンデモ本と奇書は違うし、藤岡真さんのブログを読むとかなり心配になってくる。