唐沢俊一検証blog

唐沢俊一氏の検証をしてきたブログ(更新は終了しました)

二十四時間の事情。

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中国嫁日記の作者が金銭トラブルのブログとらのあなとの取引を何故かバラしていたが、やはりとらのあなに同人誌を委託している唐沢俊一同人誌リスト)も6割半から8割に取り分を増やしてもらったらいいのになー、と思ったり。なんとかしてくれるぜ! それにしても、その金銭トラブルのブログ、更新されるたびに疑問が増えていくのが凄いといえば凄い。



日刊ゲンダイ』6月17日号19面の連載企画「この人に密着24時間」唐沢俊一が登場していたので紹介しておく。なお、唐沢俊一のTwitterにも当該記事のキャプチャーが載っていて全文を一応読むことができる。

「若いころは昼夜逆転でも大丈夫でしたが、この年になるとある程度、生活のリズムを守らないときつい。仕事の能率にも関わってきます。就寝は毎日、12時すぎで、朝、目が覚めるのは、午前3時半すぎ。1回の睡眠は3時間ほど。人間の睡眠は1セット90分単位といわれているんですよ。2セット3時間が、頭がさえて心地いい。まだ暗い中、パソコンのモニターの明かりで、2〜3時間くらい作業します。静かで邪魔されないから、メールチェックしたり、原稿を書いたりすると、はかどるんですよ。多いときは、ひと月に原稿、雑学書などを合わせて50〜60本書いてます」
 7時ごろから二度寝する。これも3時間だ。睡眠がコマ切れでも、90分のサイクルに合わせるから、それほど苦にならないという。


 「人間の睡眠は1セット90分単位」だから90分の倍数で寝るといい、という説には異論もある(dot.ねむりラボ)。まあ、唐沢さんに合っているのならそれでいいんだけど。
 一番気になるのは、「50〜60本」の原稿がどこで発表されているのか。日垣隆の「1日に締め切り26本」にはさすがに負けるにせよ(Togetter)。ウォッチャーとしてなんとか探さなくては。

 芸能プロダクション出身で、本格的に物書きを始めたのは35歳。
「当時、妻がレディースコミックの漫画家をやっていたので、その原作を書いたり、オウムを論破するアンチオカルトの本を担当したり、雑学の本も書きました。いろいろやってくる中で、“唐沢に任せるなら雑学”のイメージが付いた。でも、これでいいのか、と考えましたね。生きる張り合い、趣味を持ちたいなと思った時に、頭に浮かんだのが演劇でした。芸能プロに入社してすぐ担当したミニミュージカルのプロデュースが楽しかったんです」


 「35歳」ということは1993年にデビューしたことになる。先日参加した同人誌の原稿では1988年には「本業はモノカキ」だったと書いていたのに(4月29日の記事を参照)、このインタビューでは逆転している。ともあれ、デビューの時期を遅く申告するというのは珍しい。
 あと、「オウムを論破するアンチオカルトの本を担当」というのもよくわからない。『別冊宝島』に寄稿してオウム真理教を茶化す文章(『カルト王』に収録)を書いていたのは確かだけど、あれを「論破」と呼べるかというと疑問である。


「貧乏になりたければ芝居をやった方がいい」といわれるほど、持ち出しが多い。何度もの破産のピンチを乗り越え、ようやく軌道に乗ってきたという。


 「破産」!? しかも「何度もの」。そこまで大変なことになっていたとは。演劇ってそんなにおそろしいものなのか…? 自分は唐沢俊一の演出する芝居にはそれほど関心がなくて(面白いに決まってますよね、ええ)、唐沢が芝居をやりながらも経済的にちゃんとやっていけるかという問題の方に関心があるので、非常に心配になる。「軌道に乗ってきた」というのなら大丈夫なんだろうけど、もはや「趣味を持ちたい」という当初の目論見からはだいぶズレてしまっているのは気にかかる。


「今回は『ぴかれすく〜詐欺師と女と女と女〜』で、ダマしダマされの掛け合いが見どころの悪党だらけのドタバタコメディーです。今後も、明を表現するコメディー劇と、暗のホラーがかった心理劇を交互にやっていきたい。今の楽しみ? 芝居の後の“第二の稽古場”です。飲みながら、役者とじっくり演出や演技について語る。はるかに若い子と意見を交わすと、発見が多い。発想のヒントがいっぱい得られる。それに、役者やるくらいだから、女の子はかわいいしね、ハハハ」


 最後の言葉が気になるが、まあ、唐沢さんは岡田斗司夫とは違うから大丈夫だと信じているけどね、ハハハ。「若い子」と飲み会、というとギミノリを連想してしまうが、唐沢さんはあんな老害とは違うからこっちの方も大丈夫に決まっている。



 余談だが、これまで唐沢俊一が演出した演劇の一覧を見てみると、


『タイム・リビジョン』(2011年12月)=島敏光プロデュース/唐沢俊一作・演出
『楽園の殺人』(2012年7月)=演劇ユニット「世外今是」第一回公演
『7:00amは殺しの番号』(2012年12月)=作・演出/唐沢俊一(Dream Voice作品)
『祟りたいほど愛してる!』(2013年4月)=Dream VoiceプロデュースVol.4
『ビストロ・クロニーク』(2014年10月)=唐沢俊一・劇団天然ポリエステル合同公演
『ぴかれすく』(2015年6月)=唐沢俊一ユニット第6回公演



 すごくバラバラで波乱万丈ぶりがしのばれる。



ヒロシはモナムール(意味不明)。



ヒロシマ・モナムール

ヒロシマ・モナムール

月光蟲

月光蟲