唐沢俊一検証blog

唐沢俊一氏の検証をしてきたブログ(更新は終了しました)

世界史は誰よりきっと。

タコシェで既刊『唐沢俊一検証本VOL.1』『唐沢俊一検証本VOL.2』『トンデモない「昭和ニッポン怪人伝」の世界』『唐沢俊一検証本VOL.3』『唐沢俊一検証本VOL.0』「唐沢俊一検証本VOL.4」の通販を受け付けています。タコシェの店頭でも販売しています。
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karasawagasepakuri@yahoo.co.jp


岡田斗司夫よしもとクリエイティブエージェンシーに所属することになったとのこと。バッファロー吾郎「オタク芸人を叩き直す番組」をやるらしいが、『アメトーーク』のオタク系企画の回くらい面白くなるかどうか心配になる。オタクとしての濃さと一般人に面白さを伝える能力はまるで違うからなあ。岡田斗司夫を知らなかった明石家さんまとの共演を個人的には希望(2009年5月27日の記事を参照)。まあ、レイザーラモンRGtwitterでやりあっているあたり、先行きに不安がなくもないが(togetter)。「ネットで見つけたネタを間違いごとコピペしてしまいがち」なのは「唐沢あるある」。
 もうひとつには、岡田は唐沢俊一ほどではないにせよ、他人にプロデュースされるのが好きではないようだから、吉本に所属したことがどのように影響するか想像するのは難しい。岡田検証、今年中に取り掛かれればいいけれど。
 

筒井康隆ホリプロに所属するようになったときに、伊集院光が「あの人はオレの後輩になるのか?」と『深夜の馬鹿力』でネタにしていたのを思い出した。


「1分で分かる大学」唐沢俊一が出演した全4回のリンクを貼っておくので未見の方はどうぞ。
第1回
第2回
第3回
第4回


唐沢俊一がまた「つぶやき日記」を更新しているが、3月21日分でこのようなことを書いている。

http://bit.ly/GCjLRT「日本の市民団体が韓国で秀吉の朝鮮出兵反省集会」アホか、なんですがちょっとこれで記憶を刺激されてしまったのが、昔NHKの人形劇『ネコジャラ市の11人』で、「世界征服は無理」の歌、というのがあって、昔から世界を征服した人はない、と歌う。

その歌詞が、うろ覚えではあるが「アレキサンダー大王もインドでおしまい、ジンギスカンの大将も中国だけで精一杯、ナポレオンで最後はロシアでストップ、ヒットラーで最後はドーバー海峡渡れない、太閤豊臣秀吉も、朝鮮征伐関の山」というものだった。

まあ、これをNHKで歌っていたのがいい時代だった(笑)。これを覚えていたおかげで確か私、世界史のテストで点をとれたことがある。


およそ世界史のレベルで見ると、その国歌民族(原文ママ)の誇りというのは、他所の国にいかに迷惑をかけた大物侵略者を歴史上持っているか、にかかっているような気がする。いきつけのモンゴル料理屋ではジンギスカンの世界制覇地図を壁に貼っているし、フランスもいまだに史上ナンバーワンの英雄はナポレオンだ。

ドイツ人だって、口にこそ出さないが自国の優秀さの代表としてヒトラーを密かに心の中に思い浮かべるのではあるまいか。日本はこんな弱小な島国でありながら、近世に秀吉という人間が隣国に侵略したという歴史を持っているおかげで、徳川300年の、あの陰鬱な引きこもりの歴史を補填していると言えなくもない。歴史レベルの話と一個人レベルの話を故意に混同させるべきではないのだ。


 ドイツ人がオーストリア出身ヒトラーを密かに英雄視しているかどうかは知らないが、秀吉の朝鮮出兵は日本でもあまりポジティブな評価をされていないのではないか。あと、唐沢俊一はかつて「日本が世界に誇る文化を築き得たのは、その9割が鎖国時代においてではないか」などと言っていたし(「トンデモない一行知識の世界」)、『社会派くんがゆく!』(アスペクト)P.223〜224でも次のような発言をしている。

だっていま、日本が誇れる文化って、みんな鎖国してた300年間ぐらいで作ってたものばっかりじゃない。それから以降、まともな文化作れたことってないよ、はっきりいって。

 このように鎖国を評価していたのに、いつの間にか「陰鬱な引きこもり」と呼ぶようになっている。何があったのか。
 あと、エラスムスはギリシャの哲学者ジョージ・ワシントンを漢字一文字で表すと「殺」という人が世界史を勉強していたとは思えない。アレキサンダー大王はドブにはまって死んだという謎の説もあったっけ。
 そのほか、無茶な飲み方をしていたり、『世界に一つだけの花』のタイトルを覚えていなかったりするが、身も蓋もないことを書いてしまいそうなので自粛。


唐沢俊一古今東西トンデモ事件簿』単行本未収録分に関連していろいろと調べ物をしているところだが(次回検証します)、第12回のある一節を読んで思わず笑ってしまった。『ラジオライフ』2006年9月号P.151より。

 ライブハウスは常に満員の盛況を呈しており、彼らの音楽活動は一見、順調のように見えた。
 しかし、ライブハウスや小舞台での活動というのは、基本的に発展性がない。毎回、同じような観客相手に同じことを繰り返すばかりで、ベクトルが外に向かず、その小屋のキャパの範疇にとどまってしまう危険性を常に有する。


 唐沢俊一の現状を思うと考えさせられる一文である。軸足を演劇に移したとしても、発展していけるようにしなくてはダメなのだろうな。お手並みを拝見したいところ。




織田哲郎ヴァージョンもよかった。

世界中の誰よりきっと

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ゴールデン☆ベスト 石井明美セレクション

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社会派くんがゆく!

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