唐沢俊一検証blog

唐沢俊一氏の検証をしてきたブログ(更新は終了しました)

WINNERS FOREVER.

タコシェ冬コミの新刊「唐沢俊一検証本VOL.4」の通販を受け付けています。また、既刊『唐沢俊一検証本VOL.1』『唐沢俊一検証本VOL.2』『トンデモない「昭和ニッポン怪人伝」の世界』『唐沢俊一検証本VOL.3』『唐沢俊一検証本VOL.0』も通販受付中です。タコシェの店頭でも販売しています。
・初めての方は「唐沢俊一まとめwiki」「唐沢俊一P&G博覧会」をごらんになることをおすすめします。
・当ブログにコメントされる場合には誹謗中傷および個人を特定しうる情報の掲載はおやめください。守られない場合には厳正に対処する可能性があります。
・1970年代後半に札幌でアニメ関係のサークルに入って活動されていた方、唐沢俊一に関する情報をご存知の方は下のメールアドレスまでご連絡をお願いします。
karasawagasepakuri@yahoo.co.jp


 唐沢俊一の夏コミの新刊『裏亭Mixi雑文集』P.10〜P.11に収録されている「本当の勝利者という文章より。

 足利義昭は、信長の一生を描いた小説やドラマの中では、あまり重きを置かれていない悪役である。信長に利用されて、先代将軍の義輝が殺された後釜に座らされ、それで増長慢を起して、自分の言う事をきかない信長を逆恨みし、武田信玄上杉謙信と気脈を通じ信長包囲網を作ろうとして一時は信長をピンチに陥れるが逆に信長の怒りをかって将軍職から引きずりおろされ、追放されてしまった哀れなピエロ、あくまで信長が全国に覇を唱えるためのタテマエとしての道具でしかなかった人物とされている。

 室町幕府の将軍は、13代・義輝と15代・義昭の間に14代・義栄がいる。

 まあ、それは細かいツッコミなのだが、この文章で唐沢は、足利義昭が信長の死後に秀吉の庇護を受けて61歳まで生きたことを紹介して、以下のように文章を締めくくっている。

 人生は実際には夢幻ではない。個人レベルでは、やはり長生きした方にその勝利があるのである。

 ふーむ。それなら今川氏真宇喜多秀家も勝ち組なのかなあ。「織田信長足利義昭、どちらになりたいか?」と聞かれて、義昭を選ぶ人もあまりいないような気もするが、唐沢俊一が「長生きした方が勝ち」と考えていること自体を否定してもしょうがない。

 ただ、気になるのは、唐沢が以前『週刊プレイボーイ』の連載で健康に全く気を使っていない発言をしていることだ(5月27日の記事を参照)。

いや、したくもないエクササイズとかして、食べたくもないまずい健康食を食ってまで生き延びたくないってだけだな。その代わり、死んでも誰もうらまない。自己責任。

 「長生きした方にその勝利がある」ならエクササイズをすべきだし健康食も食べるべきだろう。いつ考えが変わったのだろう。

 ここからは推測になってしまうが、唐沢俊一はある時健康に不安を覚えるか何かして自らの死を意識したのではないだろうか。だからこそ、長生きに価値を見出すようになったのではないか。

 ともあれ、「長生きした方が勝ち」だと考えているのであれば、健康には気をつけてほしいものだと思う。




WINNERS FOREVER ?勝利者よ?(Album Version)

WINNERS FOREVER ?勝利者よ?(Album Version)

戦国大戦 今川011 R今川氏真

戦国大戦 今川011 R今川氏真

宇喜多秀家―備前物語 (文春文庫)

宇喜多秀家―備前物語 (文春文庫)