唐沢俊一検証blog

唐沢俊一氏の検証をしてきたブログ(更新は終了しました)

どこまで続く泥濘ぞ。

 唐沢俊一氏が凄いことを言い出しているので当ブログも長い休みのツケを払う格好にならざるを得ない。


 町山智浩氏とのTwitterでのやりとりをそのまま挙げていく(赤字が唐沢氏、青字が町山氏)。

https://twitter.com/TomoMachi/status/924073027519647745

9年前にさっさと盗用を認めて謝罪していれば終わったことなのに、そうやって言い訳をいくら重ねても盗用という結果は変わらないし、被害者の気は収まらないし、自分を卑怯に見せるだけだから、今からでもきっぱり盗用を認めればいいのに。

https://twitter.com/cxp02120/status/924074903543857152

先方からの要求が「謝罪しても終わらせない」という内容のものでしたから。出版社の方で、それでは受け入れられないと判断したのも当然と思います。

https://twitter.com/cxp02120/status/924076816079364096

あと、私は「結果的に盗用になった」ことを認めるのにやぶさかではないですよ。先方が要求しているのはあくまでも「最初から盗用の意思があった」ことを認めろ、と言っているわけです。これを認めることは真実でない故できない、と言っているんです。

https://twitter.com/TomoMachi/status/924079650267004928

なんで被害者に対して上から目線なんだ? 謝罪に必要なのは反省の深さを示して被害者の怒りを鎮めることなのに、そんなに自分を守ることばかりじゃ、謝罪になってない。一生盗用の汚名がついてくるだけだ。

https://twitter.com/cxp02120/status/924083342852554753

最初はそのつもりでいましたよ。でも、その後、先方の真意が謝罪を求めることではなく、ひたすら私の悪評を広めるということ(もとから先方とは感情的にいい関係ではありませんでしたから)にある、とわかり、これは謝罪をどれだけ続けても千日手にしかならない、と判断しました。

 なるほど、唐沢氏にとって「漫棚通信」の管理人氏はやっぱりクレーマーになるわけで、『社会派くんがゆく! 復活編』(アスペクト)のコラムは鬼畜を演じていたわけではなく偽らざる本音だったということか。
 それにしても驚かされるのは「もとから先方とは感情的にいい関係ではありませんでしたから」という部分。そんな人のブログを参考にするのか、コピペするのかと。あと、唐沢氏がいい感情を抱いていなかったとしても「漫棚通信」氏は少なくとも盗用されるまでは唐沢氏に含むところはなかったのではないか? と「漫棚通信ブログ版」で初めて盗用を指摘したエントリーの冒頭部分を見ても感じる。

昨夕、ソファに寝っ転がって、唐沢俊一『新・UFO入門 日本人は、なぜUFOを見なくなったのか』(2007年幻冬舎新書)を、へらへらと楽しく読んでおりましたところ。

 いい読者じゃないか。そんな人から盗用しただけでも罪深いのに「もとから先方とは感情的にいい関係ではありませんでした」と言い放つとは…。それに「謝罪しても終わらせない」というのも妙で、それでいて金銭を要求されていたわけでもなさそうなので、一体何を要求されていたのか気になる。
 もうひとつ、「先方の真意が謝罪を求めることではなく、ひたすら私の悪評を広めるということ」にも疑問を感じる。「漫棚通信」氏が唐沢氏の悪評を必要以上に広めようとしているとも思えない。ブログでの反論にしても「普通の人が盗用されたならあれくらいは当然反論するだろう」という常識の範囲内に収まる程度のものである。自分は唐沢氏とは違って「漫棚通信」氏に直接お目にかかったこともあるが、穏やかそうな紳士で唐沢氏の悪口などまるで口にされなかった(メールのやりとりもしたことがあるがそちらでも同様である)。その点でも違和感を覚える。しかも、「漫棚通信」氏に本当にそんな狙いがあるのであれば、今回町山氏とのバトルに関連して唐沢氏が自分から盗用騒動について釈明しだしたのをこれ幸いと再び「ひたすら私の悪評を広め」ようとしてくるはずで、唐沢氏は自分から「悪評を広める」アシストをしてしまっているのだ。それとも、「漫棚通信」氏に反論してきてほしいのだろうか。唐沢氏の意図は分からないが、ともあれ彼の主張が「謝罪したかったが相手に拒否された」から「相手が悪評を広めようとしていたから謝罪しなかった」にスライドしたのは確かである。
 唐沢氏が謝罪すれば今更こんな騒ぎが起こった意味もあったかと思うが、それはかなわないようでつくづく残念だ。