人間みな病気。
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・1970年代後半に札幌でアニメ関係のサークルに入って活動されていた方、唐沢俊一に関する情報をご存知の方は下のメールアドレスまでご連絡をお願いします。
karasawagasepakuri@yahoo.co.jp
●11月26日11時からTBS系で放送された『ひるおび!』内のコーナー「常識クイズ どっちがホント?」に唐沢俊一が解説役で出演していた。
珍しく今回は書くことがある。まず、この回で出題されたクイズを全部書き出してみる。
Q1 江戸時代に日本初のパスポートを与えられた職業はどっち?(A:手品師 B:浮世絵師)
Q2 江戸時代、船乗りに人気だった移動式の施設はどっち?(A:銭湯 B:神社)
Q3 もともと裁判官が着用するためのものだったのはどっち?(A:防弾チョッキ B:サングラス)
Q4 イギリス王室のわがままで決まったと言われているのはどっち?(A:ゴルフのラウンド数 B:マラソンの距離)
「あれ?」と思ったのはQ4。これは以前『タカトシの時間ですよ!』で唐沢が披露していたトリビアなのだ(2012年10月16日の記事を参照)。その後、正解が発表されたのだが、解説の最初で唐沢が「これは以前TBSの別の番組で私が出したことがあるんですが」と断りを入れたのでもう一度「あれ?」と思ってしまった。ちゃんと断ったからよかったのか、断るくらいなら使い回さなければよかったのか、判断に困るところである。それから、Q3の正解を解説する際には「諸説あります」と断りを入れていた。最近はクイズを解説するのも大変そうだ。
唐沢俊一は「常識クイズ どっちがホント?」では誕生秘話編の解説を担当しているが、他の週は専門家がそれぞれ解説を担当している。要は「誕生秘話専門家」なんてものがいない(もしいたらゴメン)から唐沢に解説させよう、ということなのだろうが、誕生秘話ならTBS系だしモグタンを出せばいいじゃん、と今思いついたり。クルクルバビンチョパペッピポ!
まあ、これに限らず、専門家のいない分野を担当する、というのが唐沢のやりかたなのだろう。唐沢自身は何らかの専門家というわけではないのがいい方に働くときもあるということか。
●本題。Awasara Kinushyさんに情報を頂いたが(どうもありがとうございます)、『日刊ゲンダイ』11月21日号および28日号のインタビュー連載『愉快な病人たち』に唐沢俊一が登場していた。なお、この記事は「ニコニコ動画」の「日刊ゲンダイチャンネル」でも有料で読むことができる(前編、後編)。
プロフィール欄の
大学在学中からオタク文化の評論家として活躍。「トリビアの泉」(フジテレビ)のスーパーバイザーをきっかけに、博学ぶりが世に知られる。
という記述に思わずニヤニヤしてしまうが、インタビューの内容といえば、前編では例の2009年6月に入院した時の様子が語られ、後編では入院して以来健康に気を付けているという話がそれぞれ語られているのだが、気になる点がいくつかある。まずはインタビュー前編より。
それが5年前の5月と6月、劇団の公演、TVコメンテーターの仕事、トンデモ本研究の会のイベントの主催、単行本の執筆と、大きな仕事が重なりハードになりましてね。6月ごろから横になると咳が出て、呼吸がゼーゼー、ゲホゲホ。気管支炎だろうと気管支の市販薬を買って飲んでも効果がなく、ますます息苦しくなったんです。
さっきも書いたが、唐沢俊一が入院したのは2009年6月のことである。…じゃあ、4年前なんじゃ。
今度は後編より。
会社員時代、先輩に連れられて酒を飲む時は、お薦めの店を提案して自分のペースで飲むようにしましたよ。嫌な気分の時は酒を飲まずにすぐ寝る。そういうときの酒は自分でなくて、「嫌な虫」が飲んでいるだけ。
そういうストレスが向かないから私は会社員を辞めたはずなのに、最近は劇団の主宰やらで中間管理職的な立場になったりして……。ストレスからは逃れられないものですね。大きな案件が3つ重なると過労になるとわかったので、ペース配分を考え仕事を調整しています。
「会社員時代」というのは札幌でボディビルに励んでいた時期(「トンデモない一行知識の世界」を参照)か。この時期の話が出てくるのは珍しい。もっとも、別の場所では「都落ち」時代のお酒がらみの話を楽しく(?)語ってもいる(2011年1月23日の記事を参照)。劇団の主宰って中間管理職みたいなものなんだろか。
あと、近年唐沢の執筆量が減少しているのは、やはり健康問題が大きいのだろう。どうやら今年は単著が出ないようだが、「つぶやき日記」2012年12月23日付によると、
メール確認。来年度の最初の本の企画、通ったようだ。さらに、別口で話が進んでいた某サイト連載の企画も動きだしそう。いずれも年明け早々に打ち合わせ。
とのことだから、いずれは出るものと期待したい。どうか無理をしないでいい仕事をしてほしい。
※ Awasara Kinushyさんのお名前を誤って表記していたので訂正しました。
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