ヒィル・オー・ヴィスプ。 - 唐沢俊一検証blog

午前中から昼下がりにかけて赤坂近辺に現れる鬼火のこと。

　前回、前々回と、2回にわたって悪ふざけをしてしまったが、ネタを考えている間はハイになって、『まんが極道』第70話「侵蝕」（7巻に収録）一歩手前の状態になってしまった。ふだんの検証でもひとりで長時間作業していると奇行に走りがちではある。

本日は10キロジョグのあと、15冊ほど本を読んで、映画を2本、会食、それから原稿を3本書いたところで、休憩。これから友人に電話でもしようかなと。

　こーゆーのを「アピールの大渋滞」というんだろうなあ。まあ、日垣が凄いのは年がら年中「大渋滞」を続けていることにあるのだけど。どこの幹線道路なんだ。普段よほど褒められてないのかなあ。哀れ（この辺りは日垣風）。

●明日11時からTBS系で放送される『ひるおび！』に唐沢俊一が出演するとのこと。前回出演時の様子は1月15日の記事を参照してほしいが、クイズに解答していた番組レギュラー出演者の八代英輝や大谷昭宏が盛り上がっている一方で、問題を出した唐沢はとてもおとなしくしていたので、そこのところが評価されたのかもしれない。月イチでレギュラーになったりしたらいいなあ。
　…とはいうものの、唐沢の公式サイトでの告知はかなり奇妙なものになっている。

１月１２日、ＴＢＳ『ひるおび！』

１２日火曜日、ＴＢＳ系『ひるおび！』にコーナー出演します。
１１：００〜１４：５５の長丁場の番組ですが、私の出演
コーナーは１３：００ころの予定（変更の可能性もありますので
ご了承ください）。
『ひるおび！』出演は今回で二回目。前回はかなり好評を
いただきました。今回もお楽しみに。

　「1月12日」は論外だとして、もうひとつ『ひるおび！』の放送時間も間違えている（11時から13時50分まで）。身の回りをサポートしてあげる人が必要だと思う。

　ともあれ、みんなも明日は『ひるおび！』をチェックしよう。前回は13時過ぎの登場だったから、今回も同じかな。

●唐沢俊一の過去の文章を紹介。『トンデモ本の世界V』（楽工社）で、唐沢は石原豪人『謎解き・坊っちゃん』（飛鳥新社）を取り上げているのだが、その中で豪人先生が『さぶ』で連載していたことについて次のように記している。P.235より。

この雑誌では豪人先生は“林月光”を名乗っていたが、その特徴ある絵は一目で石原豪人とわかるものであり、そのイラスト欲しさに、私は高校時代、毎号、書店員の好奇の目にさらされながらも『さぶ』を買い続けていた。

　はいはい、「同性愛関係の本を買っていたけど、だからといって別に同性愛に興味があるわけじゃない」という毎度おなじみのアピールですね。他のアピールについては2011年2月1日および2012年11月4日の記事を参照してほしいが、「裏モノ日記」2002年1月31日にもこのような記述がある。

（前略）何にしても、『さぶ』は私が初めて買ったゲイ雑誌であり、思い出は深い。『古本マニア雑学ノート』にも書いたが、当時まだ高校生で、その時代から性文献を収集しており、その中で取り上げられているソドミーという性癖がいったいどのようなものか、研究心にかられての購買だった。いやあ、ドキドキした。札幌の弘文堂であったと思う（今考えるとよく売ってくれた）。言うまでもなく、まだ丸綴じの時代で、おそるおそるページを繰ったら、林月光という署名のイラストがあり、これがまごうかたなき石原豪人（『少年マガジン』の口絵でおなじみ）であり、“なぁんだ”と、いきなりホモの世界が身近になった気がしたものである。

　…何度も指摘しているが、同性愛に関してだけ言い訳がましくなるのが本当に不思議である。鬼畜ネタについては言い訳しないのに。

　なお、唐沢が昨年末に発行した同人誌の中で、石原豪人が『さぶ』で連載していたイラストを8ページ分収録されてあるが（1月9日の記事を参照）、著作権の処理を行っているかどうかは不明。「裏モノ日記」2003年12月16日に、『さぶ』のバックナンバーを古書展で買ったという記述があるので、おそらくそこから図版を使用したのだろう。…高校生の時にリアルタイムで買っていたはずの『さぶ』の行方はどうなったんだろ。

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