唐沢俊一検証blog

唐沢俊一氏の検証をしてきたブログ(更新は終了しました)

特に話題のないフェブラリー。

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 …そんなタイトルをつけたものの、ちょっとしたネタがいくつかあるので紹介しておく。


日垣隆2月2日に開催した「最新中東事情・緊急報告会」というイベントの模様が動画サイトにアップされていて(あえてリンクは貼らないが検索すれば見つかるはず)、ふだんはやたらケンカっ早い文章を書いている人が小声でボソボソとしゃべる様に日垣隆スレッド@2ちゃんねる電子書籍板では驚いている人もいた。あれに比べれば、唐沢俊一はだいぶしゃべりが上手である。自信を持っていいかも。
 ただ、自分は日垣がだいぶ前にTBSの朝のワイドショーでレギュラーコメンテーターをやっていたのを何回か観ていたのだが、彼は昔からあんな感じで、TVではとてもおとなしい人だった。その時に文章と実像の間のギャップを感じていたから、後になって日垣がさまざまな騒動を起こした時もなんとなく納得できるものがあった。唐沢俊一にしても、初めてコミケで目にした時のおとなしい様子(2008年8月17日の記事を参照)や、TV出演時の様子(2009年6月28日の記事2010年10月7日の記事を参照)を観るからに、やはり文章と実像の間にかなりのギャップがある人であることは薄々察していて、そうした印象が検証に当たって大いに役立ったことは確かである。毒舌をウリにしている人や自己演出が激しい人について考える時は、その人物をナマで見てみるかさもなければ動画での様子を見るかしておいた方がいいのかもしれない。


2月12日11時からTBS系で放送された『ひるおび!の中の企画「常識クイズ! どっちがホント?」の出題者として「作家・雑学王」唐沢俊一が出演していた。当日は北朝鮮が核実験を実施したため、番組の内容が一部変更され、クイズも中止するのではないか?と思われたが、ちゃんと放送されたので一安心。とはいえ、やはり時間が押していたらしく、企画の最後にあったであろう唐沢の挨拶はカットされてしまっていた。出題されたクイズは以下の通り。



第1問:日本で最初のお札(日本銀行券)の誕生直後に起きたトラブルはどっち? A.ネズミに食い荒らされてしまった B.水に弱く、すぐ溶けてしまった


第2問:「ふりかけ」を考案した人はどっち? A.薬剤師 B.軍人


第3問:運転席の隣を「助手席」と呼ぶキッカケとなった車はどっち? A.救急車 B.タクシー


第4問:日本で初めて紹介されたカレーのレシピに実際に入っていたモノはどっち? A.ヘビ B.カエル


 前回よりは難易度が上がっているような。「ふりかけ」は『世界一受けたい授業』でも紹介されていたネタである(2012年1月11日の記事を参照)。



『読売新聞』2月10日朝刊21面「空想書店」の中で、勝村政信唐沢俊一村崎百郎『社会派くんがゆく! 怒濤編』(アスペクト)をおすすめ本として挙げていた。

一つの場所から物を見ないようにしている。そんな究極の眼を持った2人の優しさがあふれる。


 村崎百郎は優しい人だったと思う。『社会派くん』の後期には鬼畜めいた発言を貫けなくなっていたし、唐沢俊一の盗用を責めることができずに結局最後までつきあってしまったのも彼の優しさゆえだったのだろう。一方、唐沢俊一の方といえば、残念な話ではあるが、個人的には勝村さんとは違って唐沢から優しさを感じたことはない。もちろん、唐沢にも優しい部分はあるはずで、それを見抜けない自分の方に問題があるのだろう。もしも唐沢から優しさを感じることが出来ていれば、検証のあり方もまた違うものになっていたようにも思うのだが、終了間際になった今になって考えても仕方のないこと、としか言えない。



「つぶやき日記」1月24日より。

6時、渋谷。S社にてと学会新刊打ち合わせ。かなりこれまでとは違ったおもむきのと学会本になりそう。何冊か取り上げる本の見本を持っていき、あれこれ品定め。一応候補は出したが、さてテーマに沿っているのかいな、これ。6月あたり刊行。


 渋谷の「S社」ってまた出版社が変わるのだろうか、というのと、「6月あたり刊行」ということはトンデモ本大賞に合わせて本を出すのか、というのがとりあえず気になった点。トンデモ本大賞は今年もロフトプラスワンでの開催になるのか? あと、前回の『トンデモ本の新世界 世界滅亡編』(文芸社)では、山本会長が2本しか担当していなかったので、その傾向が続くのかどうかも。*1



つながる読書術 (講談社現代新書)

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社会派くんがゆく! 怒濤編

社会派くんがゆく! 怒濤編

トンデモ本の新世界 世界滅亡編

トンデモ本の新世界 世界滅亡編

*1:トンデモ本女の世界』『トンデモ本男の世界』『愛のトンデモ本』など山本会長の担当分がなかったor少なかったケースは過去にも存在する