唐沢俊一検証blog

唐沢俊一氏の検証をしてきたブログ(更新は終了しました)

Law&Order.

タコシェ冬コミの新刊「唐沢俊一検証本VOL.4」の通販を受け付けています。また、既刊『唐沢俊一検証本VOL.1』『唐沢俊一検証本VOL.2』『トンデモない「昭和ニッポン怪人伝」の世界』『唐沢俊一検証本VOL.3』『唐沢俊一検証本VOL.0』も通販受付中です。タコシェの店頭でも販売しています。
・初めての方は「唐沢俊一まとめwiki」「唐沢俊一P&G博覧会」をごらんになることをおすすめします。
・当ブログにコメントされる場合には誹謗中傷および個人を特定しうる情報の掲載はおやめください。守られない場合には厳正に対処する可能性があります。
・1970年代後半に札幌でアニメ関係のサークルに入って活動されていた方、唐沢俊一に関する情報をご存知の方は下のメールアドレスまでご連絡をお願いします。
karasawagasepakuri@yahoo.co.jp


●更新が滞ってしまって申し訳ありません。「検証する気持ちをすっかり失ってしまっていた」と言っている割りにはひそかに調べものをしていたりしたのだが、表に出せる段階になったらダダダ!と紹介していくのでよろしくお願いします。それから、「唐沢俊一トンデモ本大賞」のレポートは次回、というとまた1週間空いてしまいそうなので、明日書きます。「検証する気持ちをすっかり失ってしまっていた」理由も一緒に説明しようとしていたら遅くなってしまった(大した話ではないのだけど)。古賀さんやbaudrateRAさんや他の参加者の方にはご迷惑をおかけしています。


唐沢俊一公式サイト新たなサイトを作ることを表明。コミケで聞いた話の通りだ。今度のサイトは自ら管理するのだろうか。


●遅ればせながら観た『スコット・ピルグリムvs邪悪な元カレ軍団』は大変面白かったが、ラスボスのギデオン(ジェイソン・シュワルツマン)が唐沢俊一っぽいのが気になった。唐沢俊一vs邪悪な元カノ軍団』もいずれ見たい。


大河氏が興味深い意見を述べられていたので検討してみたい。大河氏の「唐沢俊一検証blog」への感想はdiscussaoさんのブログでまとめられているので興味のある方はどうぞ。

その1

@footbody (続き)感じることもしばしばある」というのが本音です。感覚の問題なので、立証責任は負わないと思いますが、私的結論としては「正当性を主張して唐沢を追い詰めたいのであれば、速やかに法廷へ問題を持ち込んで、全てを公の場で明らかにすべき。(続く)


その2

@footbody (続き)モチベーションは人それぞれですが、むしろそれが「正義のため」「義憤」「楽しいから」」 どれであっても「やるのなら、とっとと訴訟するべき。公正な法廷で法の裁きを受けさせるべき」で あることに代わりはないのではないでしょうか?(続く)


その3

@iyono 唐沢一人を祭り上げても、それこそ「第二、第三の唐沢が現れるかもしれない」わけですよね。でもまぁ、それも含めて既に犯罪者である唐沢にはそれ相応の、法的審判を与えておくべきだという意見は、僕は動かさないですねぇ。


 つまり、唐沢俊一をめぐる諸問題は訴訟で決着をつけるべき」というお話らしい。


 気になる点その1は「どのような根拠で唐沢俊一を訴えるのか?」ということ。名誉棄損罪や著作権法違反の罪は親告罪なので基本的には被害者でないと訴えることができないわけで、さて、そうなると何を根拠に唐沢を訴えればいいのか思いつかない。
 逆に唐沢俊一が自分を訴えてくる可能性はあるかもしれない。ネット上での批判に対して周囲から「訴えれば絶対勝てる」と言われているそうだ(2月10日の記事を参照)。ただ、芝崎淳氏はメールの文面を見る限りあまり法律に詳しい様子ではなかったが。自分はこれまでにも何度か訴訟をほのめかされたことがあるのだが、共通しているのは「あなたを訴える用意がある」というのではなく「○○があなたを訴えようとしている」という内容になっていることで、脅迫に当たらないよう工夫したのかもしれないが、個人的には「なんだかしまらないなあ」と感じてしまった。生意気を言っちゃってごめんなさいね。
 気になる点その2は「訴訟に持ち込んだところで問題が解決するのか?」ということ。唐沢俊一が有罪になるなり損害賠償を命じられるなりしたとしても、それが問題の解決になるのだろうか。また、唐沢俊一に文筆活動を禁じたりメディアに唐沢を起用するなと命じることもできないし、自分はそうしたいとは思わない。唐沢をめぐる諸問題を知らないメディア(『スコ怖』を出したごま書房新社VMは唐沢問題をご存知でない様子だった)やコンプライアンスがいまだにしっかりしていないメディアに警鐘を鳴らす意味合いはあるかもしれないが、それにしたって決定的なものではない。
 以上の点から、自分が唐沢俊一に対して訴訟を提起するのは現実的かつ効果的な方法ではないと判断せざるを得ない。せっかくのご提案に応えられず申し訳なく思う。


 大河氏のお話を読んで思い出した話が2つある。1つは豊田拓臣氏に『唐沢俊一のトンデモ事件簿』での盗用について電話で質問した時に、豊田氏が「当事者に言われないと対応できない」という趣旨の話をされていたことで(電話の内容を記録していないので細部に誤りがあるかもしれない)、やっぱりそこは親告罪が関係しているのかな?と思ったものだった。唐沢俊一が『社会派くんがゆく! 復活編』(アスペクト)で「漫棚通信」さんをクレーマー扱いしたのも親告罪の告訴期間がちょうど切れたあたりだったっけ。…偶然か計算か。
 もう1つ、唐沢問題に関して人と会って話をした時に、伊藤剛さんが唐沢俊一に訴訟を起こした時に和解をしないで最後まで争っておけばよかったのでは?」と何回か聞かされたことも思い出した。…いや、本当に何回かあるので、実際そう思っている人が多いのでは?と考えざるを得ないのだ。しかし、あの訴訟については、和解とはいえ伊藤さんが実質的に勝訴している(ここは重要なので覚えておいてほしい)のだし、裁判所は唐沢が伊藤さんを誹謗中傷していたことを認定している。だから、いまだに伊藤さんを蔑称で呼んでいる人の気が知れないのだが…。果たして最後まで争っていたとしても何か違いがあったか、その点は疑問である。
 今更だが、トラブルに巻き込まれるというのは非常に厄介なことなのだな、と思わざるを得ない。訴えなければ「何故訴えないのか?」と言われ、訴えれば「裁判までしなくても解決できたのではないか?」と言われ、和解すれば「何故最後までやらないのか?」と言われる。つまり、どのようなリアクションをしても何かしらの批判は避けられないわけだ。その点でも伊藤さんや唐沢に盗用された被害者の方々には同情するしかない。


 


 じゃあ、明日は「唐沢俊一トンデモ本大賞」のレポートを書きます。1か月経っちゃったよ…。

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