唐沢俊一検証blog

唐沢俊一氏の検証をしてきたブログ(更新は終了しました)

ワイルドパチ。

 『RED』を観に行ったら、アーネスト・ボーグナインが出てきたのでビックリするやら嬉しいやら。つい先日94歳になったばかりだが、「追討」されないようにお元気でがんばってほしい。


『クイック・ジャパン』公式サイトの次号予告で、吉田豪不惑サブカルロード』唐沢俊一が登場することが確認された。まさか唐沢で最終回とは。どう転ぶにしても楽しみだ。来週の月曜日、2月14日発売です。


 本題。はぬまあん『超絶プラモ道』竹書房)は、知る人ぞ知る幻のプラモデルの数々を紹介した好著で、『トンデモ本の世界R』(太田出版)で山本弘会長も取り上げている。この本の中で、唐沢なをき唐沢なをきのパチがあたるぞ!!』というマンガを寄稿しているのだが、そこで唐沢兄弟の少年時代の思い出が語られている。makさん、情報ありがとうございます。

ある日 兄(小4)が


(俊一)
おまー 見たかアレ
F堂のよープラモー
おまー


目が光ってアンテナが回って腕とかふりながらノシノシ歩くんでーモーターで


(なをき)
マジかいやー


(俊一)
これ買わないかんでー おまー


(なをき)
うん 僕それ買うわー

 …北海道弁ってこんなんなのだろうか。
 興味深いのは、このマンガの俊一少年がおなじみのグルグル眼鏡ではなく、「眼鏡をかけたキツネみたいな顔」で描かれていることである。つまり、『近未来馬鹿』のあとがきマンガと同じなのだが(藤岡真さんのブログを参照)、もしかすると唐沢なをきから見た兄のイメージは「グルグル眼鏡」ではなく「キツネ顔」なのかもしれない。

 それはさておき、兄からの情報に興奮したなをき少年は店に駆け込み、『宇宙大魔王』なるプラモを買って組み立ててみたのだが、これが兄が言うような凄いものではなく、実にショボい代物であったことに気づく。

未だに謎なのはこの、(当然)目も光らないしアンテナも回らないし腕もふらない、200円くらいのプラモを


あの兄はなぜ目が光ってアンテナが回って腕を振りながらノシノシ歩く、と感チガイ(原文ママ)したのであろうか


これがパチもんの魔力というヤツなのでしょうか

 …まあ、微笑ましい話である。唐沢なをきも別に怒ってはいないし。岡田斗司夫にも似たような話があるのも面白い。
 しかし、そんなに仲良しだったのに今では「うそつきくん」か…。


もう一度観よう! 『戦争のはらわた』も観よう!


タコシェ冬コミの新刊「唐沢俊一検証本VOL.4」の通販を受け付けています。また、既刊『唐沢俊一検証本VOL.1』『唐沢俊一検証本VOL.2』『トンデモない「昭和ニッポン怪人伝」の世界』『唐沢俊一検証本VOL.3』『唐沢俊一検証本VOL.0』も通販受付中です。タコシェの店頭でも販売しています。
・初めての方は「唐沢俊一まとめwiki」「唐沢俊一P&G博覧会」をごらんになることをおすすめします。
・1970年代後半に札幌でアニメ関係のサークルに入って活動されていた方、唐沢俊一に関連したイベントに興味のある方は下のメールアドレスまでご連絡をお願いします。

karasawagasepakuri@yahoo


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超絶プラモ道―懐かしのオリジナルSFプラモデル大全 (ホビージャック (2000-05))

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トンデモ本の世界R

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