唐沢俊一検証blog

唐沢俊一氏の検証をしてきたブログ(更新は終了しました)

「唐沢俊一検証blog」二周年(前篇)。

タコシェにて『唐沢俊一検証本VOL.1』『唐沢俊一検証本VOL.2』『トンデモない「昭和ニッポン怪人伝」の世界』、通販受付中です。タコシェの店頭でも販売しています。
・初めての方は「唐沢俊一まとめwiki」「唐沢俊一P&G博覧会」をごらんになることをおすすめします。
・1970年代後半に札幌でアニメ関係のサークルに入って活動されていた方は下のメールアドレスまでご連絡をお願いします。

karasawagasepakuri@yahoo.co.jp


 唐沢俊一検証blog」がスタートして今日でちょうど2年になりました。いつも読んでくださっているみなさんに心から感謝したいと思います。本当にありがとうございます。

 …それにしても、やっぱりネタがなくならない。2年頑張ってもまだまだ消化しきれていない。夏コミ用の同人誌を作る過程で新たな資料を見つけてしまったしなあ。いい加減折り返し地点は過ぎたと信じたい。

 そして、今回と次回、2回に分けて「唐沢俊一検証blog」のこの1年の歩みを振り返ってみることにする。あまりにも多くのことが起きすぎて自分でも混乱気味なので、「アー、アッタアッタ」と思い出してみたい。


・2009年7月27日「“mindy9”=眠田直だった。」

 伊藤剛さんのブログに突撃してきた「眠田直」を名乗る人間が本人だったことが発覚。しかも、「と学会」のメーリングリストでそのことを報告した眠田氏を誰もきちんとたしなめなかったというトンデモな実態もあわせて発覚。念のために書いておくと、山本弘会長は後で眠田氏に注意したとのこと。菊池誠先生に質問した件で伊藤さんを批判する人がいるけど、こういう事情があったことも知っておくべきだと思う。それから、伊藤さんが菊池先生を追及するのがNGなら、町山智浩さんが山本会長と「と学会」に唐沢問題について見解を求めたのもNGなのだろうか。


・2009年8月4日「唐沢俊一の処分および処分撤回問題」・その1。

 山本弘会長が唐沢俊一を処分しようとして結局断念した経緯を取り上げた。いろいろビックリすることがあった話だが、一番驚いたのは唐沢俊一が最後に何事もなかったかのように復帰を宣言したこと。山本会長にメチャクチャ批判されてたことをわかっているのかどうか。


・2009年8月7日「山本弘会長からお返事をいただきました。」

 唐沢俊一の問題について山本会長にメールを送ったところ、「と学会」のメーリングリストを会長に無断で公開したことについてお叱りを受けました。この点については自分に非があったと思うので冬コミで謝ってきました。いろいろ批判してきたし、これからも批判するかもしれないけれど、個人的には山本会長のことは今でもわりと好意的に考えています。


・2009年8月13日「夏休み特別企画。幻の番組『ウルトラP&G』のすべて。」

 それまでの陰惨な話題とは正反対のバカ企画。今年も夏休みに特別企画をやる予定。


・2009年8月18日「「コミックマーケット76」レポート(前篇)。」

 ブログの内容をまとめた同人誌を作ってコミックマーケットに初参加。持ち込んだ本をなんとか完売できたので唐沢俊一のコスプレをした甲斐があった。「唐沢俊一に本を手渡しする」というブログ開設以来の目標をとりあえず達成できたのも嬉しかった。そのほか、藤岡真さん、知泉さん、漫棚通信さんたちとも初めてお会いできた(伊藤さんとは2度目)。ドラゴン山崎氏が訪ねてきたのに誰だかわからなかったのは今でも申し訳なく思っている。
 …さて、今年の夏コミでも唐沢俊一に本を手渡せるのだろうか。


・2009年9月13日「唐沢なをき検証blog3。」

 唐沢なをき『マンガのゲンバ』取材拒否事件。こんな前の出来事だったっけ。なお、お兄さんは弟のトラブルに関して適当なことを言っただけだった。


・2009年9月19日「『唐沢俊一検証本VOL.1』が『映画秘宝』11月号で紹介されました!」

 ずっと愛読してきた雑誌に本が紹介されてとても嬉しかった。なお、この直後に行われた「映画秘宝ナイト」では『唐沢俊一検証本』が会場で販売されているというアナウンスが流れると、場内は爆笑の渦に包まれたという。


・2009年9月23日「『博覧強記の仕事術』総括。」

 6月から続けてきた『博覧強記の仕事術』(アスペクト)の検証がようやく終了。個人的には楽しんでやれたのだが、当ブログの読者のなかには本の内容のひどさに拒否反応を起こした人もいるらしい。その点は唐沢俊一だけでなく編集を担当した大内明日香女史の功績(?)も大きいのではないか。


・2009年9月29日「JFKのことを間違えないだろ、JK。」

 ロバート・ケネディ大統領」。
 もちろん、「マジソンズ博覧会」からのパクリも忘れてはいけない(「マジソンズ」はこの翌月もパクられている)。唐沢俊一は岸田裁月さんに謝るように。…他にも謝るべき人間が多すぎるのだが。


・2009年10月13日「調べれば真相が1分でわかる不快イ話。」

 日本テレビの番組『人生が変わる1分間の深イイ話』で高橋留美子は新人の頃、出版業界の先輩である唐沢俊一にアドバイスされた」という明らかなガセネタが披露された。日本テレビは今でもワイドショーで唐沢俊一にコメントを求めたりするあたり、アンテナが弱いのかもしれない。


・2009年10月19日「理不尽だわ。」
 唐沢俊一の数ある「追討」の中でも問題作であろう加藤和彦の「追討」。「あ、惚れたな」という迷言は忘れがたい。


・2009年10月22日「Syuppan Rush?」

年末進行が何と今年はもう始まった。単行本3冊、死なないで何とか仕上げるにはどうしたらいいかと考える毎日。


 この後に出た単行本は『社会派くんがゆく! 疾風編』(アスペクト1冊のみ。「年末進行」とはなんだったのか。


・2009年11月12日「なぜだ?!イベント中止のお知らせがない。」

 三越カルチャーサロンで行なわれるはずだった唐沢俊一のイベントが中止になった。その理由が「人が集まらなかったから」というのは身も蓋もなさすぎるが、いったん公式サイトで告知を行なっていたイベントが中止になったにも関わらず何も対応をしない唐沢俊一には疑問を抱かざるを得ない。「プロデューサー」が一番仕事をすべき場面だろうに。


・2009年11月20日「大丈夫?」

 「裏モノ日記」でセルフコピペが発生。唐沢の健康状態を心配して連絡を取った額田久徳さんに逆ギレする事件も起きた。市橋達也に熱をあげはじめたのもこの時期から。


・2009年11月26日「タナトスの塔からずっと。」

 『ラジオライフ』のリニューアル新連載1回目から縄文人が古墳を造った」というガセビアが炸裂。「ボトルネック」の意味を間違えているのもなかなか。『ラジオライフ』の連載はこの後加速度的に内容がウスくなって検証人泣かせになっていくのであった。


・2009年12月31日「「コミックマーケット77」御礼。」

 夏に続いて冬コミにもサークル参加。唐沢俊一は落選した(最初から申し込みしていなかったという説もある)ため、本を手渡すことはできなかったが、山本弘会長にお会いして直接本を手渡してきた。執事コスプレがイマイチ不発だったり、せっかく作ったおまけを家に忘れてきたりしたので、反省を生かして夏は頑張りたい。


 …これでやっと半分。自分でもいろいろ忘れていることがあって面白かった。序盤の「と学会」がらみの話題は重かったなあ。山本直樹は『レッド』の次に「と学会」を漫画化すべき。去年の夏コミはものすごい前の出来事のような気がする。
 後篇では2010年に入ってからの出来事を取り上げるが、こっちも事件が起きまくりである。心安らかに検証するわけにはなかなかいかないらしい(ある意味自業自得)。

レッド(4) (KCデラックス)

レッド(4) (KCデラックス)