唐沢俊一検証blog

唐沢俊一氏の検証をしてきたブログ(更新は終了しました)

SuperVisor突然でまかせ。

あれもこれも未体験 いつだって知ったか


 『裏モノ日記』10月16日よりカルト寄席の様子。

さだやん師匠と楽屋で雑談。
今回のカルト寄席は前後二日間で、明日が鳥肌実大本営八俵、
それに元気いいぞうという“狂気派”連中で、今日のは常識派出演者。
それだけいくらか分が悪い
とはいえ、椅子席ほぼ満席で、反応もよいお客。
快楽亭もゴキゲンであった。

 後で出てくる快楽亭ブラック師匠のブログによれば、この日のお客さんは約40人で、翌日のお客さんが110人以上。鳥肌実の人気が凄いとも言えるが、現在の唐沢俊一の集客力もなんとなく見えてくる。なかの芸能小劇場(定員110人)を埋められなかったし(詳しくは10月19日の記事を参照)、「ホラリオン」で使用した「楽園」の定員は70〜90人。100人はいかないと見るのが妥当か。

カルト寄席と銘打っているのに快楽亭は変態も鬼畜もほとんどない
『国訛り』。頼光くん、今日は選びに選んだネタで度肝を抜いた。
それから私、オトナネタ。まずまずの受け方。最初つまらなさそうに
していたお客さんが後半噴き出していたのを上から見て秘かに心の中で
ガッツポーズ。

ブラック師匠のブログ

 今日はお客さん約40人、出番は来た者順ということであっしがサラで「国なまり」、次の坂本頼光がなんとブルーフィルムを上映したのには、びっくりしたなー、もー。どうしてこういういいのを大阪でやらないんだ。大阪をなめとんのか。唐沢俊一先生の漫談の後、梅田佳声先生、左談次でおひらき。打ち上げはちゃんと亭でカレーとちゃんこでした。

 坂本頼光のネタを唐沢は伏せているのにブラック師匠は「ブルーフィルム」とハッキリ書いてしまっている。


 この日の唐沢のネタについて「「ノウブリ」と囁け」には次のようにある。

唐沢俊一さんは、自らがスーパーバイザーとして関わったテレビ番組「トリビアの泉」で、くだらない理由で没になったネタがいかに多かったかという話から始める。
ゼロ戦に関するトリビア」の映像を作って、放送前にゲスト出演者(へぇへぇとボタンを連打して短いコメントを言うだけの役の人たちね)である某人気女優に見せたら、「ゼロ戦てなに?」と言われて、これじゃコメントがつけられそうにない、と没になった。
同様に埴輪・土偶についてのトリビアネタを作って、本番前にゲストの某グラビアタレントに見せたら「ハニワってなに?」・・・。
トリビアを堪能するためのは一般常識の基礎が必要なわけだが、あまりにもそれが欠如しているゲストが多く、そのために没ネタが増えて制作費を圧迫したという話にゲラゲラ笑った。
 その鬱憤を晴らす、という名目で、絶対ゴールデンのテレビでは流せないトリビアを紹介。

 いろいろと気になる点がある。
 まず第一にトリビアの泉』は事前に出演者にトリビアを見せていたのか?ということ。じゃあ、あの「へぇ」ってやっていたのは感心しているフリだったのだろうか。スーパーバイザーが興醒めさせてどうする。
 第二に女優やタレントに常識がなかったおかげで映像が没になったという話はちょっと信じられない。だって、せっかく手間をかけて収録した映像を出演者の一言でボツにするなんて効率が悪すぎる。「こういうネタをやろうと思っているんですが」と映像を作る前に伺いを立てるのならまだわかるけれど。それと、タレントに常識が無いのならタモリ荒俣宏に「そんなことも知らないの?」とビックリさせて盛り上げることもできたろう(『トリビアの泉』放映当時「おバカ」ブームはまだ起きていなかったが)。スーパーバイザーはともかくトリビアの泉』のスタッフは優秀だからそれくらいのことは考えつくはずだ。
 そして、第三に「トリビアを堪能するためのは一般常識の基礎が必要」ってそれは「お前が言うな」という話だ。「ロバート・ケネディ大統領」だもんね。唐沢にゲストをバカにする資格なんてないよ。
 というわけで、唐沢の話をまともに信じることは出来ない。あんまりヘンなので、このスーパーバイザーは番組の内容に大して関わってないのでは?という疑問を持ってしまった。なお、この日の唐沢のネタは「下ネタ系トリビアの紹介」とのこと。…それは、ゲストに関係なくゴールデンタイムでは流せないネタだと思うけど。


 同じ日の「裏モノ日記」にはこのような箇所がある。

前回大阪でやったときは快楽亭、どういう風の吹き回しか
夜にいたって不機嫌になり、翌日の日記に”全然盛り上がらなかった“
とか(ほぼ嫌がらせで)書いていたみたいで、気にしていた出演者がいた。
実際は大盛り上がりだったこと、来てくださった方のブログなどからも
あきらか。彼のために書きつけておく。
http://yaplog.jp/momoha611/monthly/200908/2
芸人なかせである、ブラックの日記は。

 大阪での話は8月22日の記事を参照して欲しいが、ブラック師匠のシビアな見方に対して、唐沢は「お客さんのブログを見てよ!」と反論しているわけだ。で、文中にアドレスが出ている「桃葉の着物日和」を見てみると。

TORIIホールへ
快楽亭ブラック師匠の会のお手伝い。
今回は「カルト寄席」と題して、豪華ゲスト陣が東京から。

…っておい。
 このブログの主宰者は当日スタッフとして参加した人じゃないか。唐沢俊一もコメントで「当日はいろいろお手伝いいただき、ありがとうございました!」と書いている。そんな人が「全然盛りあがらなかった」なんて書くわけが無いし、イベントが盛りあがった証拠になるわけが無い。そういう判断ができないあたり、唐沢俊一という人は取り巻きや身近な人から褒められると素直に喜んじゃうのかと心配になる。編集者と打ち合わせするとすぐに「絶賛された」と書いちゃうし(編集者は打ち合わせの時は相手を褒めるに決まっているそうだ)。大丈夫だろうか、そんなに素直で。
 ついでに書いておくと、「裏モノ日記」10月23日より。

来月に入っていたイレギュラー仕事一本、連絡あって
延びるという通知。延びるのはいいが一年後(笑)。
まあ、不景気ではあっても一年や二年でつぶれるクライアント
ではないからいいものの。

 「一年後」って。その仕事は「一年後」に本当にあるのだろうか。もしあったとしても唐沢は覚えていられるのだろうか。


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