唐沢俊一検証blog

唐沢俊一氏の検証をしてきたブログ(更新は終了しました)

ナボナは永久に不滅です。

 唐沢俊一ソルボンヌK子『昭和ニッポン怪人伝』(大和書房)、今回は第2章「長嶋茂雄王貞治」を取り上げる。第2章は次のような文章で始まる。P.32より。

 昭和戦後の日本を回想する番組などで必ずと言っていいほど流れるのが、天覧試合となった1959(昭和34)年6月25日の巨人―阪神戦で流れる、長嶋のサヨナラホームランである。

 …検証してなかったら本を投げ捨てていたね。今なら前蹴りでサンドバッグを向こう側まで吹っ飛ばせそうだ。…なんというブラジル極真空手。「昭和戦後」もヒドいけど、「巨人―阪神戦で流れる」は余計だろう。さすがに書き出しでこれはない。

P.32より。

 若い野球ファンにも、そういった番組のおかげで、そのイメージは強烈なのではないか。4対4で迎えた9回裏、バッターボックスに立った長嶋は、阪神村山実投手の一球を見事にバックスタンドにたたき込み、劇的なサヨナラホームランを放った。

…野球場で「バックスタンド」ってあまり言わないような。サッカーなどを行う競技場ならわかるけど。まあ、厳密に言えば間違いではないかも知れないけど、より正確に書くと長嶋のサヨナラホームランは「レフトスタンドのポール際」に飛び込んでいる。このように書いておかないと、村山が後々まで「あれはファールだった」と主張していた意味がわからなくなってしまう。

P.33より。

 しかし、実はこの試合では、のちに“ON砲”と言われ巨人の黄金時代を築く二本柱の1人となる、王貞治も7回裏にホームランを放っている。それも、その一発で阪神のリードから同点に追いつく貴重な一打である。しかし、王のそのホームランが映像として流れることは、まず滅多にない。テレビで我々が熱狂するのは、決まって“長嶋のサヨナラ”である。

 天覧試合で王がホームランを放ったことは決して忘れられてはいない。何故なら、この天覧試合で最初の「ONアベックアーチ」が生まれているからだ。天覧試合のトピックとして長嶋のサヨナラホームランに次いで語られているといってもいいかもしれない。そういう意味では、長嶋のサヨナラホームランの真の被害者は藤本勝巳なのではないか。藤本は6回表に試合をひっくり返すホームランを打っているのだが、タイガースが敗れてしまったために天覧試合での藤本のホームランについて取り上げられることはほとんどない。なお、藤本は一時島倉千代子と結婚していたことでも知られている。…なんだか自分が野球版半田健人になったような気分だが(もちろん自分は彼ほど濃くはないしイケメンでもなく仮面ライダーでもない)話を先に進める。

P.33より。

 しかも、長嶋はこのサヨナラ以来快進撃を続けるが、王はこのホームランを打ったことでその年のツキを使い果たしたかのように成績不振が続き、72本の三振を喫して「三振王!」などと野次られる始末だった。そして入団3年目には阪急にトレードに出されそうになり、しかも阪急に断わられる(原文ママ)という屈辱まで味わっている(まあ、結果的にはそれがよかったのだが)。

 三振は「本」じゃなくて「」と数える。それから、この時王のトレード相手として名前が挙がっていたのは米田哲也とされている。「ガソリンタンク」と「世界の王」とのトレードが成立しかけていたわけである。今で言うなら坂本勇人田中将大がトレードするようなものだろうか。…そう考えると凄いな。唐沢俊一は米田に興味が無いんだろうか(通算勝利数歴代2位の大投手なのだが)。そして、仮に王が阪急に移籍していたとしたら、1971年の日本シリーズ第3戦で王が山田久志からサヨナラホームランを放つことも無かったわけで、ジャイアンツのV9がどうなっていたかも怪しい(そもそも王が大成していたかも怪しいが)。…いや、だから俺は野球版半田健人なのかと。

P.33より。

 王が長嶋に追いつくのは3年後の1962年、バッテングコーチに就任した荒川博の特訓のもとで一本足打法を指導し、本塁打王打点王に輝いてからである。

 「特訓のもとで一本足打法を指導し」?えーと、荒川は王に「誰かに一本足打法を指導しろ!」という特訓をしたってことか?意味がわからない。日本語を特訓してください

P.33〜34より。

 この両者の差は、現役引退のときまでつきまとう。長嶋の引退時(1974年)のセレモニーでの挨拶、
「巨人軍は永遠に不滅です」
は、いまだに語り継がれ、お笑いにもパロディ化されるほどの知名度があるが、王の引退のときの言葉を覚えている人がどれほどいるだろう。

…検証してなかったら本を破り捨てていたね。長嶋の引退セレモニーの挨拶は「わが巨人軍は永久に不滅です」だよ!よりによってそこで間違えるか。今なら瞬獄殺を使えそうだ。…なんという殺意の波動。ちなみに、ウィキペディアには次のように書かれている。

引退セレモニーでは「わが巨人軍は永久に不滅です」という、あまりにも有名な言葉を残した(しばしば「永遠に不滅です」と誤って引用されることもある)

まさにお約束通りですね。例文として載せちゃえば?
 それからここではきわめて低レベルな論理のすりかえが行われている。確かに王の引退は長嶋ほどは取り上げられていない。しかし、王が756号ホームランを打ち世界新記録を達成した瞬間の映像は長嶋の引退セレモニーと同じくらいメディアで紹介されているのだ。両手を広げてダイヤモンドを一周する王の姿を多くの人が記憶しているはずである。野球人生におけるハイライト・シーンが異なっているだけで、長嶋と王、どちらが優れていてどちらが劣っているなどということをはっきりと言えるものではないのだ。

P.36より。

 さらに言えば、王は色紙にサインを求められると、「努力」と書き、脇に自分の名前を書いた。一方の長嶋は、真ん中に「長嶋茂雄」と書いたという。
 まず、自分ありきの長嶋と、努力あっての成果が自分だ、と思う王の違いだろう。

 長嶋は現役時代「快打洗心」という言葉を好んでサインに書いていたという。しかし、サインに自分の名前だけ書いていたら「自分ありき」になるのか?

P.37〜38より。

 思えば長嶋は典型的なマスコミ時代のシンボルだった。1964年、東宝配給で『ミスタージャイアンツ 勝利の旗』という、“長嶋茂雄主演”の映画が公開された。
 その年の長嶋の活躍を記録映画的に録り、さらにそれにフランキー堺淡島千景仲代達矢などという豪華キャストのドラマを加えてつくった作品で、長嶋はかなりぎこちない芝居とセリフ回しながらも、打てない苦悩と、それを改善する山ごもりでの特訓などを演じていた。
 同じ映画に、王もでているのだが、こちらは見ていて唖然とするほどのセリフの棒読みで、いや、当時のスポーツ選手ならばそっちの方が普通とはいえ(川上哲治監督も出演しているがこれも棒読みがすごい)、長嶋はちゃんと“芝居”をしている。シーズン中に試合をきちんとやりながら映画に出演し、しかもその年、入団以来最高の安打数(163)と本塁打数(37)を記録している長嶋という人間は、化物としか思えない。

…さて、勘のいい方ならもう薄々事情に気づいていらっしゃるのではないか。プロ野球選手は1年中野球をしているわけでなく、シーズンオフというものがあることを。『ミスタージャイアンツ 勝利の旗』が公開されたのは1964年2月11日、シーズン開幕前である。そして、スポニチの記事を紹介してみる。

多摩川グラウンドや後楽園球場でのロケも敢行。長嶋の登場シーンは1カ月以内で撮影する強行軍のスケジュールだった。クランクインとなった11月21日多摩川での撮影は、長嶋が空を見上げながら立教大学時代の東京六大学新記録の通算8本塁打のことを思い出すというシーンでスタート。

ほらね。演技の部分はシーズンオフに撮影している。さらに

東宝側は長嶋がタイトルホルダーになると踏んで、宮崎キャンプの時から撮影班を派遣し、練習シーンなどを撮影。ペナントレースに入ってからもカメラを回し続ける力の入れようだった。

つまり、実際の試合や練習とドラマのシーンは別々に撮影していたのである。…普通に考えればわかるはずだけどなあ。なお、スポニチの記事では「セリフは棒読みながら、うまそうに栄養ドリンクを一気飲みする王貞治一塁手」とあるので笑ってしまうが、「演技が好評を博した藤田」とあるのも見逃せない。藤田元司、演技が上手かったのか…。見てみたいなあ。しかし、長嶋の演技力を褒めるのなら、イチローも認めてあげようよ。『古畑任三郎』での演技は上手かったんだから(詳しくは4月14日の記事を参照)。

P.38〜39より。

 しかし、他球団にいた野村と異なり、王の隣には長嶋がいた。王は長嶋と自分のキャラクターが全く違っていることは意識しながらも、自分には自分なりに、マスコミにアピールするやりかたがあるのではないか、と考えたのである。
 それが、あの一本足打法の練習方法として有名な、真剣で天井から吊り下げた糸の先の白紙を切る、というものだった。王は一本足打法開発のため、剣道家・羽賀準一のもとに弟子入りし、居合いの練習をした。これがスポーツ紙などで報じられると、国民たちは、王の姿に剣豪の面影を重ねるようになったのである。
 折りしも時代は、五味康祐の『柳生武芸帳』、柴田錬三郎の『眠狂四郎』など、剣の達人たちを主人公とした小説が流行し、“剣豪小説ブーム”などと呼ばれていた(五味には実際に剣豪が巨人に入団して野球選手になる、『一刀斎は背番号6』という野球/剣豪小説がある)。
 王がこれを意識していなかったわけがない。長嶋とは違った形で、王もまた、ファンが思い描く自分の姿、というものを形づくっていたのである。

…結局のところ、唐沢俊一王貞治という人をまったく理解していないのだな、と思うしかない。王はそのようなかたちでアピールをするような人ではないのだ。個人的に印象深いエピソードなのだが、王と当時ヤクルトスワローズの監督だった野村克也がオープン戦の試合前にちょっとした言い争いをしたことがある。「いいプレイをしたらお客さんは見にきてくれる」という王に対して「それだけではダメだ」という野村(ちょうどJリーグが盛り上がって野球人気が低迷していた時期だったはずである)。王と野村の違いが浮き彫りになって興味深いが、ともあれ王貞治という人は「いいプレイ」をすることを何よりも心掛けている人なのである。
 それに白紙を切る練習はパフォーマンスではなく一本足打法の習得のためには必要不可欠なものだったのだ。ひらひらと揺れ動く紙をタイミングを見計らって切ることによって集中力を鍛えるのである。そして、王が練習に居合や合気道を取り入れたのは合気道を学んでいた荒川博の影響だが(荒川は植芝盛平の弟子だったとか。…これをネタに話を作れないかな?)、それも王にとっては理に適った練習だったのである。王貞治『夢を追え』(NHK出版)P.16より。

 全神経を集中し名刺で割りばしを真っ二つにする合気道の練習、次はワラのカカシを日本刀で斬る練習だ。日本刀をバットのように持ち、一本足のカカシに一本足打法で挑むのだ。日本刀で物を斬るには、斜めに刀を振り下ろすのがコツである。バッティングでは、バットを上から叩きつけるとボールに浮力がついて伸びていく。荒川さんはその原理をワラ人形を斬ることで、僕に会得させようとしていた。一本足打法とダウンスイングは、切っても切れない関係にあった。

だいたい当時の王は野球選手として生き残るのに必死で、ファンへのアピールなんかしている余裕はとてもなかったのだ(阪急にトレードされかけたことを唐沢も書いているのに)。だから、唐沢俊一一本足打法と「剣豪小説」の関係を論じているのは、思いつき以外の何物でもない。…以下は完全に余談だが、武道を取り入れた荒川の練習法でプロ野球選手として大成したのが王と榎本喜八しかいないことから、武道とスポーツはやはり別個のものなのではないか、と感じさせられる。桑田真澄甲野善紀に教えを求めていたがどれくらい効果があったのか、宇城憲治に指導されていた高校の野球部は強くなったのか、気になるところである。…完全に自分の趣味に走ってしまってすみませんw

P.39〜40より。

 高度経済成長期、日本人は2つの型(パターン)に別れた。
 1つは、日本、そして日本の企業という“組織”に乗っかり、組織の看板や力を利用して(これは悪い意味ではなく、サーフィンで波にうまく乗るように、特殊なバランス感覚と、場を見る目が必要となる才能である)自分がのし上がっていくタイプ。
 もう1つは、周囲の流れに惑わされず、自分の技量をひたすら磨いていくタイプ。
 前者の成功者は経済大国日本をつくりあげ、後者で成功した者たちは技術大国日本を築きあげた。どちらが偉い、ということではなく、この2種類の人間が組み合わさって存在したとき、日本人は最大の力を発揮するということである。
 後者は求道者タイプであり、もちろん王がそのタイプに属する。そして、王を好む国民は、先ほどの剣豪小説を好むタイプと一致する気がする。

 思いつきで書いた俗流文化論、としか思えない。「と学会」はこれに突っ込まなきゃ。どうして高度経済成長期にパターンが別れたのか、代表的人物は誰なのか、説明してもらいたいことが多すぎる。それに王のファンと剣豪小説のファンが「一致する気がする」って何。「気がする」って

 その後で、唐沢は長嶋茂雄が『無責任』シリーズなどの東宝映画における植木等と良く似ていると書いている。P.40〜41より。

 長嶋という人は、このシリーズの植木等に非常によく似ている。読売ジャイアンツという大企業に入り、もちろん努力はするのだが、その努力は“自分のための努力”であり、しかし、その自分のための努力が結果的に企業(巨人軍)のためになる、という不思議な結末になる。これもまた、当時の日本人が求めていた、理想的な世の渡り方のパターンなのだろう。

 
 『無責任』シリーズというのはいわゆるピカレスク・ロマンである。ということは、そのシリーズの主役である植木等は悪漢、ダーク・ヒーローというか、いずれにしても正統派のヒーローではない。それに対して現役時代の長嶋茂雄正真正銘正統派のヒーローである。もしかすると唐沢は現役を引退した後に、いしいひさいち達によって「面白いキャラクター」であることが発見された以降の長嶋のイメージと混同しているのかもしれないが、長嶋茂雄植木等を「非常によく似ている」というのは承服しがたい。なお、唐沢は『日本一のショック男』について「1972年公開」としているが、正確には「1971年12月31日公開」である。

P.41より。

 さて、高度経済成長期も終わり、長嶋も、そして王も引退した。それ以降も、素晴らしい成績を残した選手は野球界には大勢いる。しかし、その一挙手一投足が国民に愛され、日本のシンボルであるかのように謳われた野球選手は長嶋と王の2人以外、出ていないと言っても過言ではない。

イチローを認めようよ。清原和博も「国民に愛され」ていたと言っていいと思う。

P.42より。

 最後に、平成になってからの2人を比較してみたい。長嶋は、あたかも終身雇用制が日本経済を安定させていた時代の申し子のように、巨人軍に籍を置き続け、一時はそこを離れても、巨人以外のチームの監督になることはなかった。
 一方の王は、古巣巨人軍の監督時代こそふるわなかったが、逆にそこを離れてダイエーホークスの監督になってから、弱小球団だったホークスを優勝に導いている。

 王も「終身雇用制が日本経済を安定させていた時代」に生きていたことに変わりはないと思うのだが。そして、野球ファンなら、王が古巣を離れて九州の球団を率いて巨人と対決する姿に、かつての三原脩西鉄ライオンズをダブらせたのではないかと。唐沢俊一「昭和ひきこもり」を自称するならもう少し野球に詳しくなってほしいところだけど。

P.42より。

 現時点での長嶋・王の比較論で言えば、彼らの選手としての全盛期を知らない若い世代ほど、王の方の評価が高い。それは、時代が“企業・組織”の時代から、“技術・個人”の時代へと変化したということと無関係ではないだろう。

 ンモー、まーた俗流文化論を話す〜。しかし、実際のところ、長嶋茂雄の方が今でも愛されているんじゃないか?長嶋はしばしば「記録より記憶に残る選手」と呼ばれているから、現役当時を知らない人が増えてくると長嶋の人気は落ちてくるのではないか?と思いきや、長嶋の現役時代を知らない若い人にも長嶋ファンは多い。おそらくは、長嶋の明るくちょっと天然入っているキャラクターが愛されているのだろう。「現役当時を知らないファンに愛されているヒーロー」といえばもうひとりアントニオ猪木がいる。「燃える闘魂」としての猪木は知らなくても「元気ですかー!」の猪木のファンになるというわけだ。そういう意味では、長嶋と猪木の変身振りはよく似ている。

P.43より。

ひょっとして、どう見てもマイペースで生きてきた長嶋は、常に“世間から見た長嶋茂雄”“ファンの期待する長嶋茂雄”の奴隷だったのではあるまいか。
 長嶋のニックネームは“ミスタージャイアンツ”で、略して“ミスター”と呼ばれる。“ミスター〜”というのは。“〜の世界の代表”という意味だが、〜が取れてもその呼称が個人を指すような人間は、スポーツの世界ばかりではない、どんな他の世界を見渡しても長嶋しかいない。
 つまり、彼は日本人そのもの、日本全体の代表なのである。一方の王は、台湾出身ということから当然かもしれないが、そのような重いイメージを背負う必要はまったくなかった。

 『水曜どうでしょう』の鈴井貴之も「ミスター」と呼ばれているけど…、こんな揚げ足取りをしたくなるのは、最後の最後でまたしても大ポカをやっているからだ。王貞治台湾国籍だけど東京出身である(墨田区)。…どうしてこんな基本的なミスをするのかなあ。それに王は第1回WBCで日本代表を率いている。「重いイメージ」を背負って戦っているではないか。

P.43より。

 長嶋はアテネ五輪に日本の野球チームの監督として赴こうとした矢先に脳梗塞で倒れた。幸い、命に別状はなく、その後体調は回復したが、公の場に姿を現すことは稀になった。
 一方の王は、胃ガンで体重が極端に落ち、周囲の者にこれはもう危ないのでは……という思いを抱かせながら見事に復帰し、さきほどの長嶋一茂のインタビューにも元気に答えている。“日本を背負う”というプレッシャーがあるかないかの差、と思えて仕方がないのである。

 いや、それは後遺症があるかないかの差だろう。長嶋は脳梗塞で倒れて不幸にも発見が遅れてしまったために後遺症が残ってしまった(それでもかなり回復してはいるように思う)。一方の王にしても、胃を摘出してしまってかなり痩せてしまっている。豊田泰光氏などはかなり心配していて、王がホークスの監督を辞めたときはホッとしたという(胃ガンを患っていた王に第2回WBCの監督を依頼しようとしたナベツネはちょっとなあ)。ONの2人にはこれからも元気でいてほしいものである


…あーっ、もう、間違いが多すぎるっ!!突っ込みすぎて疲れた。自分が中途半端に野球を好きだったせいで、長文になって読者の皆さんにも迷惑をかけていると思う。申し訳ない。…っていうか、唐沢俊一はONでこんなに間違っていたら、野球を語れるわけがない。まあ、スポーツ全般がダメなのはわかるけど、昭和という時代が好きなら、昭和を代表するヒーローであるONに最低限の敬意を払って欲しい。やっつけで語っているのか?と疑いたくなってしまう。お願いだからプロフェッショナルと呼ぶに値する仕事をしてください

…残るは9章。もうこれ以上ひどいネタを読みたくないなあ。神の実在を信じたい


※追記 『昭和ニッポン怪人伝』P.40では『無責任一代男』の歌詞が

“♪人生で大事なことはタイミングとC調と無責任”

となっているが正しくは“人生で大事な事はタイミングC調無責任”である。

※追記2 mkstonecoldさんのご指摘に基づいて記述を訂正しました。


※追記3 出だしの文章の表現に不十分な点があったので訂正しました(2012年9月6日)。

[rakuten:navona:1382655:detail]

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