唐沢俊一検証blog

唐沢俊一氏の検証をしてきたブログ(更新は終了しました)

大節電。

タコシェ冬コミの新刊「唐沢俊一検証本VOL.4」の通販を受け付けています。また、既刊『唐沢俊一検証本VOL.1』『唐沢俊一検証本VOL.2』『トンデモない「昭和ニッポン怪人伝」の世界』『唐沢俊一検証本VOL.3』『唐沢俊一検証本VOL.0』も通販受付中です。タコシェの店頭でも販売しています。
・初めての方は「唐沢俊一まとめwiki」「唐沢俊一P&G博覧会」をごらんになることをおすすめします。
・当ブログにコメントされる場合には誹謗中傷および個人を特定しうる情報の掲載はおやめください。守られない場合には厳正に対処する可能性があります。
・1970年代後半に札幌でアニメ関係のサークルに入って活動されていた方、唐沢俊一に関連したイベントに興味のある方は下のメールアドレスまでご連絡をお願いします。
karasawagasepakuri@yahoo.co.jp


 お騒がせしています。心配してくださったみなさんに心から感謝いたします。


●今回はやむなく公表することにしましたが、実は訴訟や探偵をちらつかせられることはこれまでにもありました。岸田裁月さんのツイートを見て「どの訴訟恫喝?」と思ってしまったくらいで。自分でもよく覚えていません。そのたびに「どうして堂々と反論しないのだろう?」と不思議に思っていたのですが、どうしてこうもトラブルになってしまうのか、まことにお恥ずかしい限りです。もっとみんなに愛されるブログにしたかったのに…。ただ、こうなった以上は、今更慌てても仕方がないわけで、『スコ怖』の検証はいったん延期するとしてもそれ以外の事柄については、これからも今までと変わらずにやっていきたいと思っています。もう終わりが見えていることだし。
 それから、補足として書いておきますが、「出版社の権利関係上発売後3か月は書籍の論評を控えた方がいい」と最初に要請してきたのはごま書房新社の担当者の方で、芝崎淳氏はそれを追認して「要請に従った方がいい」と通告してきました。この点を問題視されている方が多いようなので念のため。また、担当者の方に聞いたところ、『スコ怖スポット・東京日帰り旅行ガイド』は6月末には書店に並ぶそうです。みんなで読もう!

 

●一番上の注意書きにコメントされる際の注意事項を追加しました。芝崎氏と山本弘会長がともに当ブログのコメント欄に問題があると指摘されている以上、管理人として注意を促す必要があると考えました。自分はみなさんの良識を信頼してますし、みなさんが自らの言葉に責任を取れる方であることを信じていますが、どうぞご了承ください。
 特に山本会長は「“唐沢俊一検証blog”の管理人に煽られた人間が唐沢俊一を刺しに行く」可能性を危惧されているほどです。…いや、煽ったりするわけがありませんし、コミケの度に唐沢俊一を刺激しないようにお願いする文章をブログ上で掲載しています。唐沢氏に危害が及ぶような事態になることは絶対にあってはならない、とここで表明しておきます。


●そんな(?)山本会長のブログで「日本トンデモ本大賞2011」の投票結果が発表されている。…あ、『新・UFO入門』が入っている。ちゃんとカウントしてくれたんだ。どうもありがとうございます。投票総数から考えると入場者は450人くらいか。なお、今回のイベントの模様は明日(6月19日)20時からニコニコ生放送で放映されるので、参加できなかった方はごらんになってください。当ブログでのレポートを読んでみてもいいかも。
 唐沢俊一公式サイトで「トンデモ本大賞」のレポートを書いているが、どうも今回のイベントがひとつの転機だったような印象がある。『クイック・ジャパン』のインタビューでも思ったことだけど。「トンデモ本大賞」での幹部のみなさんのトークによると、「と学会」には毎年新しいメンバーが入ってきているということなので、なんらかのモデルチェンジをしたうえで今後も活動を継続していくことになるのかもしれない。ひそかに活動休止を危ぶんでいたけれど、「と学会」には今後もがんばっていってほしいところだ。会員のひとりから脅迫的な内容のメールを送られたとしても団体の責任を追及したりしませんので。


●さて、通常の検証もしておこう。現在発売中の週刊新潮』6月23日号に掲載されている「思考回路の電気も止める 「節電」ファッショ」という特集の中で、唐沢俊一がコメントしている(消印所沢さん、情報ありがとうございます)。P.45より。

 私のような戦後生まれの世代は“誰かが集団を扇動したとき、素直に従ってはいけない。軍国主義につながる”と教えられた。それが正しいのかは別にして、今、少し言葉を変えただけで皆が一方向に向かっている。“八紘一宇”といった言葉にコロリと参ってしまった頃と何も変わっていない

 “節電は人の為”という文句が“善意”や“正義”といった言葉に置き換えられると危ない。善意というものは、放っておくととんでもない所に突っ走ってしまう恐れがあります

 基本的には『週刊新潮』4月7日号でのコメントと同様の意見である。「自粛」も「節電」も行き過ぎるといかがなものかと。…しかし、なんだって行き過ぎはよくないに決まっているわけで、根拠を示さずに「とんでもない所に突っ走ってしまう恐れがあります」というのはそれこそ「煽り」ではないか。「皆が一方向に向かっている」というのも陰謀論くさい。『トンデモ震災デマの世界(仮題)』(コスミック)を来月出す人にしては軽率だ。
 あと、1958年生まれの唐沢俊一もそれより20歳近く年下の自分も同じ「戦後生まれ」なので、世代の区別がザックリすぎ。オタクの世代分けは「第一世代」「第二世代」と細かいのに。自分は平和教育に熱心な土地で育ったけど、軍国主義がどうとか別に言われたことがないしなあ。「節電」と「八紘一宇」もどうも違うような。唐沢問題からは離れるが、『週刊新潮』がたびたび「自粛」「節電」を批判するのは、一部でささやかれているように東京電力からの広告費の影響があるのだろうか、と少し気になった。


電気のためなら鬼となる。

S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーアマゾン Amazon.co.jp (R) EDITION

S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーアマゾン Amazon.co.jp (R) EDITION

東京電力の大罪 2011年 7/27号 [雑誌]

東京電力の大罪 2011年 7/27号 [雑誌]

東電OL殺人事件 (新潮文庫)

東電OL殺人事件 (新潮文庫)