だからさあ、ちゃんと調べないと。
昨日とちょっと関連したネタ。
『トンデモ事件簿』P.164
話をIRAに戻すと、この団体は女王陛下のイングランドに楯突く凶悪なテロ組織なのだが、しかしイングランドに長年虐げられてきたアイルランドの独立を目指す組織なので賛同者も多く、あの“女王陛下の007”ことショーン・コネリーも、この団体には多額の寄付をしている(だからコネリーはいまだにサーの称号がもらえないでいる)。
ショーン・コネリーは2000年7月に「ナイト」の称号を与えられている(コネリーの公式サイトより。コネリーはスコットランドの民族衣装を着ている)。唐沢は「サーの称号」と書いているが、称号は「ナイト」であって、「サー」は「ナイト」の称号を与えられた人に対する敬称である。
それから、ショーン・コネリーは『女王陛下の007』に出演していない。この映画でジェームズ・ボンドを演じたのはジョージ・レーゼンビー。一作だけで降板してしまったからかえって印象が強かったりする。
女王陛下の007 (デジタルリマスター・バージョン) [DVD]
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2007/08/25
- メディア: DVD
- 購入: 2人 クリック: 21回
- この商品を含むブログ (16件) を見る