神田七不思議をサクッと解決。
リンク先を追加、そして伊藤剛さんにトラックバックしていただきました。当ブログの目的は、唐沢俊一の現状を追跡し検証することなので、『新・UFO入門』事件や唐沢の雑学がガセやパクリだらけだということをご存じない方には、多少分かりづらいところがあるかもしれません(「どうして唐沢を検証するためにわざわざブログを立ち上げるんだ?」と不思議に思う人もいるかも)。そういう人は、まずリンク先から事件のあらましとガセとパクリの数々を御覧になることをおすすめします。いや、伊藤さんがおっしゃるように唐沢のやってることって本当にヒドいもんなんですよ。
- 作者: 伊藤剛
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『史上最強のムダ知識』P.219
東京・神田のビアレストラン「ランチョン」についてのコラム。
店は後に小川町に移り、同じ場所に今もあるが、吉田健一(吉田茂の息子で英文学者)が愛したというこの店、何故か不思議なことにコーヒーを出さない。
いかにも明治以来の洋食屋の洋食、という風格のある、オムレツやメンチカツを味わったあとには、コーヒーがどうしても欲しくなるのだが、入り口にも、またメニューにも、「コーヒーはお出ししておりません」と断り書きがある。そのくせ、日本茶は頼めばもってきてくれるのである。「洋食屋」なのに。
「なぜランチョンではコーヒーを出さないか」
神田七不思議のひとつ、である。
では、そのわけを「ランチョン」に聞いてみよう。
【コーヒーを扱わない理由】コーヒーの香りがビールの香りを損なうのでコーヒーは置いておりません。
なるほど、「ビアレストラン」だからか。いやあ、あっさり真相がわかってしまった。唐沢俊一もたびたび「ランチョン」を訪れているんだから聞いてみればよかったのに。というか、「小川町」と書いてあるけど「ランチョン」の住所は「東京都千代田区神田神保町1−6」なんだが。古本を買いに通っていたはずなのに、神保町と小川町の区別もつかないなんて驚きだ。あと、「いかにも明治以来の洋食屋の洋食」と「洋食」をかぶせてるのはどうだろう。それにしても、神田七不思議の残りの6つはなんなんだろう。