唐沢俊一検証blog

唐沢俊一氏の検証をしてきたブログ(更新は終了しました)

続・蔵書不安定。

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・初めての方は「唐沢俊一まとめwiki」「唐沢俊一P&G博覧会」をごらんになることをおすすめします。
・1970年代後半に札幌でアニメ関係のサークルに入って活動されていた方、唐沢俊一に関連したイベントに興味のある方は下のメールアドレスまでご連絡をお願いします。

karasawagasepakuri@yahoo


 『R−1ぐらんぷり』、面白かったなあ。佐久間一行は3本ともパターンを変えてきたのが見事だった(2本目のフリップネタが好き)。
 …だが、しかし! 唐沢俊一が出場をキャンセルしなければ圧倒的な強さでチャンピオンになっていたはずだ!1月7日の記事を参照)
 ところで、あれから「ニセ唐沢」について何かわかったのだろうか?


 本題。週刊プレイボーイ』2000年8月22日・29日合併号で、唐沢俊一が『カラサワ堂変書目録』(学陽書房)についてインタビューを受けていた。インタビューの模様は「裏モノ日記」2000年7月12日に載っているが、その中に 

小一時間ほど話したあと、公園通りの路上で写真撮影。カメラマン氏、こっちが目に狂気を入れて表情を作ると非常にウレシそうな顔をする。

とあるが、記事と一緒に例のごとくへの字口をした唐沢の写真が載っていた。あのぎょろ目は「狂気を入れて」いたのか…。

「実は世の中には、8対2の割合で変な本や役に立たない本のほうが多いものなんです。僕がずっと集めている古本だって、そう。それで、無視されてしまうのが、その8割の常なんですが、私はそっちのほうにどうしても引きつけられてしまうんですよ」

 「8対2の割合」って誰が調べたんだろ。そもそも「役に立つ本/役に立たない本」を決める基準とはどのようなものなのか。

―唐沢さんの古本コレクターとしてのキャリアは20年だそうですが、蔵書の数はどれくらいなんでしょうか?


「我が家には4万冊、実家にもほぼ同じぐらいありますから、8万冊ぐらいでしょうか。でも、そんなの全然大したことないです。この世界、10万冊なんてざらですから。でも、今住んでいる5LDKの4部屋までが本に占領されてるんです。湿気の多いこの季節には本が蒸れたり、虫がつきやすかったりするので、本のためにエアコンをつけっぱなしでしょう。金もかかりますねえ」

 唐沢俊一の蔵書の数が絶えず変動していて実に不安定なことについては、『唐沢俊一検証本VOL.4』を参照していただきたいが、自宅に4万冊、としているのは『朝日新聞』大阪版2004年4月11日朝刊の記事と同じである。

唐沢さんは「タイトルが無味乾燥な専門書や一読してつまらない本も、熟読すると意外な発見があることがあります。雑多な本が並ぶ古本屋はわくわくするほど情報の宝庫です」と言います。こうして集めた4万冊で仕事場はいっぱいです。

 しかし、『プレイボーイ』のインタビューで注目すべきなのは「実家にもほぼおなじぐらい」という部分。…えーと、ということは、札幌の実家にも4万冊蔵書があるということか? で、自宅と実家の蔵書を合計すると8万冊。これまでに発見した唐沢俊一の蔵書に関するデータの中で最大の数である。


 ここで気になるのは、札幌の実家にあったという4万冊もの蔵書が現在どうなっているのか?ということ。唐沢俊一の母上はその後東京に出てきているから(現在は唐沢と同じマンションに住んでいる)、実家には誰もいないはずなのだ。義理の弟が経営している「からさわ薬局」に仕舞われているのかな? 管理は大変だろうに。


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カラサワ堂変書目録

カラサワ堂変書目録