2009-08-14

　前回は大変失礼しました。池田kensyouhanさんに頼まれて任せてみたら、思いのほか頑張ってしまったようで。池田さんは「まだまだネタはあるよー」とやる気まんまんですが、唐沢俊一スレッド＠２ちゃんねる一般書籍板でも賛否両論が出ているので、年末まで謹慎させておきます。個人投資家さんがまたもやいいトスを上げてくれたおかげで『カラサワマン』全39話を紹介する気になっているようですが。…池田さんがどうしてもと言うのでちょっとだけ紹介させていただきます。困った人だなあ。

　妄想特撮シリーズ『カラサワマン』は、その後平成に入っても新作が作られ続けている。しかし、『カラサワマンアサヒ』の放映中に主人公のライターが不祥事を起こし、カラサワマンアサヒ自ら「シュンイチが急に書評をすることができなくなった」と謝罪した。なお、4ヵ月半後に放映が再開されたが、ウディ・アレンについて無理矢理先見の明を誇るなど番組のクオリティは以前と変わらぬものであった。

　カラサワマンアサヒはちゃんとデザインを考えればカッコよくなるような気もするが…。

・「と学会」のメーリングリストで唐沢俊一への「処分」について話し合っていたときに、眠田直氏が「来年の「トンデモ本大賞」で唐沢俊一がチタノサウルスとメカゴジラ２を引き連れて登場してはどうか」というネタを披露していたことは8月6日の記事で書いた通りだが、そのネタがそのまんま『と学会誌22』の表紙になっていた。…しかし、これってメーリングリストを読んでいない人には何が何やら、だよなあ。俺も眠田先生くらい自信を持ちたいものだ。東宝に許可を取ったかどうかは気になるけど。

　では本題。いよいよコミケが始まりました。自分がサークル参加するのは明後日ですが、早くも気分が高揚気味です。
　コミケにはたくさんの方がいらっしゃるようです。「漫棚通信」さんがいらっしゃることは前にも書きましたが、伊藤剛さんも来場されるそうです。唐沢俊一に関係のある人が順調に集まってきているような。サークルとして最初のコミケなのにこんなに盛りあがっていいものか。そしてそのコミケに俺はあと２回も参加するつもりでいる。この意味がわかるな？　いや、実際結構大変なことになっています。唐沢俊一、大丈夫なんだろうか。…あんまり言うと会場に来ないかもしれないのでやめよう。
　あ、そうだ。もう時間切れだからバラしちゃうけど、実は唐沢俊一にメールで返事をもらったときに（詳しくは8月3日の記事を参照）　「コミケ前に一度どこかでお会いしませんか」と言われていたのであった。自分も直接聞きたいことがあるからできれば会いたかったのだけど、唐沢がどういう意図なのかわからなかったので、「どういう用件なのでしょうか？」と質問をしてみた。ところが返事が無いので、「メーリングリストで山本弘会長に厳しいことを言われてますけどどう考えてますか？」という質問を追加して送ったところ、やっぱり返事がなかった。…いったいどういうつもりだったんだろうなあ。いや、直接会いたいのならいつでも言ってくれればいいんだけど。連絡待ってます。
　
　では、ここで『唐沢俊一検証本Vol.1-盗用編-』の内容をもう一度紹介しておきます。今回は唐沢俊一の様々な問題のうち「盗用」に限定しているのですが、それでも100ページを超えているのが凄いというか。当ブログに書いた文章を全体的に再構成したうえで30ページ以上の書下ろしを追加しています。さらに長文のネタについては唐沢の文章とパクリ元との比較対照表を載せているのでチェックしやすくなっているんじゃないかと。
　第1章「検証・『新・UFO入門』盗用事件」では『新・UFO入門』盗用事件の事実関係をまとめています。
　第2章「小さくても重大な盗用」では、短い文章ながら唐沢俊一の本質が垣間見える事例を紹介。
　第3章「その後の仁義なき盗用」では、『新・UFO入門』事件以降に発覚した盗用について紹介。
　第4章「これもまた盗みのかたち」では、盗用とは少し異なるもののコピー&ペーストが関連した事例と『星を喰った男』について簡単にまとめています。ラインナップは以下の通り。

第1章
・「『漫棚通信』事件は終わっていない」（書き下ろし）
・「盗用は他にもあった！」（書き下ろし）

第2章
・「こんなパクリはいい加減にしてもらいタイガー」
・「秀吉怪談・その１」
・「如何なる星の下に」（書き下ろし）
・「誤字まで男」（書き下ろし）
・「せめてご麺なさいと謝って」

第3章
・「人を食った話」
・「またまた人を食った話」
・「パクリはエンドレスでループする」
・「秀吉怪談・その２」

第4章
・「私はこれ（盗用）でファンをやめました」
・「拝啓ASAHI新聞殿」
・「誤訳御免で直行直帰」
・「『星を喰った男』を喰った男？」（書き下ろし）

　それに加えて、唐沢俊一の検証に当たっての基礎知識を書いた「検証こぼれ話」も書き下ろしで収録しています。

　部数は100部を少し超えるくらい持って行くつもりですが、なにぶん今回は初参加なのでどういう展開になるかはまったく見当もつきません。確実に入手したい方はなるべく早く来場していただくのがよろしいかと思います。ただ、コミケ終了後直ちにタコシェに委託を頼むので、最終的には購入を希望される全ての方に確実に行き渡るようにします。定価1000円で販売します。

　あと自分と話をしたいという方はコメント欄かメールで連絡をお願いします。東２ホール　Ｍ−05ａ「西理研」でお待ちしています。本部のすぐそばです。

karasawagasepakuri@yahoo.co.jp

　それでは、無事にコミケを乗り切って、その模様をレポートでお伝えしたいと思います。本当にどうなってしまうんだろう。

※追記　藤岡真さんと「知泉」さんもコミケに来場します！　一応伏せてたけど、藤岡さんがバラしちゃったからいいやｗ
　他にも意外な方々から連絡が来ていて「唐沢俊一検証オールスター感謝祭」になりつつあるけど…、どうなる？