唐沢俊一検証blog

唐沢俊一氏の検証をしてきたブログ(更新は終了しました)

黄昏の呟き。

はてなダイアリーの更新が来年1月28日で停止するそうなので、当ブログも年明けに最後の更新をして、新ブログへの移行のご案内をする予定です。「唐沢俊一ドキドキ情報局」も捨てがたかったのですが、新ブログは別の方向性でやることにしました。どんな方向でやるのかは、新ブログ最初の更新を見ていただければわかるかと思います(こっちは早ければ年内にスタート予定)。



唐沢俊一氏は来年早々に上演される舞台『KARASAWA幕末劇 うそつきお扇』の脚本を担当されるとのこと。「KARASAWA幕末劇」って『NINAGAWA・マクベス』みたいですごいな。一応書いておくと、前回取り上げた『週刊新潮』の「私の週間食卓日記」によると、「KARASAWA幕末劇」というのは劇団の方で名づけたそうで、唐沢氏も最初は驚かれたらしい。この舞台には、極楽とんぼ山本圭壱も出演するそうで、記者会見の模様はスポーツ新聞でも取り上げられていた(「劇魂」の14分30秒くらいから記者会見での唐沢氏のコメント)。まあ、「うそつきお扇」もいいけど、個人的には「うそつきくん」の舞台化を希望したい。「原作/唐沢なをき 主演・脚本・演出/唐沢俊一の夢のコラボ。



「劇魂」の1回目にも唐沢氏は登場しているが、その中で若き日の自分と演劇のかかわりを話すうちに(3:05くらいから)「お笑いサタン」なる存在に言及している。「80年代にそんな悪魔的な存在が演劇界にいたなんて知らなかった…」と驚いていると、その後で続けて「イッセー尾形も“お笑いサタン”で知られるようになった」と言ったので、
「それは“お笑いスタ誕”、“お笑いスター誕生”のことじゃないか!」
とPCの前で盛大にひっくり返った後で大笑いしてしまった。いや、だって、この番組、「お笑いサタン」「イッセー尾形さんもお笑いサタンで知られるようになった」ってわざわざご丁寧にテロップまで出すんだもの。笑い死ぬかと思った。ものすごい殺人トラップだよ。
まあ、番組スタッフが誰も『お笑いスター誕生』を知らなかったのも問題だけど、一番の問題は唐沢氏の滑舌なのだろう。確かに「お笑いサタン」って聞こえるもの(気をつけて聞けば「お笑いスタ誕」だと一応わかる)。そもそも略して言うな、という話でもある。にしても、インターネットとはいえ、テレビ番組でこんなミラクルを起こすとは、唐沢さん、やっぱり持ってるなー。イッセー尾形の話が出たなら「前説事件」の話もすればよかったのに(過去記事)。


・唐沢氏はTwitterでもたびたびひっかかることをつぶやいているのだが、それに関してはなるべく取り上げないようにしている。「小さな演劇ユニットを一生懸命主宰している人にあれこれツッコミを入れても…」とむなしくなるからだ。もっとも、このユニットを主宰している人は公演中に鬱になってたりするのでその辺は謎(そのツイート。唐沢氏のユニットは10月30日から11月4日まで公演をしていた)。アドレナリンは出ないのだろうか。
 とはいえ、バズったものは取り上げた方がいいだろう。先月26日のツイートがこちら。

安田純平氏が危険をおかして持ち帰った情報より、現地の人々がTwitterSNSで発信した情報を分析した方がずっと正確でリアルタイム性も高い、という“事実”は、そのまま旧ジャーナリズムの在り方の終焉を意味し、これを認めることは自己否定につながる。新聞やテレビが彼をもてはやす所以。

 KAZUYA氏など保守系(あるいはマスコミに批判的な)アカウントに取り上げられたせいで注目されたのだろうが、自分としてはただ一言、
「いやいや、当の唐沢さんが“TwitterSNSで発信した情報を分析”できてなかったから、検証されまくったんじゃないですか」
 とだけ言っておしまい、という気分である。「何を言ったか」も大事だけど「誰が言ったか」も大事だと思うよ。あと、付け加えるなら、山本美香さんへの批判を見る限り、唐沢氏には戦場を取材するジャーナリストに対して何かしらの思いがあるようにも感じられる(その1その2)。


11月13日のツイートを見て少し驚いた。

検索で@cxp02120+「訃報」「死去」で、ずっと書き続けている著名人訃報記事が読める。20年前から続けているもので、これまで数社から出版の話がもちかけられたが、あまりに大部になるためみんな途中挫折。せめて平成分だけでもまとめたい。クラウドファウンディング募集しようかしらん。

あれ? それは五月書房で出すんじゃなかったの?(前回の記事を参照)


・唐沢氏はTwitterでしきりに「朝鬱」なる症状を訴えているが、これに関しては医療機関まで早急に赴いてしかるべき処置をすべき」としか言いようがない。唐沢問題に関わっていると「この人は医療でしかどうにかならないんだろーなー」というケースに遭遇するのは珍しくはないので(かく言う自分が心身ともに健康なのが不思議なくらい)、普段はスルーすることにしている。それに自分が心配したところでどうしようもない。
 ただ。11月26日のツイートだけはどうしてもスルーできなかった。既に削除されているけど、たまたま自分のスマホではまだ見れたからスクリーンショットで残してしまった。



 …何も言うことはない。ただ、はてダがサービス終了するからこのブログを閉じるのではなく(はてブにこのまま移行して継続しようと思えばできそうだし)、自分の意志で「もう終わりにしよう」と決めたのは確かだ。たとえ冗談であったとしても(そうであってほしいけど)こういうものを見てしまってはね…。本当にもう終わりにしよう。

黄昏の囁き (講談社文庫)

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