唐沢俊一検証blog

唐沢俊一氏の検証をしてきたブログ(更新は終了しました)

『東京情報』最終回。

 秘密戦隊ゴレンジャーをぼんやり観ていたら、ヨーヨー仮面「俺の死刑執行は一味違うぜ!」と言い放ったので、「『スネークフィンガー』じゃん!」とビックリ。ちなみに、ヨーヨー仮面は五色のヨーヨーでゴレンジャーを苦しめるのだが、今見るとヨーヨーがカロンにしか見えなくてとてもおいしそう。そんなこんなで超久々に更新。


中国嫁日記の作者、井上純一氏の3月24日付のツイート

あと、本日ついにK水問題で出来た借金の返済がすべて終わりました。全角(原文ママ)返済です!!
で、『中国工場の琴音ちゃん』借金返済のあと残った印税は2巻あわせて20万円でした(笑)

 で、「中国嫁日記2017年4月9日のエントリーより。

この月22万のローンが終わったことで、
中国嫁日記5巻で語られているK水問題は
すべての借金を払い終えたので、経済的には解決しました。


 完済した借金をまた完済するとは摩訶不思議。まあ、そのうち漫画で説明されるのではないでしょうかね…。
 こういうのを見ると、つい昔の血が騒ぐんだけど、今の自分は、
「ええい、わしはもう2度とやらんと決めたんだ! 帰ってくれ!」バタン
 というマインドなので、何らかの検証をやることはもうないんじゃないかなあ。でも、上で書いたみたいなセリフを吐いたじいさんはほぼ100パー2度とやらないはずのことをやっちゃうんだけどね。俺もいつかそういうじいさんになる気がする。



・いささか旧聞に属する話題だが、「ニコニコニュースORIGINAL」2017年7月2日に配信された岡田斗司夫ゼミ」の内容が書き起こされていた。

その他にも、7月14日に配信が終わる作品に、『太陽の帝国』という、スティーヴン・スピルバーグの映画があります。『太陽の帝国』の原作は、J・G・バラードっていうイギリスのSF作家で『渚にて』を書いた人です。この人は実際に第二次世界大戦中、日本軍に捕まって捕虜になったんですよ。捕虜になって収容所で暮らして、終戦を捕虜収容所で迎えた。そのおかげで日本人にはひどい目にあったんですね。

 そのひどい目にあった恨みつらみを描いたSF小説というのが、『猿の惑星』で、白人は滅び、サルみたいな黄色人種が地球を支配する日が来るという話ですね。猿の癖に我々みたいな科学力を使うとか、猿の癖に英語まで操りやがるというのは、第二次世界大戦中の上海を支配していた日本軍のことなんですね。そのJ・G・バラードの原作小説をスティーヴン・スピルバーグがですね、かなり入れ替えて作ってるんですね。

 
  動画も確認したけど本当に言ってたよ…。これに関しては事実だけを簡単に指摘しておこう。『渚にて』の原作者はネビル・シュート猿の惑星』の原作者はピエール・ブールSFに関する初歩的な間違い、それを動画で配信してしまう、そういう意味で呆れるよりも怖くなる。岡田氏に関しても血が騒ぐのだが、
「またあんたらか! 何度来られても答えは変わらん! 出て行かんか!」
 と猟銃を持ち出しかねないマインドなので、また何か書くかはわからない。



・上のネタは、今や無法地帯と成り果てた唐沢俊一スレッド@5ちゃんねる一般書籍板で見かけたものだが(書き込んだ人ありがとう)、こんなレスを見かけた。

124無名草子さん2018/04/16(月) 14:32:50.44
>>104
稗田阿礼方式(笑)。

意味不明。稗田阿礼は舎人で自らすべて記憶していんじゃねえの?
それを阿倍仲麻呂が書き写したのが古事記稗田阿礼方式って何?

 阿倍仲麻呂じゃなくて太安万侶なのでは。誰も突っ込まないので降臨してやろうかと思ったくらい。まあ、この人が突っ込んでいる唐沢俊一氏のツイート(その1その2)もなかなか物悲しいものがある。


・「唐沢俊一検証blog」なので、唐沢氏の話題も一応やらなくては。唐沢氏が主宰する演劇ユニットの公演が先日行われたそうで、自分は観ていないが、「Corich舞台芸術!」にいくつか感想があるので、鵜呑みにすべきではないのは当然だとしてもおおよそのことは察せられる。面が割れている自分が小劇場に行くのはどうかと思うので、いつか大きな劇場で唐沢氏が演出した舞台が上演される日が来たら、
「よかったですね、唐沢さん…」
 と客席で一人むせび泣きたいものだと常々思っている。なお、唐沢氏の演劇ユニットは活動をいったん休止して来年リブートする予定とのこと。


・本題。唐沢氏の4月11日付のツイート

恒例週刊誌取材、最終回。持論かなり述べて、きれいにまとまって気分よし。とはいえ寂しいな(まあ、すぐ似たようなのが始まる)。

 おや、と思ったら、週刊新潮』4月26日号で『東京情報』が最終回を迎えていた。2013年1月から始まっているから、5年にわたる長期連載だったことになる。お疲れ様でした。ただ、この『東京情報』、読んでいて本当に面白くなかった。毒を吐くわけでもなく外国人ならではの見方があるわけでもなく、「何のためにこの2ページは存在するのか?」と毎週哲学的な思索に耽ってしまったものだった。もうひとつ忘れてはいけないのは、『東京情報』は複数のネタ元から聞いた話を編集者かライターがまとめたもので、唐沢氏はそのネタ元の一人にすぎない、ということだ。『週刊新潮』もさすがに唐沢氏に文章を書かせるのはリスキーだとわかっているのだろう。あと、唐沢氏個人の問題として文章を書くのがきついようにも見える。だからこそ稗田阿礼方式」を取りたがるのだろう。なんだったら、俺が聞き取りをやってもいいけど、学歴や盗用の話を真っ先に聞いちゃいそうで、唐沢氏は喜ぶまい。「すぐ似たようなのが始まる」とのことなので、そっちでも頑張ってほしいものだ。このブログで取り上げるかはわからないが。


・ついでに、ここまで取り上げなかった唐沢氏の『週刊新潮』でのコメントをまとめて紹介しておく。最近は本当に新潮社の雑誌でしか見ない…。


 2016年5月19日号「LGBT議連も発足「レインボーパレード」大盛況! はいいけれど……」

「B、すなわちバイセクシュアルは、レズ(L)やゲイ(G)やトランスジェンダー(T)とは異なる存在です」
 とは評論家の唐沢俊一氏。
「愛情の対象が同性だけに限られたり、戸籍上の性に自我を同一視できなかったりする人は、懊悩や葛藤に苛まれ、社会的な手当を必要とするでしょう。けれど。“バイ”の人は“男も女も愛せる”わけで、それとは別の次元。社会的には少数かもしれませんが、弱者とすることには違和感がある」

2016年4月28日号
「熊本地震で呟かれたデマツイート一覧 「井戸に毒」「UFO目撃」「人工地震」」

2016年9月8日号
「解読不能「ヴォイニッチ手稿」 レプリカに予約300件」


2016年9月15日号「百田尚樹氏が唖然! 橘玲氏が呆然! 大ベストセラーの書評を載せない「大新聞」のご都合」に『朝日新聞』の書評委員経験者としてコメント


2016年11月17日号
「車内化粧CMで注目 「ベッキー損失」を埋める新人女優・仁村紗和」

2017年1月26日号
「吉原ソープ通いの安倍総理側近、直撃に「言いたくないでしょう」」

2017年2月9日号
「松嶋尚美、大島美幸、東尾理子…“ママタレ”を巻き込む「赤富士」「妊娠菌」ブーム」

2017年10月5日号
「「安室奈美恵」引退は美談か 山口百恵との大きな違い」

2017年10月12日号
「「安室奈美恵」引退ビジネスが早くも開始 アルバム、タイアップ、番組配信…」

3月8日号
「思想的な意図はない? 「昭和天皇」モデルのピンク映画 右翼重鎮が苦言」


 確認できたのはこれくらい。この中だと安室ちゃんの話題に連続登場しているのが目を惹く。他にコメントしてくれる人、いなかったのかなあ。

※ O.L.H.さんのご指摘に従って訂正しました。

週刊新潮 2018年 4/26 号 [雑誌]

週刊新潮 2018年 4/26 号 [雑誌]

秘密戦隊ゴレンジャー Vol.14 [DVD]

秘密戦隊ゴレンジャー Vol.14 [DVD]

KARATEKA

KARATEKA

中国嫁日記 (七)

中国嫁日記 (七)

太陽の帝国

太陽の帝国

渚にて【新版】 人類最後の日 (創元SF文庫)

渚にて【新版】 人類最後の日 (創元SF文庫)

猿の惑星 (ハヤカワ文庫SF)

猿の惑星 (ハヤカワ文庫SF)

古事記 (岩波文庫)

古事記 (岩波文庫)