唐沢俊一検証blog

唐沢俊一氏の検証をしてきたブログ(更新は終了しました)

「と学会」新刊情報。

タコシェで既刊『唐沢俊一検証本VOL.1』『唐沢俊一検証本VOL.2』『トンデモない「昭和ニッポン怪人伝」の世界』『唐沢俊一検証本VOL.3』『唐沢俊一検証本VOL.0』「唐沢俊一検証本VOL.4」の通販を受け付けています。タコシェの店頭でも販売しています。
・初めての方は「唐沢俊一まとめwiki」「唐沢俊一P&G博覧会」をごらんになることをおすすめします。
・当ブログにコメントされる場合には誹謗中傷および個人を特定しうる情報の掲載はおやめください。守られない場合には厳正に対処する可能性があります。
・1970年代後半に札幌でアニメ関係のサークルに入って活動されていた方、唐沢俊一に関する情報をご存知の方は下のメールアドレスまでご連絡をお願いします。
karasawagasepakuri@yahoo.co.jp



 9月12日『日・韓・中トンデモ本の世界』(サイゾーが出るとのこと(Amazon)。Amazonには目次もアップされているので転載しておく。

■目次
はじめに トンデモな状況の淵から世界を眺めて………………唐沢 俊一
第1章 「いやよいやよも好きのうち」日本への屈折した思いを抱き続ける韓国・北朝鮮
『悲しい日本人』(田麗玉)………………水野 俊平
『平和を愛する世界人として 文鮮明自叙伝』(文鮮明)…………クララ・キイン
『英語は韓国語である』(カン・サンスン)………………水野 俊平
『1999韓日戦争』(白洛範)、『韓日戦争』(キム・ビョンウク)………………水野 俊平
『日本語の正体 倭(ヤマト)の大王は百済語で話す』(金容雲)………………水野 俊平
『桓檀古記』………………水野 俊平
『別冊週刊読売九月号 緊急特別企画 チュチェの国 朝鮮』…………クララ・キイン
『人喰猪、公民館襲撃す! 』(監督・脚本=シン・ジョンウォン)………………唐沢 俊一
『ロボット王サンシャーク』…………かに三匹
第2章 「そこのけそこのけオレ様のお通りだ」肥大し続ける覇権国家・中国編
山海経絵図解読 日本太古の風土記』(李岳勲・田中紀子)…………原田 実
チベット大虐殺の真実』(西村幸祐責任編集)…………クララ・キイン
コラム 中国オタク事情 現地のタブー編…………百元 籠羊
コラム 清末中国の宇宙人アブダクション事件を検証する 松滋県の覃さんは宇宙人にさらわれたのか?…………明木 茂夫
コラム 中国オタク事情 日本の作品の受け入れられ方編…………百元 籠羊
第3章 「もう12歳なんて言わせない! 」一人前の国家になりたくて背伸びを続ける国・日本編
温家宝守護霊が語る大中華帝国の野望』[同時収録・金正恩守護霊の霊言]『北朝鮮終わりの始まり 霊的真実の衝撃』『守護霊インタビュー 金正恩の本心直撃! 』…………………………稗田 おんまゆら
『人麻呂の暗号』(藤村由加)…………………………原田 実
『韓国人は何処から来たか』(長浜浩明)………………水野 俊平
『倭と辰国』(鹿島 )………………原田 実
『なかった別冊・漫画・「邪馬台国」はなかった』(福與 篤=著、古田武彦=解説)………………原田 実
『論集パレオ騎馬民族説』(洞富雄編)………………原田 実
コラム 反韓デモは、若者が初めて出会った“アドレナリン放出"活動………………唐沢 俊一


 「はじめに」を唐沢俊一が書いているところを見ると、やはり新生「と学会」は唐沢が仕切る格好になっているのだろうか(ただし、『愛のトンデモ本』などで唐沢がまえがきを書いた例は以前にもある)。『日中韓お笑い不一致』(徳間書店)を出している唐沢が仕切った方がいい、という考え方もあったのだろうか。目次を見る限りでは、嫌中・嫌韓ブームに乗っただけではなく、歴史や文化を掘り下げた文章が結構ある、という印象を受ける。まあ、唐沢さんにはもっと本文を書いてほしいようなそうでもないような…。



 ひとつ気になったのは、この本の企画が山本弘が「と学会」に所属していた当時から存在していたのか? ということである。「トンデモ本」シリーズの前作『タブーすぎるトンデモ本の世界』(サイゾー)で一番目を引いたのは山本氏による嫌韓批判の文章だったから、それをもっと掘り下げてみよう、という動きがあったとしても不思議ではない(3月8日の記事を参照)。ただ、山本氏は今でもブログでネット上で見かけた嫌中・嫌韓の書き込みを取り上げて厳しく批判しているような正義感の強い人なので、もし山本氏が脱退せずに今回の本に参加していたのであれば、ネトウヨへの批判が多く含まれた内容になっていたことは想像に難くない。それが良かったのかそうでもないのかは今のところ判断できないが、山本氏単独のレイシズム批判本もいずれ読んでみたいものである。



 ともあれ、新生「と学会」最初の本なのでいい出来になっていることをお祈りしたい。


日・韓・中 トンデモ本の世界 (トンデモ本シリーズ)

日・韓・中 トンデモ本の世界 (トンデモ本シリーズ)

タブーすぎるトンデモ本の世界

タブーすぎるトンデモ本の世界

~雑学プロファイル~ 日中韓 お笑い不一致

~雑学プロファイル~ 日中韓 お笑い不一致