唐沢俊一検証blog

唐沢俊一氏の検証をしてきたブログ(更新は終了しました)

本棚ジョーンズ。

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唐沢俊一2013年4月16日に公式サイトで次回公演の予告をしていて、それによると下北沢の小劇場・楽園で11月26日から12月1日まで開催するとのことだった。ところが、楽園のスケジュール(魚拓)を見るとその時期には別の公演の予定が入っている。
 さて、唐沢の公式サイトの「事務所所属のお知らせ」内には以下の一文がある。

さらに、アールスタイル企画の演劇公演に文芸スタッフとして
参加することも決定しております(第一回は今年12月、下落合
TACCS1179にて公演)。個人企画の公演は今後とも続けて参ります
が、スタイルの異る若手中心の公演と平行することで、舞台に幅が
出せればと考えています。


 で、TACCS1179のスケジュール(魚拓)を見ると12月3日から8日までアールスタイルが予約を入れている。…だから、両立させるのはスケジュール上厳しいと考えて演劇ユニットの公演をズラしたのでは?と思われる。もしかすると、前回の公演で出演者が負傷したのも関係しているのかもしれないが(4月13日の記事を参照)、いずれにせよ唐沢さんの演劇での活躍をお祈りしたい。



●新潮社から発行されている雑誌yom yomには「私の本棚」という連載記事があって、2008年12月発行のVOL.9に唐沢俊一も登場している(唐沢俊一公式サイト)。自分は雑誌が出た時に内容を確認しているが、唐沢が世間一般には無価値だと思われている本をあえて蒐集する情熱を書いていて、特に内容に問題があるとは思わなかったので当blogでも取り上げなかった。
 最近(2013年8月)になって、「私の本棚」をまとめた同題の単行本が発売され、それには唐沢の文章も収録されている(P.70〜76)。「雑誌で読んだ文章をもう一度見るのもどうか」と思いつつ一応チェックしてみたら、文章の最後に次のような追記がされていた。『私の本棚』P.76より。

 これは十年近く前の文章であり、現在、私の蔵書環境は少しく変化している。古書の業界にもネットが普及してきて、欲しいものはコンビニエンスに探索が可能になってきた。従って、蔵書の一部を死蔵せず流通の場に再び流すことに方針を転換したのである。……しかし、一応見積りしてもらうつもりで段ボール箱に詰めて処分本を送った古書店からは「床が抜ける!」との悲鳴がメールで来た(笑)。


 「え?」と思ったのは「十年近く前」という部分。…いや、雑誌が出てから5年しか経っていないんですが。まさか、また使い回しか?
 …と思ってしまったのだが、「つぶやき日記」5月1日分を見てなんとなく理由が分かった。

某出版社からメール。以前ここのパブリシティ冊子に書いた原稿の単行本採録の依頼だが、書いた内容を完全に忘れている(書いたことはおぼろげに覚えている)。「どんな原稿でしたっけ?」と聞き返すのも間抜けだし、まあ、なにくわず了承してゲラ確認で「アアコレカ」となるパターンだろうが、しかし頼りない記憶だ(笑)。


 つまり、原稿をいつ書いたか忘れちゃっていた、ということなんでしょうね。『yom yom』はれっきとした雑誌なんだけど。…そういえば、唐沢さんは今年単著を出さないのだろうか。去年は年末になってから『日中韓お笑い不一致』(徳間書店)が出ていたけど(もっともこれも厳密に言えば単著ではない)。



 あと、唐沢さんは蔵書に関する方針転換をもっと詳しく説明した方がいいと思う。『本を捨てる!』が頓挫しなければその中で説明していたんだろうけど、マニアが趣味から一歩引くことにした記録、というものがあれば、それなりに貴重だと思うので。




エンディングの『エルドラド』は名曲(OP同様THE ALFEEが担当)。


モンタナジョーンズ 【3DO】

モンタナジョーンズ 【3DO】

私の本棚

私の本棚

エルドラド

エルドラド