唐沢俊一検証blog

唐沢俊一氏の検証をしてきたブログ(更新は終了しました)

最近のシュンイチ(2013年7月上旬編)。

モトネタは日記漫画の傑作だけど、山本会長の場合だと、そのまんま『最近のヒロシ。』になってしまうな。




●ブログの更新がストップしているが、唐沢俊一検証の最後に取り上げるネタを調べている最中である。そう遠くない日にアップできるかと思う。今度こそ終わりじゃーい! 夏休みじゃーい!
 以前、検証に熱意を失っていたときに快楽亭ブラック師匠を偶然目撃してしまい、「これが運命かも……!」と決意して続けることにしたのだが(2010年4月29日の記事を参照)、つい先日「唐沢検証が終わったらどうしようかなあ」と思いながら吉祥寺を歩いていたところ思いがけず楳図かずおを間近で目撃してしまったので、「これはどんな運命?」と判断に苦しんでいる。楳図先生を調べたらいろんな意味で大変なことになりそうだしなあ。小学生の頃、給食の時間に『神の左手悪魔の右手』をクラス中で回し読みしていて、ごはんの味がわからなくなるくらい震え上がったのはいまだにトラウマ。…とりあえず赤白ボーダーのシャツを着るか。




アウト×デラックスターザン山本が出ているのを見て、かねてから唐沢俊一ターザン山本理論を唱えている者としては(2008年11月26日の記事を参照)、唐沢さんも番組に出てほしいものだ、と思ったが、ターザンと比べると唐沢さんの「アウト」な部分はいじりにくいかも、とも思った。ターザンは唐沢さんよりいじられるのは平気そうだし。



「つぶやき日記」6月13日分より。

入矢くんにメールして、夜食の支度。ふと、今日は母とも顔合わせず、打ち合わせ等もなし、スーパーでの「サービス券お持ちですか」「ないです」などという の以外に人と会話したかしらん、と思う。考えて思い出し、今朝、二度寝と三度寝の間くらいに週刊PBから電話あってそこで話した、と膝を叩く。PBの記事はせっかく「文化人類学」と褒められた部分は全カットだったが、これは編集さんがこういう話が好きなので話したもの。あとで新書の企画のときに使えばよし。よく「テレビでコメントしたけど全く違う使われ方した」と怒る人がいるが、業界とはそういうもの。それがイヤなら自分の冠番組持つ他なし。

 うちのブログで「週刊誌にコメントするのは割りに合うのか?」と最近ちょくちょく書いていたから返事をくれたのかなあ、と妄想。いや、唐沢さんが納得しているなら別に構わないんですけど。


●現在発売中の『幽』VOL.19に掲載されている唐沢俊一『漫画についての怪談(アヤシイハナシ)』は、日野日出志『女の箱』を取り上げつつ、『女の箱』が掲載された雑誌『まんが№1』を褒め称える内容になっている。コラムの内容と『まんが№1』の編集に関わっていた長谷邦夫のインタビュー(「文化ジャーナル」2007年7月号)とで話に若干ズレがあるのが気になったが、きっと長谷氏に直接確認をとったはずだ、と思うことにする。なお、長谷氏のインタビューは『文化ジャーナル』2006年7月号から2007年9月号にかけて掲載されているので興味のある方は一読されたいが、2006年9月号に出てくる星新一がパーティーに来なかったくだりには笑ってしまった。「…あー、ありそうな話だなあ」と思ってしまったのは内緒。



●7月7日19時からニコニコ動画で生放送された「「ウルトラマン」降臨 出演者登場特番&無料上映会」内の座談会に唐沢俊一が出演していた。『ウルトラマン』のブルーレイボックスの記念イベントということで、唐沢もあんまりとんがったことを言わず、「着ぐるみに囲まれていると今でも子供の心でいられる」と言ったり、黒部進に「詳しいねえ」と感心されたりしていた。他にも黒部さんが変身したり、ウルトラマンウルトラ文字で短冊に願い事を書いたり、マグマ星人ウルトラマンナイスが軽妙なトークを繰り広げたり、番組自体は盛り上がっていたように感じた。14日までタイムシフト視聴できるとのこと。
 自分は唐沢が東大の講義ウルトラマンについて語っているのを見て、「ウルトラマンは本当に好きなんだな」と感じたので、それだけに後になって『ぴあ』の投稿で『ウルトラマン』『ウルトラセブン』を否定しているのを見つけて驚いてしまったものだ(2008年11月19日の記事を参照)。評価が変わるのは仕方ないけれど、どうしてそうなったのかを知りたいところである。
 おそらくは、森卓也の受け売りでいわゆる「着ぐるみ特撮」を否定した結果、ウルトラシリーズも否定することになったのだろう、とは思うが、『ゴジラ』ほど否定的でないところを見ると勢いで否定した面もあるのだと思う。唐沢は実は今でも『ゴジラ』には否定的で、ストーリーをクサす一方で祟り神信仰なるものを持ち出したアクロバティックな擁護をしていて(2008年11月6日の記事を参照)、整合性をとるのに腐心している様子がうかがえる。俺は子供の頃からウルトラマンを否定したことはないので、今でもノンキに観られてラッキーなのかも。


本日11時からTBS系列で放送された『ひるおび!内のコーナー「常識クイズ どっちがホント」の解説役を唐沢俊一が担当していたが、特に記すべき事柄もないので省略。



「一学楽校Navi」という高校生向けに雑学を紹介しているサイトがあるのだが、そこに唐沢俊一メッセージを寄せていて、その中のプロフィールが次のようになっている。

唐沢俊一
1968年札幌生まれ。大学在学中から海外アニメ研究、演芸関係事務所などの活動にたずさわる。1998年、プロパーのライターとなり、著書『トンデモ一行知識の世界』をもとに作られた番組『トリビアの泉』が大ヒット。「雑学の先生」として日本テレビ世界一受けたい授業』TBS『タカトシの時間ですよ!』『ひるおび!』などで活躍。著書『日中韓お笑い不一致』(徳間書店)など多数。


 唐沢俊一1958年生まれである。それから、「プロパーのライター」になったのも実際と比べてだいぶ遅いような気がする。全体的に10年遅れ?
 

 「一学楽校Navi」には「雑学王・唐沢俊一の楽校コラム」なる文章も掲載されているが、おそらくはこれが「つぶやき日記」3月10日分に出てくる「ネットでの連載仕事」なのだろう。

公演の準備も胸突き八丁だが、4月の半ばからはネットでの連載仕事も始まる。こっちの準備もしないといけない。今年度の主要な仕事である。クライアントさんは私の名前は宣伝用に考えて、「お忙しいようだから無理をなさらないで」と言ってくれているらしいが、しかしそれで手取りが減るのもイヤだ(笑)。


 「宣伝用」とあるところを見ると、サイトで紹介されている雑学は唐沢が自らチョイスしたものではない、ということなのだろうか。


 あと、この件に関して言えば、「つぶやき日記」3月29日分に出てくる「広島のクライアント」「第一学習社」なんじゃないか?と考えた。本社が広島で、公式サイトに「一学楽校Navi」へのリンクが貼られていて、「一学楽校Navi」を管理している「有文出版」なる会社と第一学習社の横浜営業所の住所が同じことからそのように推測した次第。
 いずれにせよ、高校生に雑学の面白さを伝えるのはとても大事なことなので、頑張ってほしいものである。




タコシェで既刊『唐沢俊一検証本VOL.1』『唐沢俊一検証本VOL.2』『トンデモない「昭和ニッポン怪人伝」の世界』『唐沢俊一検証本VOL.3』『唐沢俊一検証本VOL.0』「唐沢俊一検証本VOL.4」の通販を受け付けています。タコシェの店頭でも販売しています。
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