唐沢俊一検証blog

唐沢俊一氏の検証をしてきたブログ(更新は終了しました)

はみだし天国みたらし地獄。

「マイアミ天国」「フロリダ地獄」みたいな感じで。





唐沢俊一Facebookを始めていた。



日本トンデモ本大賞2013」6月8日に開催される(と学会公式サイト)。で、今年は「と学会」の会員以外も会費を払えば二次会に参加できるとのことなのだが、会場である東京カルチャーカルチャーの公式サイトに興味深いことが書かれていた。

トンデモ本大賞の終了後に「大当夜祭」をカルカルで開催します。

今年は一般の方々とも、大賞後の打ち上げを一緒に楽しみたいと思っています。

よろしかったら、と学会員と一緒に飲みませんか? 
来られる際には、みなさんご自慢のトンデモ本やトンデモグッズをぜひご持参ください。

当日、面白い発表をしていただけた方には、
と学会への入会証をプレゼントしちゃいます!


 これはちょっと驚いた。何故なら、従来の「と学会」の入会条件とは違っているからだ。トンデモ本の大世界』アスペクト)P.5で山本弘会長は次のように書いている。

 年一回の会費納入の義務があるのと、「入会には二名以上の推薦者が必要」というルールがある以外、会則らしいものはほとんどありません。そういうアバウトでゆるい会だからこそ、二〇年近くもやってこられたのだと思います。


 だから、面白い発表をしたら入会できる、というのはこれまでとは違っているわけだ。まあ、唐沢俊一問題への対応を見る限り、著作権に関して「アバウトでゆるい会」であることは確かだな、「と学会」。



●『ぴあ』の読者投稿欄「はみだしYOUとPIA」をまとめた本『はみだし天国』(ぴあ)の巻頭に唐沢俊一のインタビューが掲載されていて、自らと『ぴあ』の関わりについて語っているのだが、その中にこんなくだりがあった。同書P.3より。

 雑誌ぴあでは他にも、私の批判的な投稿から巻き起こった「ガンダム論争」もいい思い出ですね。当時は月刊だったこともあり読者のお便りコーナーで半年以上に渡り展開したこの論争は最終的にガンダムの監督である富野由悠季氏や故・手塚治虫氏までをも巻き込む騒動になりました。あれがあるからこそ、現在の僕があるといってもいいくらいの事件でした。


 実際の「ガンダム論争」がどんなものだったのかは、2008年11月18日から7回にわたって紹介しているのでそちらを参照されたい。「ガンダム論争」が起こった1980〜81年当時『ぴあ』は月2回発行されていたので「当時は月刊」というのは誤り。


 唐沢俊一はかつて「『ぴあ』で手塚治虫に名指しで批判された」というのを持ちネタにしていたが、1998年に発表した『あえて「ガンダム嫌い」の汚名を着て』(『唐沢俊一のB級裏モノ探偵団』所収)を書くために当時の『ぴあ』を確認したところ、実はそのような事実はなかったことに気づいてしまったようで、その後この話を披露することは少なくなっている。この『はみだし天国』(2004年発行)のインタビューでも比較的気を使っている印象はある。もっとも、2003年に放送された『平成極楽オタク談義』ではウケ狙いに走ったのか、嘘と知りながら持ちネタを披露している(2010年5月28日の記事を参照)。こーゆーことをするから、この人の話は信用できない。
 ただ、唐沢俊一が意識的にウソをついていたわけではなく、「手塚に批判された」と思い込んでしまっていた点は面白いと思う。この手の思い込みがまだ他にもあるのだろうか。




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「はみだし天国」〈1〉はみだしYOUとPIA傑作選―1975‐1984 (はみだしYOUとPIA傑作選 1 1975-1984)

「はみだし天国」〈1〉はみだしYOUとPIA傑作選―1975‐1984 (はみだしYOUとPIA傑作選 1 1975-1984)

RHYTHM RED BEAT BLACK VERSION 2.0

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トンデモ本の大世界

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