レッツ・ゴー・BGM。
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karasawagasepakuri@yahoo.co.jp
●小林よしのりのアシスタントのトッキー(時浦兼)氏がリアル『まんが極道』な件(togetter)。『まんが極道』で言えば第59話「アシの条件」(第6巻に収録)、それと『まんが極道』の前身とも言える『漫画家超残酷物語』(小学館)第6話「虎の威」を思い出した。トッキー氏は過去にも花田紀凱氏を怒らせて(「ゴー宣道場ブログ」)、そのせいか知らないが、小林よしのりの『WILL』での連載が無くなってしまったこともあったので、やはり事実は漫画よりも凄いのかもしれない。よしりんは山本孫太郎虫先生に似ているような気がする。
●WBCは第一次ラウンドから熱戦が続いていて、ご多分に漏れず台湾戦の鳥谷の盗塁→井端の同点タイムリーには大興奮してしまった(その後牧田のダイビングキャッチに感動)。それにしても台湾のボールガールが大変素晴らしいので(「ただならぬ☆ニュース」)、思わず統一vs兄弟を観に行きたくなった。
さて、われらが唐沢俊一も2月26日にTBS系列で放映された『ひるおび!』内のWBC特集に出演し、常識クイズ・スポーツ編を出題していた。もっとも、唐沢はこの日の出演について事前に告知していなかったため、「『UFC157』のケニー・ロバートソンの変形膝固め、凄かったなあ」などと考えつつテレビをぼんやり観ていたら、突然画面に唐沢が現れてちょっと驚いた。これからは事前に告知してくれるとありがたいです。「つぶやき日記」2月26日分によると、次は3月後半に出演するようだ。
その日出題されたクイズは以下の通り。
第1問 冬季五輪で正式種目入りを狙っているのはどっち? A・シンクロフィギュア B・アイスボウリング
第2問 レスリングで試合前にチェックをするのはどっち? A・ハンカチを持っているか B・コンタクトレンズをしていないか
第3問 WBCの優勝トロフィーを作っているのはどっち? A・ティファニー B・カルティエ
番組の内容はともかくとして、こないだの『タカトシの時間ですよ!』(1月25日の記事を参照)といい、TBSがスポーツに詳しくない唐沢俊一にスポーツ雑学を担当させているのがつくづく謎である。唐沢はかつて『世界一受けたい授業』でも「雑学で世界一周旅行」なるコーナーを担当したことがあったので(2008年9月5日、2009年1月12日の記事をそれぞれ参照)、専門家でもない人にコーナーを任せるのはテレビ業界全体の問題、と言えるのかもしれない。もちろん、詳しくないのに引き受ける人にも問題はあるのだけれど。テレビに出ている人だから、と信用しちゃいけないんだなあ。ちなみに、前回のWBC優勝について、唐沢は『社会派くんがゆく!』で以下のように語っていた。『疾風編』P.156より。
(前略)でもオレ、どんなに天才であろうと最終的にイチローを認められないところもあってさ、WBCで日本の選手として活躍したところで、終わったらまたメジャーリーグに戻るわけでしょ。日本に戻ってくりゃいいのにね。いま、この時点でイチローが戻ってくれば、今の日本のプロ野球も惨状から回復するし、ひいては景気回復にもつながるかもしれないじゃない。でも、自分のことしか考えていないから、結局、メジャーリーグなんだよね。たとえ日本が優勝したって、優勝に導いた最優秀選手がメジャーリーグの選手なら、日本の優勝価値なんてないもの。
唐沢俊一としてはザッケローニ・ジャパンも認められないんだろうなあ。まあ、そんなスポーツ知ったかとは関係なしに、一般のファンは海外で活躍する日本人選手に声援を送り続けているわけだけど。…というか、あらためて読んでもつまらないナショナリズムだなあ、としか。
●「つぶやき日記」3月3日分より。
今日はと学会の例会で早出なので、弁当を買おうと昨日、デパ地下へ。崎陽軒のシウマイ弁当にしようかと思ったのだが、私、酒の肴はいろいろ並べるが、飯の菜は基本単品 (漬物、汁等除く)派なのだ。あのシウマイ弁当の、シウマイ以外の照焼だの筍だのカマボコだのはいらんのだよ。シウマイ弁当ならシウマイだけで食べたいの。
こういう人、多くないのかなあ。聞く所によると崎陽軒はあのシウマイ弁当のシウマイ以外のメニューにかなり工夫をこらしたというが、私に言わせりゃなくもがな。特にあのタケノコ、あんなガリガリしたものおかずにできますか。別に無くせとは言わないが、私が崎陽軒の企画部なら、絶対「シウマイだけ弁当」を別に作るがな。
2012年の冬コミで発行された同人誌『B級読み物がいく!』P.2の「まえがきにかえて」より。
雑誌の時代は終わった、と言われる。
ネットが普及し、小説もエッセイも特集記事も、バイキング形式で好きなものだけを選んで読める時代に、最初から他人の手で編集された幕の内弁当的なパッケージングの雑誌は、読者のニーズに100%応えるものではない、と受け取られているようだ。
しかし、と、雑誌世代の私などは考える。
好きなオカズだけを選んで並べた弁当が、全体を通してみたときに、旨いとは必ずしも限らない。他人ではあっても、プロの選んで取り合わせたオカズにはそれぞれの味の取り合わせの妙がある。崎陽軒のシウマイ弁当は、シウマイをはじめ、焼魚、タケノコ、カマボコ、そして〆のアンズまで、考え抜かれた取り合わせで長年ファンをつかんでいるではないか。
…えーと、これはどう考えればいいんだろうなあ。ついこの間書いたばかりの文章を忘れているのか、それともわざとやっているのか。こんなことを「わざと」やる意味があるのか疑問だが。あと、「雑誌世代」には腹を抱えて笑った。それを言うなら俺だって「雑誌世代」だよ。わざわざ区切る意味なんかないって。唐沢さんは「○○世代」好きすぎる。
●「週プレNEWS」のいくつかの記事に唐沢俊一がコメントを寄せているので紹介しておく。
まず、2月27日分の「なぜ日本の店には“おなじみのBGM”が流れているのか?」より。
雑学に詳しく、店舗BGMの歴史にも一家言ある作家の唐沢俊一氏は、BGMの起源がなんと「軍歌」にあると主張する。
「音楽がかかっていると、そのリズムに人間は鼓動を合わせようとする。『リズム同調効果』ともいい、集団行動を画一化させる際に有効で、軍隊における行進曲などはまさにこの効果を利用したものです。また軍歌は歩調を合わせるためだけでなく、集団の士気を高める効果もある。そして、これらの効果は軍隊だけでなく工場労働の現場でも利用されていました」
その歴史は、90年近く前のアメリカから始まっている。
「大量生産・大量消費の生活様式が確立した1920年代のアメリカで、大型工場など労働の現場で生産性を上げるためにBGMが流されていたんです。同じように、消費者の購買意欲をかき立てるために、意識的に音楽が使われるようにもなったのもこの時期なんですよね」(唐沢氏)
この記事に関連して、3月5日分の「良くも悪くも印象的な“店舗BGM”の効果とは?」にも唐沢がコメントを寄せているので参照されたい。
さて、「生産性を上げるためのBGMの起源は軍歌である」という話だが、これはゆったりした曲をBGMとして流している場合にもあてはまるのだろうか。勢いのある曲をかけると短時間では能率が上がるかもしれないが、長くなるとかえって逆効果なようにも思える。だから、少々疑問が残る話である。
もうひとつ少し昔の記事から。2010年9月21日分の「「こりゃ栃木の陰謀だっぺ!」『都道府県の魅力ランキング」2年連続最下位の茨城県民が大ブーイング!!」より。
コラムニストの唐沢俊一氏も茨城県の不人気ぶりをこう分析する。
「一部のヤンキー語が茨城弁由来ということが大きい。そのため、茨城県に不良のイメージが定着してしまった。それと茨城出身の武将、平将門。彼は中央に反抗して(現在の)坂東市に自らの政府をつくろうとした。その反逆者のイメージが今も残っていて、東京などから冷淡視されてしまうんですね」
実は将門の出身地はよくわかっていないのだが(生まれた年もわからない)、若い時に「相馬小次郎」と呼ばれていたことから、下総国相馬郡に関係のある人物であったことは確実である。だから、茨城の不人気が将門のせい、というのなら、千葉も不人気になりそうなものだが、2010年度の「都道府県の魅力度ランキング」で千葉県は14位と健闘しているので、将門云々は正直疑わしくなる。
また、武蔵国は将門の支配下にあったのだから、なぜ東京が将門に冷淡な態度をとるのかよくわからない。京都の人間が冷淡ならまだ理解できるとしても。さらに言えば、茨城出身の歴史上の人物と言えば、水戸黄門(徳川光圀)の方を真っ先に思いつくんじゃないか?とも思う。なお、昨年のランキングで茨城県は最下位を脱出しているが、『ガールズ&パンツァー』の影響に違いない。
前期エンディングは勇壮で、後期エンディングは少しせつない。
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