唐沢俊一検証blog

唐沢俊一氏の検証をしてきたブログ(更新は終了しました)

キールミーベイベー。

タコシェで既刊『唐沢俊一検証本VOL.1』『唐沢俊一検証本VOL.2』『トンデモない「昭和ニッポン怪人伝」の世界』『唐沢俊一検証本VOL.3』『唐沢俊一検証本VOL.0』「唐沢俊一検証本VOL.4」の通販を受け付けています。タコシェの店頭でも販売しています。
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karasawagasepakuri@yahoo.co.jp



Amazonにある唐沢俊一の新刊『雑学プロファイル・日中韓お笑い不一致』(徳間書店)の紹介文が追加されていた。

「笑い」でわかる日中韓トラブルの根っこ! 昨今の領土問題から発生した中国・韓国での反日運動。日本でもネットやデモなどでの反中・反韓活動はありますが、多くの日本人の頭には、怒りよりも「中国人、韓国人って、なに考えてるの?」という疑問・違和感ではないでしょうか。
そんな民族性・国民性の違いを、それぞれの国を対象にしたブラックジョークを紹介、それに解説コラムとイラストコミックを加え、誰でも簡単に読めるスタイルで紹介!


 「多くの日本人の頭には」から「疑問・違和感ではないでしょうか」となるのがヘンだが、マンガが付くというのは新情報だ。誰が描くんだろ。奥さん? 弟さん?



11月17日22時から日本テレビ系列で放映された嵐にしやがれ唐沢俊一がゲスト出演していたので感想を書いてみる。
 この回のテーマは「怖い噂」で、唐沢俊一「宇宙人が「いる」「いない」に決着がついたらしい」という「噂」を担当していた。詳しい番組内容については『嵐にしやがれ』公式サイトを参照してほしいが、要点は以下の通り。



(1)『未知との遭遇』のおかげで「宇宙人=グレイ」というイメージが定着し、ユニークな宇宙人の目撃例が減った。


(2)今年イギリスで発表された公文書によって「UFO=宇宙人の乗り物」という説は否定された。


(3)にもかかわらず、宇宙人の目撃情報が後を絶たないのは何故か?ということで仮説を紹介。


(4)仮説その1=ジョン・A・キールの唱えた「超地球人説」。


(5)仮説その2=子供の頃親に誘拐された人が大人になって「あの時宇宙人に誘拐されたんだ!」と思い込んでしまう。



 (1)に似た話は京極夏彦・多田克己・村上健司『妖怪馬鹿』(新潮文庫)でも出てきたっけ。世間でイメージが定着すると妖怪のバリエーションが減ってしまう、という話。そういえば、山本弘会長も「オタク座談会」で『妖怪馬鹿』を絶賛していたけれど。番組の放送直後には、唐沢俊一が番組内でワクワクテカテカと発言していたのを面白がるツイートがいくつか見られたので、TV出演の際にはネットスラングを使ってみるといいのかも。
 自分も一応番組をチェックしていたのだが、「超地球人説」を紹介するときに、唐沢俊一「ジョン・H・キールと2度も発言していたのでビックリしてしまった。録画を何度かチェックしてみても確かに「エイチ」と聞こえる。滑舌が悪いのかケアレスミスなのか。
 それで思い出したのだが、唐沢俊一は過去にキールについてこんなことを書いている。『フィギュア王』№139掲載の『唐沢俊一のトンデモクロペディア』第52回『モスマン・フォーエバー』より。

 私もまた、キールのこの説(引用者註 超地球人説)を信じるかと言われれば、
「絶対に信じない」
 と答えるだろう。


 そんな話をTVでわざわざ披露しなくても。もっとも、唐沢は上の文章の後で、キールの考え方の重要性を説き、人間について「デタラメなものを信じなければ、生きていけない動物である」と定義する必要がある、と書いていて、このあたりは『新・UFO入門』(幻冬舎新書)と同種の考え方なのだろう。とはいうものの、「UFOよりも、UFOを見てしまう人間の方が不思議である」という話をするなら、「超地球人説」以外でも説明のしようはあったのでは。かなり突飛な話だもんなあ。ちなみに、この番組の最後には「本日の話はあくまで噂話です」というテロップが出た。


 最後に「つぶやき日記」11月20日分より、唐沢俊一本人の感想。トップで「つぶやき日記12月17日〜21日」となっているのには突っ込まない。

稽古後、今日は飲まずに帰る。夜食取りつつ、送られたDVDで『嵐にしやがれ』見た。うーむ、スタジオで話したことの6割くらいしか反映されず。とはいえそれは別として、私、怪しい奴というキャラとしては立ってたねえ(笑)。痩せた喪黒福造というか。


 ご機嫌がよさそうで何よりである。





検証を早く終わらせたいのに! くそぅ! くそぅ!


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