唐沢俊一検証blog

唐沢俊一氏の検証をしてきたブログ(更新は終了しました)

スッパスッパコンピコンピ。

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karasawagasepakuri@yahoo.co.jp


前回の記事いしかわじゅんのサイトへのリンクを貼っておきました。


唐沢俊一「つぶやき日記」8月23日分より。

山本美香氏の死のニュースいくつかネットで探る。武人の死という感じで涙せざるを得ないが、しかし娘の死を電話で確認する父親の姿をテレビで見ると「親不孝者め」という憤りも感じる。彼女の、ジャーナリストとしての信念には心から敬服するが、そのどこかに“自分探し”的な、生きるモチベーションを自分の中で発見できず、外の状況に求める欲求のようなものが感じられるのが、ちょっと気になったところではある。
「紛争地帯などで一生懸命に生きている人たちがとても好きだ。彼らの強さを伝えたい」
という彼女の言葉が残っている(MSN産経ニュースなど)が、紛争地帯でない場所だって人は一生懸命生きている。危険地帯を選んで足を踏み込んでいく、という、ある意味“魔”の誘惑に彼女はとらわれていたのではあるまいか。


 伊藤和也さんの事件のとき(2008年9月12日の記事を参照)と同様に、海外の紛争地域に出かける人が嫌いなんだなあ、としか言いようがない。

困っている人たちを救いたいという気持ちはわかるけど、日本国内にだって救うべき人間はたくさんいるんだからさ。どうして対岸の火事ばかりしか見ないんだろうね。三バカのときも「テレスコープ人道主義者」ってオレは表現したが、遠くの他人の不幸はよく見えるんだけど、身近のトラブルには目をつぶる、みたいなね。


 今回と同じことを言っている。どうしてそんなに嫌うんだろ。
 2009年2月19日の記事で紹介した『AERA』の記事を読んだ時は自分もまことに失礼ながら「親不孝者め」と思ってしまったよ。それに唐沢がライターになったのも「“魔”の誘惑」に駆られた「“自分探し”」的な意味合いもあるのではないか。山本さんをとやかく言える立場にあるのかどうか。御母上をどうか大切にしてあげてください。



●本題。8月22日23時50分からTBS系列で放映された『タカトシの時間ですよ!』唐沢俊一が出演していたのでその模様を報告しておく。前回出演時と同様に「なんでも答えるスーパーコンピューター「雑学系CPU」として出演していた。他の回答者は以下の通り。


青山繁晴(国際情勢系CPU)
斎藤孝(語学系CPU)
・丸山佑介(裏社会系CPU)
・森田豊(医療系CPU)


 では、唐沢俊一のコメント部分を紹介していきつつ、自分の感想も付け足しておく。


(1)オリエンタルラジオ中田敦彦の「世界で一番景気が良い国は?」という質問に関連して、「僕が居る出版業界はパソコンに人気を取られ、映像業界は演劇やライブに人気を取られた」「外国ではどの業界もおしなべて不景気」とコメント。
(感想)なるほど、だから唐沢さんは演劇業界に軸足を移したのか。なんたる慧眼。


(2)品川庄司品川祐の「サイズを統一した場合の最強生物は?」という質問に、『ファーブル昆虫記』を例に出して「サソリ」と回答。
(感想)品川さんは質問をした時に「同じサイズならゾウよりカマキリの方が強そう」とあからさまな範馬刃牙ファンっぷりを披露。最終回の感想を聞いてみたいものだ。なお、この質問のくだりでは、自分の話をさえぎったオリラジ中田を注意したり、「毒をもつ最強の虫とは?」という問いかけにグレート・ムタだ!」とボケたタカに「虫じゃねえし!」と突っ込むなど唐沢俊一は絶好調であった。
 余談だが、この「サイズを統一した場合の最強生物は?」という疑問にはネット上でも議論がかわされているので、興味のある方は各自調査されたい。


(3)(2)の質問に関連して、「哺乳類最強の生物はカバ」という話になり、「アフリカではカバに襲われて多くの人が亡くなっている」「カバはおとなしい動物だと思っているから、みんな近寄っちゃうんですよ、アンパンでもあげようと思って」とコメント。
(感想)カバは縄張り意識が強く、縄張りに不用意に足を踏み入れた人間が襲われるのだという。…っていうか、アフリカにアンパンってあるのだろうか。


(4)旧仮名遣いから新仮名遣いへの変化が話題になっている場面で、水野晴郎がつけた『007危機一発』という邦題のおかげで、「危機一発」とする誤用が増えてしまったと説明。


(5)品川の「ケネディ大統領を暗殺したのは本当にオズワルドか?」という質問に、青山繁晴がオズワルドの犯行を否定しつつアメリカ政府が真相を隠蔽した説を披露した後で、ケネディ大統領の暗殺の瞬間は生中継されていないのに、多くの人が“生中継で見た”というニセの記憶を作り上げてしまっている」と話した。
(感想)お約束として「ロバート・ケネディ大統領」も。青山氏の話は陰謀論めいているが、「と学会」的には大丈夫なんだろうか。


(6)AKB48梅田彩佳の「人体冷凍から生き返るのは可能?」という質問に、「アルコー社が停電になったときに冷凍していた肉体が溶けてしまった」「将来ナノテクノロジーが発達すれば生き返らせるのも可能になるかもしれない」とコメント。


(7)矢口真里の「徳川埋蔵金は実在する?」という質問に、「幕府は財政難で埋蔵金を残せる余裕はなかった」「徳川家は現在でも続いていて、猛獣狩りで有名になった人もいる」とコメント。
(感想)猛獣狩りで有名になった人というのは徳川義親。


8)(7)の質問に関連して、「工事で遺跡が出てきてしまった場合にひそかに埋め直してしまうこともある」とコメント。


(9)ケネディ暗殺や徳川埋蔵金のように真相がハッキリしない話にはロマンが生じる」として、『かごめかごめ』が徳川埋蔵金と関係しているという説を紹介。


(10)矢口真里が「二日酔いにならない方法」を聞いた際に、「古代人は酒瓶の栓に針を刺して二日酔いを呪い殺していた」とコメント。



 以上。全体的な感想としては、前回よりはだいぶ慣れたように思った。話の中身よりも唐沢俊一個人の面白さを押し出していった方がいいような気がする。それこそ本家『ホンマでっか!?TV』のように。そういう意味ではタカにツッコミを入れたシーンなどはよかった。9月5日放送の回にも出演するようだから期待したい。


 なお、この番組の収録の模様は「つぶやき日記」8月3日分で確認できるが、
 

AKB48の子たち、それから品川庄司の品川が酔って転んで骨折したとかで松葉杖ついて挨拶してくれる。「こないだの収録のときも思いましたけど、よくなんでもご存知ですね」と(これはマジで)言ったら、「僕、唐沢さんの本全部読んでるんですよ。あれでいろんなことに興味持ったんです」と。雑学は広く、浅く、アヤシゲだからこそ、あらゆる事象への興味を誘うと以前(ブームのときに)よく言っていたが、そのチルドレンみたいな人が本当にいることにちょっと驚く。楽屋で斎藤孝先生にも、「トリビアはあの幅の広さが凄かった」と言われて恐縮。私が一番あの番組を過小評価していたかも。


 これにはビックリ。まさか品川さんが唐沢俊一の本を全部読んでいる俺以上の唐沢マニアだったとは。…でも、それでどうして雑学が「アヤシゲだからこそ」いいという話になるのかは謎。品川さんが唐沢の本のどこを良いと思ったのかわからないわけで。それはそうと、「どうした!?品川」実現を熱望。


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