唐沢俊一検証blog

唐沢俊一氏の検証をしてきたブログ(更新は終了しました)

カラサワを追跡して。

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来週8月22日23時50分からTBS系列で放映される『タカトシの時間ですよ!』唐沢俊一が出演する模様。スーパーコンピューター第2弾らしい。第1弾のゆとり教育批判はヒドかったな。


「つぶやき日記」7月28日分によると、唐沢俊一は12月にTACCS1179で公演をするようだ。ずっと楽園でやるわけじゃないのか。


なかむらるみさんの『おじさん追跡日記』第4回唐沢俊一「雑学王の有名おじさん」として取り上げられている。『おじさん図鑑』(小学館)のデザイナーだった牧唯さんが唐沢俊一と親交があることから、唐沢が登場することになったようだ。


その1
その2
その3
その4


 実に面白い記事なのでぜひ読んでほしいが、まずはプロフィール欄に注目。

唐沢俊一(からさわしゅんいち)さん 54歳 AB型 色々あるけど劇作家 北海道札幌市出身


今の仕事についた経緯…小さい頃入院していた時に、本をたくさん読んで物書きに憧れました。


家族…ひとりです。今は。母親がいます。


好きな色…青っすね。空の青。


好きな女性のタイプ…う〜ん、岸田今日子さん。モデルのような美人というよりどっかに癖がある人が好きなの。


夢…小さいとはいえ、自分の劇場を持ちたいなあと。


 「ひとりです。今は。」は何やらワケありのようでカッコいい気がする。まさか離婚しちゃったんだろうか。あと、「色々あるけど劇作家」には、やっぱり軸足を移したんだなあ、としみじみさせられた。


 また、「今までの人生を一文字で表すと…」という質問には「雑」と答えている。

雑多の雑であり、雑駁(ざっぱく)の雑であり、雑学の雑であり。それから雑な人生だった。色んな事やってきたよねぇっていうね。

 粗雑の雑であり、雑魚の雑であり。




 記事の中ではこんなことも言っていたようだ。

 さっそくと色々と聞いてみる。年齢は? 血液型は? とまず基本的なことを伺う。
「コンプレックスですがABですねえ。だってABって天才か、さもなくば変態。天才じゃないからなぁ(笑)。しかも双子座だからな、双子座は単純だね」
と、ひとつ聞いたらウンチク付きで返ってくる。お見事!

 …これはウンチクなのかなあ。「と学会」の幹部が血液型や星座占いの話をしているのもひっかかる。唐沢さんはある意味天才だと思うけれど。あと、好きな女性のタイプを聞かれたときのやる気のなさには笑った。


 面白かったのは、なかむらさんの視点が一貫してクールなことで、たとえば唐沢俊一のイラストのわきにはこんなコメントが添えられている。

と学会やトリビアの泉(唐沢さんはスーパーバイザー)でボロもうけと思いきやそんなことはないそうです。へえ〜。

  もちろん、最後の「へえ〜」は『トリビアの泉』の「へぇ」にひっかけているわけですね。


「じゃあ、そろそろ終電大丈夫かな」。
帰り際、妙にソワソワしている唐沢さん。まだ23時前だったので、おかしいなと思ったけれど、素早くタクシーで去ってしまった。牧さんによると、たまにあるそうだ。最後だけちょっと謎を残した唐沢さんでありました。


そして、この文章に添えられたイラストには、タクシーを止める唐沢俊一の後ろ姿と、

たまにあんのよこういうこと。たぶん女んとこだよ(笑)

と言っている牧さんが描かれている。


 唐沢の「つぶやき日記」5月16日分に、この取材の模様も書かれているが、確かにモンゴル料理店を出た後のことは書かれていない。…おお、久々にドンファンなのか? まあ、単純になかむらさんに人見知りしただけ、という可能性もあるが。


 唐沢俊一は自分の登場している『おじさん追跡日記』について「つぶやき日記」8月12日分に次のように書いている。

http://crea.bunshun.jp/articles/-/1856中村るみ『おじさん追跡日記』に登場してます……ってチェックなしかよww。おいおい、ずいぶん誤解を招く箇所がいくつもあるな(笑)。本気にとらないように。このあとるみさんたち、『楽園の殺人』も観に来てくれた。その観劇日記もそのうち載るとか。


 冗談めかしてはいるが、なかむらさんの書いた(描いた)唐沢俊一がふだん唐沢が自己演出しているイメージから外れていることへの戸惑いが感じ取れる。個人的な感想を言わせてもらえば、自分が唐沢俊一を最初に生で見たのは2008年の夏コミなのだが(2008年8月17日の記事を参照)、そのときにブースの中でおとなしく座っていた唐沢俊一のイメージが強く残っているので、「なぜか素早くタクシーで立ち去ってしまう唐沢俊一というのはとてもよくわかったし、唐沢のマイナス面をかなりたくさん知ってしまっても彼をそれほど嫌いになれないのも初見のイメージのせいなのだろう。ついでに言えば、「この人は自分を演出しているんだな」とわかってしまえばあとは簡単、ということでもある。演出していない素の部分はかなり面白い人なんだけどなあ、唐沢さん。



カチアートを追跡して (新潮文庫)

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おじさん図鑑

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