人として軸がぶれている。
・タコシェで既刊『唐沢俊一検証本VOL.1』、『唐沢俊一検証本VOL.2』、『トンデモない「昭和ニッポン怪人伝」の世界』、『唐沢俊一検証本VOL.3』、『唐沢俊一検証本VOL.0』、「唐沢俊一検証本VOL.4」の通販を受け付けています。タコシェの店頭でも販売しています。
・初めての方は「唐沢俊一まとめwiki」、「唐沢俊一P&G博覧会」をごらんになることをおすすめします。
・当ブログにコメントされる場合には誹謗中傷および個人を特定しうる情報の掲載はおやめください。守られない場合には厳正に対処する可能性があります。
・1970年代後半に札幌でアニメ関係のサークルに入って活動されていた方、唐沢俊一に関する情報をご存知の方は下のメールアドレスまでご連絡をお願いします。
karasawagasepakuri@yahoo.co.jp
今回は情報提供をもとに調べてみた話をふたつばかりお届けする。
●ひとつめは4月22日の記事にコメントされていた、伊藤ガビン『魔窟ちゃん訪問』(アスペクト)に唐沢俊一が登場しているという件(コメントありがとうございます)。
実際に本をチェックしてみると、確かに同書P.52〜55で唐沢俊一の参宮橋の仕事場が登場している。写真を見る限り、「魔窟」と呼ぶにふさわしい結構な散らかりようだったが、唐沢がその後仕事場として使用する渋谷や中野のマンションの様子に比べるとさほど乱雑ではないし(渋谷と中野の仕事場はたびたびメディア上で登場している)、『魔窟ちゃん訪問』に出てくる他の「魔窟」と比べるとまだしも片付いている方である。仕事が増えるにつれ乱雑になっていったということなのだろうか。
伊藤ガビン氏による訪問記で興味深かった点をふたつ紹介しておくと、ひとつは伊藤氏に渡された唐沢の名刺の肩書に「イベント・映像企画製作 株式会社オノプロダクション代表取締役」とあったこと。「サブカルチャー」以前にも肩書があったということか(伊藤剛さんのブログを参照)。
もうひとつは、伊藤ガビン氏が帰りがけにソルボンヌK子がコレクションしている動物のホルマリン漬けを見せられたくだりで、唐沢俊一でなく奥さんがコレクションしているというあたり、鬼畜路線は奥さんが主導した面があったのではないか?という以前からの疑問が再び浮かび上がってきてしまった。
●ふたつめは唐沢俊一スレッド@2ちゃんねる一般書籍板のレスの中にあった、『さよなら絶望放送』のロフトプラスワンライブで唐沢俊一がネタにされていたという件。該当のレスは以下の通り(今回の記事を書くにあたって参考にさせていただきました)。
750 : 無名草子さん: 2012/04/13(金) 16:19:03.41
さよなら絶望放送のロフトプラスワンライブCDで元オタキングと一緒にテンテー、盗作を謝らないバカってことで満員のアニメファンに笑い者にされてる。
良かったな第一世代。
で、そのライブ(2008年3月18日開催)は『さよなら絶望放送』3巻に収録されているのでチェックしてみると、オープニングトークでロフトプラスワンのサブカル臭を揶揄するくだりで木村カエレが次のように言い放っていた。
出演しているのはどうせ、他人のブログを転載して謝らない評論家とか、ダイエットに成功したらピザを見下す自称キングとかばっかだろ
小林ゆうに罵倒されるのはある意味おいしい気もするが、ロフトプラスワンを象徴する出演者として唐沢俊一と岡田斗司夫が出てくるというのはなかなか興味深い。もっとも、今になって演劇へと軸足を移そうとしている唐沢と「ひとり夜話」やニコ生へと移行した岡田とでは、同じロフトの常連でも方向性が違っているのは確かで、ライブならではの実感を求める唐沢と他人に話を聞かせたい岡田、といったところか。「オタク対談」はもう再開しないんだろうな。
他にも唐沢俊一に関連した情報をご存知の方がいらっしゃいましたら、当ブログまでお知らせください。また、「あのネタをやってほしい」というリクエストも受け付けています。
原作はもうすぐ完結。
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