唐沢俊一検証blog

唐沢俊一氏の検証をしてきたブログ(更新は終了しました)

今夜はポスト・イット。

タコシェ冬コミの新刊「唐沢俊一検証本VOL.4」の通販を受け付けています。また、既刊『唐沢俊一検証本VOL.1』『唐沢俊一検証本VOL.2』『トンデモない「昭和ニッポン怪人伝」の世界』『唐沢俊一検証本VOL.3』『唐沢俊一検証本VOL.0』も通販受付中です。タコシェの店頭でも販売しています。
・初めての方は「唐沢俊一まとめwiki」「唐沢俊一P&G博覧会」をごらんになることをおすすめします。
・当ブログにコメントされる場合には誹謗中傷および個人を特定しうる情報の掲載はおやめください。守られない場合には厳正に対処する可能性があります。
・1970年代後半に札幌でアニメ関係のサークルに入って活動されていた方、唐沢俊一に関する情報をご存知の方は下のメールアドレスまでご連絡をお願いします。
karasawagasepakuri@yahoo.co.jp


 今年も残り少なくなってきました。「唐沢俊一検証blog」は年内で検証を終了する予定ですが、正直きっちり終わらせる自信はありません、っていうかたぶん終わりません(夏以降サボりすぎた)。それに加えて「震災デマ本」が今月出るかも、だし。自分としては中途半端に終わらせるのが一番嫌なので、一定の目途がつくまではきっちりやっていこうと思います。まだ大ネタが2,3残っているのよ…。
 とはいうものの、終了を楽しみにされていた方(?)に申し訳ないので、年内でブログの活動規模を縮小することは既に決めていますし、お詫びにブータン国王のコスプレをした写真をアップしてもいいです(オールバックつながり)。


ゴジラ裁判について唐沢俊一のコメントを訊いてみたい。本多猪四郎夫人に話を聞いたことがあり、パチスロ雑誌で連載を持っている唐沢なら特撮のパチンコ化に何らかの見解を持っているだろう。まあ、著作権に疎い、という難点もあるけれど。


サイゾー』2007年10月号に掲載された「情報のプロが選ぶ逸品 recommend」第23回に唐沢俊一が登場して「ポスト・イット収納型ボールペン」について語っている。…情報の…プロ……?

 本を読むに当たっては、いかに意識にひっかかる場所をたくさん確保できるかがポイントです。ポスト・イットが貼りつけられている様子を見ると、どれだけその本が自分の血となり肉となったかが一目瞭然で確かめられます。たとえ「名著」と言われるような本であっても、ポスト・イットを全然貼る必要のないようなものは、自分にとっては、読む必要がないと言ってもいい。濫読や雑読をするべき時期もあるのかもしれませんが、人生は限られているのですから、自分に必要のない本を読んでいては時間がもったいない。ポスト・イットをたくさん貼りつけた本には、何かひっかかるところがあるということですから、その著者が書いたほかの著作も読んでみればいい。自分の読書のフック状況を視覚的に確認するために、私はポスト・イットを大いに活用しています。


 しかし、唐沢俊一『博覧強記の仕事術』アスペクト)P.70には「付箋を貼るな、ページを折るな、アンダーラインも引くな」と書かれてある(2009年7月4日の記事を参照)。 加えて、P.73の図には

最初はわかりやすくても


書き込みや付箋が増えるとわかりにくくなる。

というキャプションがついている。…『サイゾー』と言ってることが真逆じゃん。
 もっとも、『博覧強記の仕事術』P.93にも付箋を認める記述もあるので(2009年7月17日の記事を参照)、同じ本の中で矛盾した記述があるくらいなのだから、余所のインタビューで矛盾した発言をしていても別に不思議ではない、とも思える。


 もうひとつ気になったのは、「自分に必要のない本を読んでいては時間がもったいない」というくだりで、『博覧強記の仕事術』では読書法に関しても混乱した記述がみられる(2009年7月22日の記事を参照)。「唐沢さんは本を読むのが億劫になっているのか?」と思ってしまうが、「雑学王」が「雑読」を否定したり、蔵書を処分(2008年11月26日の記事を参照)していたあたり、2007年あたりから体力が衰えていたように見受けられる。読書も調べものも執筆もみんな体力が要求されるからなあ。体力が残っていたのであれば、『新・UFO入門』事件以降の展開もまた違っていたような気もする。50歳を目前にした唐沢俊一に何があったのだろう。



Beat It

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スリだー

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博覧強記の仕事術

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