唐沢俊一検証blog

唐沢俊一氏の検証をしてきたブログ(更新は終了しました)

宇宙の法則が乱れる!

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11月13日お江戸日本橋亭で開催される落語立川流脱北者の会」唐沢俊一が出演するようだ。先日の「『立川流騒動記』プレ出版LIVE」で唐沢は快楽亭ブラック師匠の公演に出たがる芸人がいない」ので、ブラック師匠が出演しているライブにしばしば出演していると言っていたが…。


■今日11時45分から日本テレビ系列で放送された『スクール革命!』唐沢俊一が出演していたので報告しておく。今回は「絶対に役立つ! 知っておきたい25の法則」劇団ひとりとともに紹介していた(放送内容は番組公式サイトを参照)。最初の方で劇団ひとり「人間や社会に潜む法則に詳しくなったというテイできました」と言っていたが、それはもう一人の先生も同じだと思います。「雑学に詳しいというテイ」「オタク文化に詳しいというテイ」とか。
 で、番組の中で唐沢俊一が紹介していた「法則」は以下の通り。


・スーパーで最もお買い得な商品は、中通路エンドにある。
・デパ地下では、売上げをUPさせるためにレジの人数を増やさない。
・コンビニでは、売上げをアップさせるためにお弁当売り場とドリンク売り場を離す。
宮崎駿は半径3m以内から作品作りのヒントを得ている。
・広告・テレビで人目を引くための「3Bの法則」が存在する。
・赤は食欲を誘う色、ピンクは女性ホルモンを活発にするためアンチエイジング効果のある色である。
・居酒屋はライバル店の近くに出店すると繁盛しやすい。


 「3Bの法則」は、赤ちゃん(Baby)、美女(Beauty)、動物(Beast)とのこと。「アップ」「UP」という表記の不一致は番組公式サイトの記述に従った。
 …しかし、こうやって書き連ねていくと痛感させられるが、これって唐沢俊一が紹介する必要のないネタだよなあ。スーパーやコンビニのネタなんか「なんで?」としか思えない。いくら唐沢がサントクでの買い物に長けているとはいえ、マーケティングの話には向いていないのではないか。スーパーやコンビニ関係のネタが紹介されるたびに「※店舗により異なります」というテロップが出ていたので「またか!」と笑ってしまったけど。番組自体は面白くて、特に終盤の「カッコよくなる法則」はあまりにもしょうもなくて大笑いしてしまった。劇団ひとりがハッスルしすぎて唐沢が空気になってしまっていたのは残念だったが。
 とはいえ、この件については、唐沢俊一よりも番組の作り手の方に問題があるようにも思う。「法則」を紹介したり唐沢俊一を起用しているところを見ると、『スクール革命!』の製作者は「知的」に見せようとしているのかもしれないが、そのようなポーズがかえって逆効果になっているように思われてならない。「唐沢俊一=知的」という思い込みがあるのだとしたら、問題がありすぎるけれど。


 もうひとつ気になるのは、今回に限らず唐沢俊一自身のサイトで『スクール革命!』出演の告知をしていないことだ。「裏モノ日記」2006年9月21日の記述を読む限り、バラエティ番組に出演するのはあまり好きではなさそうなことに加え、過去に「ワシントン殺人事件」というのもあったから無理もない話ではある。
 だが、テレビが苦手というのは別に責められることではなく、本業で頑張れば十分に取り返しのつくことだ。唐沢俊一もわざわざテレビに出て用意された台本を読んでつらい思いをするよりも、本業で頑張ればいいではないか。…もっとも、最近の唐沢の「本業」が執筆活動なのか演劇なのか、ウォッチャーである自分にもよくわからないのだが、とにかく唐沢には頑張ってほしい、という気持ちには嘘偽りはないとハッキリ言える。


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