唐沢俊一検証blog

唐沢俊一氏の検証をしてきたブログ(更新は終了しました)

またもや学歴問題&唐沢は沈黙せず。

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karasawagasepakuri@yahoo


以前唐沢俊一スレッド@2ちゃんねる一般書籍板の「荒らし」が日垣隆スレッドにも出没しているのでは?という話を扱ったが、今度は上杉隆スレッド@2ちゃんねるマスコミ板でも目撃された。上が上杉スレ。下が唐沢スレ。

711 名前:文責・名無しさん[sage] 投稿日:2011/04/20(水) 01:51:40.53 ID:6tbebY4w0
アンチって結局すべて悪いんは上杉のせい、って気が狂ったようにわめいているだけだよな。
そりゃ説得力ないよね。

258 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2011/04/20(水) 01:46:52.07
アンチってやっぱり唐沢に嫉妬している売れないライターが多いんだろうな。

もうひとつ。

740 名前:文責・名無しさん[sage] 投稿日:2011/04/20(水) 07:23:11.56 ID:6tbebY4w0
なんだアンチ上杉ってネトウヨなんだ。
どうりでレベルが低いわけだ(笑)。

263 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2011/04/20(水) 07:28:35.90
アンチって結局唐沢に嫉妬している売れないライターが多いんだろうな。


 いずれも書き込みの時間がかなり近い。しかし、「唐沢俊一」「日垣隆」「上杉隆」…、共通点はなんなのか(日垣スレッドには最近は来てない模様)。愉快犯なんでしょうか。


唐沢俊一は12月に舞台の演出をやるとのこと(公式サイト)。「追討本」2冊といい忙しそうだ。ただ、気になるのは

しかし、一時は私自身も劇団側も、当然といった感じで身内の
意識でいたのは確かです。

というくだり。じゃあ、今は「身内の意識」はないのかと。


安岡孝一先生が唐沢俊一のインタビューが掲載された『青山学院大学新聞』をチェックしてくださったとのこと(3月6日の記事を参照)。どうもありがとうございます。以下先生のコメントを引用。

青山学院大学新聞の第142号(2000年4月15日)p.3に「カレソンよ永遠に(21)」という記事があって、「フリーライター唐沢俊一さん」のインタビューが掲載されていました。「一九五八年札幌生まれ。八一年文学部教育学科を卒業後、東北薬科大学に再入学。」「四年生の時、仙台の薬科大を受け直したんですが、やっぱり勉強が大変で、そこも二年で中退しました。」なのだそうです。

 まず気になるのは「文学部教育学科」。「文学部英文科」としているプロフィールもあるのだが(2009年12月20日の記事を参照)、他ならぬ青学の学生新聞でのインタビューなのだから、「教育学科」の方が正しいのだろう。あと、「81年」に卒業したというのも気になるところで、唐沢は一浪しているから一番早くても1982年3月に卒業しているはずなのだ。「81年度」の卒業と考えればいいのかな。
 で、新情報は「四年生の時、仙台の薬科大を受け直した」という話。そうなると、東北薬科大学に入学したのは1982年4月ということになる。ただし、「そこも二年で中退しました」というのは『AERA』1998年9月21日号での記述と矛盾する(2009年2月19日の記事を参照)。 さらに言えば、東北薬科大学を二年次で中退したとすると、1986年の「前説事件」まで何をしていたのかわからなくなる。やっぱり不明な点は残るなあ。
 …まあ、「そこも二年で中退しました」という言い振りからは、まるで青学も中退したかのように読めるので笑ってしまった。…いやいや、他ならぬ青学の学生新聞に「卒業」とハッキリ書かれているのだから、青学は卒業したと信じたいですね。ええ。


「時には沈黙を」と呼びかけたにもかかわらず、唐沢俊一はそれ以降も積極的に震災や福島第一原発の事故に関連した発言を繰り返している。…そんなんじゃ誰も発言を控えるわけないじゃん、と呆れてしまうし、トンデモなサイトを扱う時も、どうも芸風がいつもよりハイテンションになっている気がする。「ネット散策・2」などはかなりハイになっている一例だが、一番気になったのは以下に引用するくだり。

ある質問サイトで、原発事故関係のデマを拡散しているサイトがあるのを
「ある種の人々にとっては、こういうのは“暗いエンターテインメント”
と表現している回答を見つけ、ハタと膝を叩きました。
陰謀論に茶々を入れるわれわれは、ひょっとしたら上記の、ミステリファンや
怪獣映画ファンたちへのお邪魔虫と同じなのかもしれないのです。

 デマや陰謀論は実害を伴うのでミステリや怪獣映画と一緒にすべきではない。まあ、検証サイトは唐沢俊一にとって「お邪魔虫」なんだろうけどね。どうもすみません。


 そして、「古い映画をみませんか」でもなぜか原発事故の話題が出てくる。

今回の原発事故でも、不安を煽るように、福島から逃げろ、東京を離れろ、
生命が危ないとツイッターなどで書き込む者が多くいた。
しかし、現実問題として、逃げたくとも逃げることの出来ない人たちが、
福島にも東京にも大勢いるのである。老人、病人、生活困窮者。
そういう人々を置いて自分だけ安全圏に逃れようとしたとき、生命は
助かったとしても、彼らは人間として死んだも同然の存在になるだろう。
そこをきちんと描いているのにも、再見で改めて気がついた。

 もちろん、たいした根拠も無しに人々の不安を煽ってはいけないが、原発事故に不安を感じて「安全圏」に避難すること自体に問題はないのではないか。何が危険であるかを判断する基準は人によって違うのだ。
 しかも、「弱者を置いていくのは良くない」という理屈は、避難した人間を責める意味合いがあるので感心できない。「サバイバーズ・ギルト」を知らないのだろうか。
 ちなみに、東日本大震災関連の唐沢俊一の言動については、夏に出す本の中で総括する予定である。震災以前の言動と比較するとなかなか興味深いので。


神は沈黙せず(上) (角川文庫)

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ウィキリークス以後の日本 自由報道協会(仮)とメディア革命 (光文社新書)

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