唐沢俊一検証blog

唐沢俊一氏の検証をしてきたブログ(更新は終了しました)

唐沢なをき検証blog8。

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・初めての方は「唐沢俊一まとめwiki」「唐沢俊一P&G博覧会」をごらんになることをおすすめします。
・1970年代後半に札幌でアニメ関係のサークルに入って活動されていた方、唐沢俊一に関連したイベントに興味のある方は下のメールアドレスまでご連絡をお願いします。

karasawagasepakuri@yahoo


 唐沢俊一スレッド@2ちゃんねる一般書籍板には相変わらず「荒らし」が出没している。「アンチは売れないライターが多いんだろうね」とか「唐沢に嫉妬している」とかズレたことしか言わないのでスレッドの住人にも冷笑されているのだが、どうやらこの「荒らし」は同じ2ちゃんねる一般書籍板の日垣隆スレッドにも出没しているようなのだ。
 例その1。唐沢スレ。

459 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2011/01/15(土) 02:08:01
アンチってすぐ本人妄想とか自演妄想の発作起こすよね。
なんか2ちゃんが本人に伝わる魔法の掲示板とでも思っているんだろうな。
おまけに売れないライターが多いのだろう。

 日垣スレ。

374 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2011/01/15(土) 02:07:21
アンチってすぐ本人妄想とか自演妄想の発作起こすよね。
なんか2ちゃんが本人に伝わる魔法の掲示板とでも思っているんだろうな。


 例その2。唐沢スレ。

480 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2011/01/15(土) 14:39:30
アンチってやっぱり売れないライターが多いんだろうな。
眠田とか、あんな奴がのさばって、どうして俺が、みたいな嫉妬心がにじみでてていて笑える。
まあ、無意識のうちに自分の惨めさに気づいているんだろうケド。

 日垣スレ。

405 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2011/01/15(土) 14:37:56
やっぱりアンチって売れないジャーナリストやライターが多いんだろうな。
あんな奴が売れて、みたいな嫉妬心丸出しで笑った。

 文言がソックリなうえに書き込みの時間もかなり近い。同一人物の仕業でしょうね。

 …しかし、唐沢俊一日垣隆を擁護する人ってどんな人なのかなあ。2人の共通点といえば幻冬舎新書で盗用が発覚した自己愛の強いヒト」くらいしか思い浮かばないが…。それにスレッドに関係無しに投稿している愉快犯の可能性もあるかな。


 さて、今回こそ冬コミのレポートを!と思っていたら、『コミックビーム』今月号掲載の唐沢なをき『まんが極道』第58話唐沢俊一ウォッチャー必読の内容になっていたので、こちらを紹介することにする。今回のタイトルは「うそつきくん」。…ほら、タイトルからしてヤバそうでしょ?


 今回の主人公・門鳥ムツオは病的なウソツキなのだが、息子を溺愛している母親は彼を叱ることができない。
 漫画ばかり読んでろくに勉強していなかったものだから当然大学に落ちたムツオは予備校に通うことになる。予備校の友人達に「ギョーカイ」の裏話を教えて一目置かれるようになるが、次第に友人達は彼をバカにしはじめる。

…なんかおかしくないか あいつの話


ウソくせぇよなー


「少年青虫」にも「少年赤虫」にも「少年蛆虫」にも「少年ゴミムシ」にも「YOUNGコガネムシ」にも息のかかった編集がいるって


業界のドンかよあいつは


まーいいんだけどね テキトーに聞いてるぶんには

 唐沢俊一の話も「テキトーに聞いてるぶんには」いいのかもしれない(岡田斗司夫も同様)。検証されるとボロボロになっちゃうんだけども。


 ムツオはそのうち予備校にも通わなくなってしまい、それが父親にバレて「もう金出さないからな」と言い渡されてしまう。で、ムツオは「匿名掲示板で評論活動(もどき)」を始める。そんなことで評論家になれるはずもないのだが、母親は息子を「やればできる子なんですから」と暖かく見守るのであった。

不思議なもので、こういう場でテキトーに人の悪口を書いていると、根拠もなくなんだか自分が偉くなったような気がしてくるのだった。

そして、そのうちまわりの人間も「こいつはなかなかいいことを言う」と勘ちがいし始め、オフ会にさそわれたりなんかするのだった。

 『ぴあ』の「ガンダム論争」や「アニドウ」の会誌への投稿みたいなものかな。これは自分も注意することにしよう。


 ムツオはオフ会で居合わせた女の子に雑誌で匿名の評論を書いていると言って(もちろんウソ)歓心を引く。

ぼくはね
ぎょうかいのうらかたにてっするスタンスなのさ


こういう立場に居ないとしんのいみのひひょうというものはできないのだから

 「プロデュース論」を思い出した。ムツオはウソを突っ込まれないようにこういう風に言っているわけだけど、そういう意味では「プロデュース」というのは便利な言葉である。唐沢の場合は「プロデュース」どころか「プロデョーヌ」になっているのかどうかも怪しいが。


 その後もムツオはオフ会でもっともらしいことを言っては女の子を食いまくる。

いやそもそも
さっこんのしゅっぱんふきょうのげんいんはさ


まんがかがおもしろいまんがかかなくなったからであってさ


むかしはおもしろいまんががたくさんあってさ

 煮てさ焼いてさ食ってさ。

 …どこかで読んだことのある陳腐な理屈だし、こんなことを言われたら漫画家はたまったものではないのだけど、飲み会の参加者たちは「なるほどなあ」「いいこというなあ」「カッコいいなあ」と感心しているので、飲み会の人気者になるのは案外簡単なのかもしれないし、逆に言えば飲み会でチヤホヤされてもいい気になってはいけない、ということなのかもしれない。…ええ、もちろん、「ある人物」を念頭において書いてますよ?


 だが、やがてムツオのウソはバレてしまい、

言いわけ男
言いのがれ男


人間のクズっ
ペテン師っ
ホラ吹きドンドンっ

 と責められる羽目になる。…これも「ある人物」とカブるな。そして、最後には実にイヤーなオチがつくわけだが、これは実際に読んでみてほしい。


 …いやー、もしかすると「実録・唐沢商会は既にスタートしているのかもなあ。どうしても1コマごとに「ある人物」を連想してしまう。ただ、「ある人物」が女の子を食いまくっていたとは思えないから、やっぱりフィクションではあるんだろうけど。
 そんな感じで唐沢俊一ウォッチャー必読の『まんが極道』第5巻が来月発売されるので、みんな読もう!(なぜか宣伝)


月刊コミックビーム 2011年2月号 [雑誌]

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まんが極道 5 (ビームコミックス)

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内村プロデュース 劇団プロデョーヌ旗揚げ公演 お笑い真夏の夜の夢 完全版 [DVD]

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あんたがたどこさ―おかあさんと子どものあそびうた

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