唐沢俊一検証blog

唐沢俊一氏の検証をしてきたブログ(更新は終了しました)

雑談疾風録。

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・初めての方は「唐沢俊一まとめwiki」「唐沢俊一P&G博覧会」をごらんになることをおすすめします。
・1970年代後半に札幌でアニメ関係のサークルに入って活動されていた方、唐沢俊一に関連したイベントに興味のある方は下のメールアドレスまでご連絡をお願いします。

karasawagasepakuri@yahoo.co.jp


ラジオライフ』2011年1月号に唐沢俊一の連載は載っていなかった。リニューアルもされなかったわけだ。2年前の盗用発覚時には擁護していたのになあ。何故今なんだろ。
 なお、今年だけでも、『唐沢俊一のトンデモクロペディア』(フィギュア王)、『世界ヘンタイ人列伝』(熱写ボーイ)、『社会派くんがゆく!』(Web連載)、そして『唐沢俊一のトンデモ都市伝説探偵団』(ラジオライフ)、4つも連載が終了している。そして、去年6月の『博覧強記の仕事術』(アスペクト)を最後に単著も出ていない。出版不況はだいぶ深刻なようだ。そういえば、「延期」になったはずの三越カルチャーサロンの講座も今年はやらなかったのだけど。


・『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』、アニメ版では盗作のエピソードをやらないようだ(「おかま」事件の影響?)。その代わりに、原作を改変して「原作改変」をテーマにした話をしたというのもなかなか凄かったけど。
 でも、原作はいい話なんだけどなあ。黒猫が可愛いし。唐沢俊一ゴスロリ美少女に面と向かって罵倒されればいいのに。…いや、それだと逆にご褒美になっちゃうから、ヴィンセント・ギャロそっくりの長髪ヒゲ男に冬コミで罵倒されるというのはどうだろう?(BGMはイエス『燃える朝焼け』) 冬コミまで髪とヒゲを伸ばしっぱなしにすれば自然に似てくると思うので。「オールバックにスーツ」以外のコスプレもそろそろ開拓せねば(謎の義務感)。


・『平成極楽オタク談義』第八夜「海外テレビまんが」の回を見た。内容については特に気になる点はなかったが、ゲストの眠田直がとてもおとなしかったのが気になった。「オタクアミーゴス」のイベントでもこんなにおとなしいの? こんな人が「オタクアミーゴス」会議室で伊藤剛さんに対して攻撃的な文章を書いたり、あげくの果てに伊藤さんのブログに誹謗中傷を書き込むのだから、人間って本当にわからない生き物だ。


・同じく『平成極楽オタク談義』第六夜の感想にいろいろ追加。
 唐沢俊一は「小松左京の本を読んでいたおかげで現代思想や哲学といった「虚学」にハマらなくて済んだ」と言っていたが、『威風堂々うかれ昭和史』(中央公論新社)をチェックしてみたら、小松左京は学生時代に『存在と時間』『存在と無』などを読んでいたことを告白している。あれだけ博学な人には何らかのバックボーンがあるはずだ、と想像できないのがおかしいし、自分の理解できないものをくだらないと決め付けるのもおかしい(逆に理解できないものを持ち上げるのもおかしいけれど)。
 もうひとつ気になっていたことがあって、唐沢と岡田斗司夫小松左京が大学でイタリア文学を専攻していたことについて、筒井康隆が「ラテン文学」に傾倒したことと関係があるのでは?と言っていたが、筒井康隆がハマったのはラテンアメリカ文学だからあまり関係がないのでは。筒井さんはイタロ・カルヴィーノアルベルト・モラヴィアは好きだったみたいだけど、「イタリア文学」として読んでいたわけでもないようだし。『BSアニメ夜話』での「『エヴァ』は純文学」発言にしろ、文学の素養がない唐沢と岡田が文学について語るのはいかにも危なっかしい。


・『社会派くんがゆく!』の過去の単行本をチェックしていたら、ブーメランを大量に発見してしまったので処理に困っている。近いうちに紹介します。


韃靼疾風録〈上〉 (中公文庫)

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ラジオライフ 2011年 01月号 [雑誌]

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バッファロー'66 [DVD]

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こわれもの

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威風堂々うかれ昭和史

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存在と時間〈1〉 (中公クラシックス)

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存在と無〈1〉現象学的存在論の試み (ちくま学芸文庫)

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レ・コスミコミケ (ハヤカワepi文庫)

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倦怠 (河出文庫)

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