やおい君の日常的でない生活。
明日(11月5日)は『パタリロ!』と『May探偵プリコロ』の新刊の発売日。
『週刊新潮』11月11日号の「日本国内10万人「腐女子」が読み耽る電子書籍「ボーイズラブ」」という記事で唐沢俊一がボーイズラブの歴史について解説している。
BLという言葉がなかった70年代後半、少年同士の愛を描いた竹宮惠子の『風と木の詩』という作品が大ブームになります。これを引き継いだのが、男の同性愛を描いた少女向け漫画誌の『JUNE』。そこから直接的な性描写で構成される“ヤマなしオチなし意味なし”の『やおい』作品が人気となるのです
気になるところはいくつかあるが、おじさん向け週刊誌の解説としてはこんなものかなあ、とも思う。『新潮』がオタクネタをたびたび取り上げるのは不思議だけど。いったい誰が得をするのか。
ただし、唐沢俊一に忠告しておきたいのだが、週刊誌にコメントをするときはウィキペディアを見ない方がいい。釘宮理恵のときもウィキペディアに頼っていたが、今回もウィキペディアの「やおい」を貴様! 見ているなっ!
やおいの語源としては、作品のほとんどが直接的な性描写のみによって構成されることから「ヤマ(山場)無し」―(や)、「オチ無し」―(お)、「意味無し」―(い)を繋いでそう呼ばれるようになったとされる
「直接的な性描写」がカブっている。昔『JUNE』で連載を持っていたんだから(『トンデモ美少年の世界』)ネットに頼らなくてもわかるだろうに。
なお、今週号の『週刊新潮』では「ゴッドハンド」藤村新一の現状が紹介されているが、ウソをつくと後が怖い、とつくづく実感させられた。
・タコシェにて夏コミの新刊『唐沢俊一検証本VOL.3』、『唐沢俊一検証本VOL.0』通販受付中です。また、既刊『唐沢俊一検証本VOL.1』、『唐沢俊一検証本VOL.2』、『トンデモない「昭和ニッポン怪人伝」の世界』も通販受付中です。タコシェの店頭でも販売しています。
・初めての方は「唐沢俊一まとめwiki」、「唐沢俊一P&G博覧会」をごらんになることをおすすめします。
・1970年代後半に札幌でアニメ関係のサークルに入って活動されていた方、唐沢俊一に関連したイベントに興味のある方は下のメールアドレスまでご連絡をお願いします。
karasawagasepakuri@yahoo.co.jp
- 作者: 魔夜峰央
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 1986/08
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 18回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
- 作者: 魔夜峰央
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2010/11/05
- メディア: コミック
- クリック: 16回
- この商品を含むブログ (13件) を見る
May探偵プリコロ4 (Feelコミックス ロマ×プリコレクション)
- 作者: 魔夜峰央
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2010/11/05
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 10回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
- 作者: 竹宮惠子
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 1995/03/01
- メディア: コミック
- クリック: 53回
- この商品を含むブログ (27件) を見る
超像可動 「ジョジョの奇妙な冒険」第三部 11.DIO (荒木飛呂彦指定カラー)
- 出版社/メーカー: メディコス(Medicos Entertainment)
- 発売日: 2009/11/30
- メディア: おもちゃ&ホビー
- 購入: 8人 クリック: 75回
- この商品を含むブログ (13件) を見る
トンデモ美少年の世界―あなたを惑わす危険な人々 (光文社文庫)
- 作者: 唐沢俊一
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 1997/10
- メディア: 文庫
- クリック: 114回
- この商品を含むブログ (19件) を見る