『スクール革命!』を観てみた。
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9月5日に日本テレビ系で放送された『スクール革命!』に唐沢俊一が出演していた。「知って驚き! 名前の雑学」というコーナーにゲストの「先生」として登場した唐沢はあれこれ雑学を披露していたのだが、基本的には『世界一受けたい授業』の時と同様に用意されたネタを読み上げていただけのようだ。番組の公式サイトに雑学が紹介されているので興味のある人はチェックしてほしいが、ユーゴスラビアのサッカー代表の話は『トリビアの泉』でもやってた(№166)から、これは唐沢が用意したネタなのかも。「田中宏和」は『クマグス』でやってたな。
唐沢俊一と一緒にケンドーコバヤシが「先生」として登場したので、司会の内村光良が「唐沢さんが先生なのはわかるけど、どうしてケンコバが?」と言っていたけど、自分にはどうして唐沢が「先生」なのかわかりません。ちなみに、ケンコバが「先生」なのは本名が「髑髏林禿鷹丸」という珍名さんだから(すぐにオードリー・若林に突っ込まれていた)。
さて、番組内で唐沢が「オードリー」には「貴族が持つ精神の強さ」という意味があるという雑学を披露したところ、「諸説あります」というテロップが出たので、「ああ、『給与明細』再びか…」と思ったものだが、他にも「佐藤」という苗字の由来についても番組で紹介された以外の説(藤原秀郷が佐野に住んでいたことに由来する説など)がある。どうもこの番組は「諸説」の扱い方がズサン。
その次に「実在する珍しい苗字・名前」のコーナーになって、唐沢が優木まおみに「九」という苗字の読み方を尋ねたところ、優木まおみは「とのまえ」と間違った答えを言ってしまったのだが、唐沢は「ある意味正解です」とよくわからないフォローをして、すぐさまケンドーコバヤシに「でも不正解ですけどね」と突っ込まれていた。なんだろう、「ある意味正解」って。とはいえ、優木まおみは「十八女」という苗字を「きむすめ」と読んだり、「金玉落としの谷」と躊躇なく読み上げたりしていたので、贔屓したくなるのよくわかる。
ただ、気になるのは、このコーナーで紹介された苗字や名前が実在する証拠が全くないことで、本人を出さないのならどんな珍名も作り放題なのだから、はっきり言って意味がないと思う。それならシバイタロカ博士や馬美人魚熊三郎だって実在するかもしれないって。実際のところ「幽霊苗字」という問題もあるようだしね。
あと、番組の前半で珍名の由来について唐沢は「つける苗字がなくなって言葉遊びでつけるようになった」と言っていたのに、その後で富山県新湊に珍名が多く存在するのは「職業や趣味にちなんでつけられた」と説明されていたのは微妙に矛盾しているような気が。そもそも「つける苗字がなくなる」という状況がよくわからないけど。
総じて見れば無難に与えられたネタを読み上げていたといっていいと思うが、番組の後半でケンコバがコーナーを担当するようになってからは全くしゃべらなくなってしまった。唯一、「金玉落としの森」を紹介するときに「昼の番組でこんなことを言っていいんですかね?」と「鬼畜」らしからぬ心配をしていたけど。
もっとも、「無難にこなしていた」というのを肯定的に捉えるか、否定的に捉えるか、という問題もあって、もっと芸人に突っ込まれた方がよかったのでは?とも考えられる。テレビ慣れしていない文化人がいじられてブレイクすることって結構あることだし。『スクール革命!』では唐沢俊一そっちのけで芸人とジャニーズが盛り上がってウッチャンが「お前らちゃんと話を聞け!」と怒るという展開が何回もあって、これは唐沢がいじりがいのないキャラだと判断されたせいだろう。まあ、当ブログへの対応を見る限りでも、唐沢俊一はいじられるのが嫌いなようだが、今のバラエティ番組に向いているかどうかは微妙なところだ。「ワシントン殺人事件」を見る限りでも天然キャラとしてのポテンシャルは高いと睨んでいるので、正直惜しいと思う。
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