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「お笑い芸人のちょっとヒヒ話」8月10日のエントリーにフジテレビの吉田正樹プロデューサーがラジオ番組で『トリビアの泉』制作秘話を語っていた時の模様が書かれていて非常に興味深かった。詳しくはリンク先を参照していただきたい。
唐沢俊一と『トリビアの泉』の関係について取り上げた『検証本』VOL.2で『トリビア』のスタッフは番組を放映する事が決まってから唐沢に連絡を取ったのでは?と推測していたのだが、吉田プロデューサーの発言を知って、やっぱりそうなんじゃないか?と改めて思った。まあ、唐沢俊一は『トリビアの泉』を自分が作ったかのように発言しているんだけど。一例として『編集会議』2003年12月号での発言を紹介しておく。
若い編集者に露骨に言われたことがあるんですよ。「最近は唐沢さんみたいにたくさん物を知っているというのは流行らないんですよ」って。知識欲自体がダサい、と。要するに、いまは無知というものが恥でも何でもないし、逆に人生に変にこだわり持って無駄な知識を溜め込むと、ウンチクばかりでおもしろくないんだそうです。ノリだけで充分なんだ、と。
で、その反発もあって『トリビアの泉』を始めました。やってみた感想は「ほら、まだみんな知識欲があるじゃないか」。出版の人間としては、もう少し凝ったほうがいいのでは? と思うこともありますが、二ひねり三ひねりすると視聴率が取れないみたいです。誰でも予想のつく範囲から、一ひねり半くらいがちょうどいいと、テレビ局の人は憎らしいほどそのさじ加減を知っているんですよね。
また『博覧強記の仕事術』(アスペクト)P.168より。
私をここまで有名にしてくれたのは、やはりテレビ番組『トリビアの泉』であろう。
『トリビアの泉』は私の著書『トンデモ一行知識の世界』(ちくま文庫)から始まった番組であるが、この本は私にしては大変「薄い」本である。
それは私も意識してやったことなのだが、それまでの私のファンは「濃い」人が多かったので、「あんなのはカラサワじゃない」「見損なった」とずいぶん言われたものである。
この文章は吉田プロデューサーの発言と矛盾しているような…。
『トリビアの泉』ほどの人気番組ならもっと情報があるはずなので、この件については引き続き調査していきます。
学生の頃はポールに似ていると言われていたっけ(遠い目)。
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