いよいよ夏コミ!
コミックマーケット78に参加します!
3日目(8月15日/日曜日)東2ホールO-39a「西理研」です。
新刊『唐沢俊一検証本VOL.3−オタク編−』『唐沢俊一検証本VOL.0−アマチュア編−』、既刊三冊全て定価1000円で販売します。
・タコシェにて『唐沢俊一検証本VOL.1』、『唐沢俊一検証本VOL.2』、『トンデモない「昭和ニッポン怪人伝」の世界』、通販受付中です。タコシェの店頭でも販売しています。
・初めての方は「唐沢俊一まとめwiki」、「唐沢俊一P&G博覧会」をごらんになることをおすすめします。
・1970年代後半に札幌でアニメ関係のサークルに入って活動されていた方は下のメールアドレスまでご連絡をお願いします。
karasawagasepakuri@yahoo.co.jp
「唐沢俊一にも会わないし、今回はコスプレしなくていいかなあ」と思いつつ部屋の片づけをしていたら、1年前一度かぶったっきりの唐沢帽を発見してしまった。…うん、こうなったらやるしかないか。頭から袋をかぶったら村崎百郎のコスプレになるのかもしれないけど、当日は35度に達するというのでヤメ。来場される皆さんもしっかり準備してください。
夏コミ用の新刊が自宅に届かないので「もしやこれがトラップ?」と思っていたら、予備を含めて全部会場に送ってしまったようなので、今回は実物を拝めないまま新刊の紹介をすることに。ミスがなければいいんだけどなあ。
1冊目は『唐沢俊一検証本VOL.3−オタク編−』です。タイトル通りに「唐沢俊一って本当にオタクなの?」と考えてみた本です。表紙は青地に白い文字です。最初は赤地に黒い文字だったけど思いのほか怖くなったのでやめました。本編は以下の通り。
第1章 伝説の作品の伝説
CASE 01:『宇宙戦艦ヤマト』はわしが育てた。
CASE 02: ヤツはとんでもないものを盗んでいきました。
CASE 03: 恐怖ガセビア男
第2章 先生知らないの?
CASE 04:ガン!ガン!ガン!ガン!
CASE 05:あばよパクリ、よろしく検証。
CASE 06:わが征くはガセの大海。
CASE 07:ジャンクなこいつはリタイア。
CASE 08:イッツ・ノット・暗喩―ジュアル。
第3章 リアル嫌オタク流
CASE 09:秋葉原脳内革命。
CASE 10:すべてのオタクは食い物にされる?
CASE 11:キル・ザ・オタク。
以上、当ブログのエントリーをベースにしつつ大幅な再構成を行っています。『ヤマト』に関しては新たな資料をいくつか用いているので、なかなか興味深い話になっているかと思います。唐沢と岡田斗司夫の「オタク対談」が本当にヒドいので、これだけで1冊本を出してみたくなったり。あと、脚注も無駄につけていて、「ラッキースケベ」「あずにゃん」などの単語の意味がよくわかるようになっているかと。…検証と関係ないじゃん。
また、「2010年上半期唐沢俊一重大ニュース」と題して、冬コミから今までに起こった事件について説明しています。下半期は既に「村崎百郎死去」「夏コミトラップ事件」が起こってしまっているのだけど…。
そして、もう1冊は『唐沢俊一検証本VOL.0−アマチュア編−』。プロになる前の活動について扱っているので「ゼロ」というわけ。こっちの表紙は黄色地に黒い文字。内容は以下の通り。
第1部 1981年の祭り
第1章 1981年1月2日号
第2章 1981年2月27日号
第3章 1981年5月7日号
第4章 さまざまな反響
第5章 1981年7月31日号
第6章 手塚治虫と富野由悠季は何を語ったのか
第7章 論争の終結とその後の唐沢俊一
付録 唐沢俊一の『ゴジラ』論について
第2部 『FILM1/24』の唐沢俊一
第1章 1978年
第2章 手前の阿呆タナに上げて
第3章 アニメ百馬鹿
第4章 TVアニメのいろいろについて
第5章 命名考
まとめ
付録 唐沢俊一投稿関連史
第1部で『ぴあ』への投稿、第2部でアニドウの会誌への投稿をそれぞれ取り上げています。この本もやはり当ブログのエントリーをベースにしていますが、第1部では「ガンダム論争」の後日談と、唐沢俊一が『ゴジラ』を否定し後に転向することになった経緯について書き下ろしで説明しています。第2部では『ベティ・ブープ』『ホビットの冒険』の感想文について新たに取り上げています。あと、時系列を簡単にまとめた「唐沢俊一投稿関連史」も作成してみました。冬に出す予定の『VOL.4』では年譜を作成するつもりなので、予行演習という意味もあります。
夏コミで新刊を購入していただいた方には冬コミで家に忘れてしまったおまけに「検証こぼれ話2010年夏」と題したペーパーをつけてお渡しします。得になるようなならないような話が載っています。…ネタもやりたかったんだけど、うまく行かなかったので冬にまわすことに。『盗賀忍法帖』というのを考えたものの、マニアックになりすぎたので保留中。唐沢問題は風太郎忍法帖並みに怪人物が続々出てくるから合っているとは思うけど。
そして、タコシェにも委託してあるので、コミケに行けない方はそちらで入手していただきたいと思います。コミケ=150冊、タコシェ=250冊なので、十分足りるはずです。なお、コミケには既刊三冊を少々持って行くので、まだお持ちでない方はこの機会にぜひ。
既に書いてきたとおり、今回のコミケは特殊な状況になっているので、いくつか注意事項を書いておくことにします。
まず第一に当日は猛暑になることが予想されますので、来場される際にはしっかりとした準備をすることが必要です。特に水分補給には気をつけてください。
次に、高森圭氏から「トラップ」を解除したという連絡がない以上、何らかの妨害があるかもしれないので、その点には注意してください。コミケ準備会の方にも警戒していただいてますが、それでも何があるかはわからないので油断はできません。
それから、唐沢俊一から「検証blogの関係者との接触を断る」旨の連絡を受けていることを考慮して、唐沢俊一を刺激しないようにお願いします。たとえば、今回の新刊を手渡しするなどの行為は控えていただきたいと思います。新刊はしかるべき時期に自分が唐沢に直接手渡しするつもりですので。どの程度から「検証blogの関係者」になるのか、どの程度から「接触」になるのか判断できないため、そこはみなさんの良識を信じるしかありませんが、どうか唐沢俊一にはやさしくしてあげてください。…「鬼畜」を気遣うというのもおかしなものだけど。
それから、個人的な話をいくつか。
まず、今回はこのような状況なので、早目の撤収を予定しているのでその点はご注意ください。3時4時までは残っていないと思います。
それから、自分に用事があるという方は事前にコメント欄かメールでご連絡をお願いします。「こんにちは! 俺のこと知ってるよね?」といきなり来られても困っちゃうので。
あと、夕方から「検証イベント」に参加しますが、終了後はさっさと帰りますのでその点はご了承下さい。いや、なんか探偵を雇って自分を調査しようとしている人もいるらしいので(事実かどうか怪しいけど)一応気をつけておくべきかと。そのかわりイベントでは今回の件や新刊に関連した話をいろいろやるので。
こういうときこそ「普通」にやることが大事だと思っています。それでは、15日、東2ホールO-39a「西理研」でお会いしましょう。
- 作者: 山田風太郎,寺田克也
- 出版社/メーカー: 角川書店
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